上飾り(ペルメット)付きのカーテン

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マンションのカーテンボックスの上飾り(ペルメット)を取り付けました。

カーテンボックスの高さが2250ミリで、あまり大きな上飾り(ペルメット)を取り付けると開口部を狭くしてしまうし、ストレートならばかわいくないしということでお客様の要望でこんな感じの上飾りにしました。

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ストレートにフレンジをつけて、サッシの所でギャザーテープで絞って変化を付けてます。

生地はインハウスのヒット商品ノルマンディ(IH085-02)です。
この商品はモアレにドット柄で、人気のある商品ですが綿57%、ポリエステル43%で、水洗いでタテ3.3%、ドライクリーニングでタテ0.5%縮むのです。

昔からある商品でよく売れていると思いますが、吊っているだけでも縮みます。

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そのため、あらかじめ長めにつくってアジャスターフックで調整できるようにしています。

床はギリギリすらない丈にして、上はカーテンボックスですが、少し長くつくってアジャスターを下げています。

こうすると、開閉はしにくくなるので、レールを少しガラス側に移動したりして工夫はしています。

綿商品なので、裏地をつけています。

CIMG8285裏地はポリエステル100%のもので、収縮率が違いますので無双縫製(正確に無双縫製というと折返しの部分で裏表同じようにみえるように折り返すことをいいます。

カーテンの場合は袋縫いをして2~3センチ中で幅継ぎをしてこれも無双縫製というような言い方をしています。

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耳の部分は本縫いでたたかないようにします。

もしこの生地の組み合わせで耳を本縫いをしますと、収縮率が違ってきますので、表側の商品は縮み、裏のポリエステルの裏地は縮まないのでヒゲがはえてきます。

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画像はクリックすると拡大します。

上の写真は、同じインハウスのノルマンディで耳の部分をたたいているとこのようになります。表側の生地だけが縮んでいます。

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