TOSTEM×川島織物セルコン VS YKKAP×トーソー その1

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3月4日  サッシの日

       ミシンの日

       「いらっしゃ~い」の日

すべて3と4の語呂合わせ。「いらっしゃ~い」は桂三枝さんより

そんなわけで、サッシメーカーがインテリアのメーカーに「いらっしゃ~い』した話を書いてみます。

先日のブログで書きましたが、昨年11月に川島織物セルコンが住生活グループと業務・資本提携をしまして、川島織物セルコンが熱心にトステムの内窓「インプラス」の営業をしております。

それに対して、トーソーはYKKAPとOEMで内窓「インテリアウインドウ」を2月1日に全国12都道府県限定で販売をいたしました。

インテリア業界で2社が内窓の販売を開始したことによって、私なんかは今までまったく知識がなかったのですが、勉強するようになり、自宅にも取り付けて販売を開始しました。

内窓で代表的なのがトステムの「インプラス」とYKKAPのプラマードUです。

内窓は昨年からブームになっています。それは住宅エコポイントの対象商品で中窓程度で12000のエコポイントがつきます。

住宅エコポイントは今年1年延長されましたので、内窓を取り付けてもお買い得感があります。

実際、私も取り付けましたし、取付けた人のお話を伺っても評判はすごくいいです。

内窓の効果として 

1)断熱効果

2)遮熱効果

3)結露抑制効果

4)防音効果    

に おいて成果を発揮します。


ここからは【ちょっと業界向け】


川島織物セルコンはトステムの「インプラス」のPRにすごく熱心です。ツイッターでもかなり話題になっていましたが、営業員には相当圧力がかかっているようです。このぐらい本業のカーテンの営業も熱心にしたらいいのに思うぐらいです。

川島織物セルコンはせっかくトステムと提携したのだから、もう少し主体性をもってPRすればいいと思うのですが、トステムのなすがママきゅうりがパパ状態です。

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(画像はクリックして、もう一度クリックすると拡大します。)

提携記念チラシで、「窓とカーテン一緒にリフォームしませんか」と訴えています。

窓ありきで、窓を替えて、そのエコポイントで、即時交換してカーテンを替えましょう というものです。

そのチラシの裏側

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(画像はクリックして、もう一度クリックすると拡大します。)

そのカーテンは昨年10月に発売をしたプルミエという見本帳で、最も価格ランクの低い商品を提案しています。

価格ランクがAからHまであるらしく、Aが一番高いのですがその中で川島織物セルコンの提案はGとHの低価格のものです。

これはインテリア業界の片隅で生活する私どもにとりましては、ひじょうに寂しいことです。
インテリア業界でファブリックを語れる唯一のメーカーとして、もっといいものを提案してくれないのでしょうか?

インテリア業界のメーカーとしては、まずはいいカーテンの提案があって、ついでに内窓をつけるとエコポイントの即時交換でカーテンがお買い得になりますよといってほしいのです。

私どもはこういう発想で内窓を販売していきたいと思っています。

それに対してトーソーは、YKKAPのプラマードUをオリジナルブランド「インテリアウインドウ」として販売しただけに独自のものがあり、レールメーカーとしての提案があります。

続きは後日

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コメント

  1. アイーダ より:

    結露対策なら、内窓の前にカーテンに裏地をつけてみるという選択肢はないのでしょうか?
    写真で見る限り、内窓をプラスすると室内からの美観が悪くなる感じです。社長さん宅のように内側に出っ張るのであればさらにそう感じます。
    寒冷地や山間ならばともかく、関西の街中であればカーテンの裏地は断熱・結露対策として有効ですよ。
    防音効果もうたっていますが、これをつければ集合住宅でピアノもOKと勘違いする人がいるんじゃないかと危惧します。

  2. 名無しさん より:

    裏地は断熱に有効ですが、カーテンの窓側・部屋側で気温差が生じるということでもあります。

    裏地無しでも言えるのですが、カーテンの隙間から対流が起き、窓ガラス側の熱で空気が冷やされ、水蒸気が飽和し結露します。

    結露対策は部屋側に面するガラス自体の温度を上げるか、部屋内の水蒸気を遮断するかのどちらかになります。

    と、先日窓周りセミナーでのお話がありました。こちらの方が理屈にかなっていると思います。
    (カーテンの有無に限らず、温度差と水蒸気がある以上結露は発生する)

    裏地の有無のみ同条件で私は試していないので、変わるのかは、気になります。

  3. アイーダさま、名無しさま、コメントありがとうございます。

    名無しさまがおしゃるように裏地をつけることによって断熱効果はありますが、結露防止にはなりません。むしろ、温度差がでまして結露しやすくなると思います。

    防音効果に関しましては、人それぞれ感じ方が違いますが、数字的にいうと、一重窓の場合、外がきわめてうるさい時で80デシベル、窓を閉めると55デシベルぐらいです。

    その環境で内窓をつけると40デシベルぐらいになります。これは静かな公園にいる状況と同じです。

    私の自宅は、リビングは最初から二重窓で音に関しては、窓を開けた時、一重の時、二重に閉めた時の違いはまったく違います。

    外に対する防音はかなり効果があります。

    集合住宅におけるピアノ音は、壁を伝わっていきますので、上下階の方や隣にも効果はないと思います。
    戸建て住宅ならば効果はあります。

  4. 突然訪問します失礼しました。あなたのブログはとてもすばらしいです、本当に感心しました!

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