昨日は、コーナー窓にバーチカルブラインド(タテ型ブラインド)の納め方に
ついて書きました。
これが正しいやり方だとか、これが正解というのはなくて、こういったものは
施工店のセンスと判断によるものです。
当店でも、すべて同じやり方をしているわけではなく、現場によっていろんな対応を
しています。
こういうやり方もあるんだなぁと思って参考にしていただければありがたいです。
今日はロールスクリーンのコーナー窓の納め方についてです。
1)一般的なやり方
一般的にコーナー窓は、どちらかを長くして、もう一方を短くします。
ロールスクリーンは通常は巻き上げ径の後ろ側から生地が降りてきますので、
ロールスクリーンの角同士の突き付けより、どちらか一方を長くした方が
隙間が少なくなります。
そうすると、コーナーの生地と生地の隙間が7~8㎝ぐらいあきます。
これは、ロールスクリーンの特性なので、事前によく説明をして納めてきました。
2)どちらか一方のロールスクリーンの生地を前から降ろす
ロールスクリーンは一般的には後ろ側から生地が降りるのですが、前から
降ろすようにすることもよくやります。
国内主要メーカー3社の呼び方は違いますが、当店では「逆回転仕様」と言っています。
コーナーの場合は、どちらか一方だけ前から生地を降ろすやり方をする場合も
あります。
上の画像はコーナーで右側のロールスクリーンは前から生地が降りるように
して、左側は後ろから降りるようにしています。
こうすることによって、隙間が両方後ろから降りるよりコーナーの隙間は
小さくなります。
なぜ、両方とも前から降りるようにしないで、左側だけ後ろから降りるように
したかというと見た目の問題です。
ドアから部屋に入ったときの目線を考慮しています。
生地が前から降りていると、壁から生地が離れているので見た目的に
どうかなと思ったのです。
こちらに関しては、カーテン夢工房のスタッフブログをお読みください。
3)両方のロールスクリーンの生地を前から降ろす
コーナーの窓にロールスクリーンを取り付ける時に両方とも生地を前から
降ろすやり方もあります。
このやり方が、コーナーの隙間が一番小さくなります。
その分は生地の垂れる位置が壁よりかなり前に来ます。
この現場は吹抜けでちょうどよかったのですが、取り付けるところによっては
見た目が重要になってきますので、これが正解というのもなく、現場に応じて
対応していかなけばなりません。
当店は現場主義
エンドユーザーファースト
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