洗濯

実験シリーズ② 簡易型形態安定加工の洗濯実験 途中経過

5月3日憲法記念日です。


昨日のブログで簡易型形態安定加工について、よく洗濯をすると3~5回ぐらいで型が崩れると言われていると書きました。


当店でははたしてそうなのかどうかを実験をしています。まだ、途中経過で3回しか実験をしていませんが報告します。


メーカーの縫製においても、簡易型形態安定加工の機械が違いますので、各メーカーに聞いても答えはバラバラです。川島織物セルコンは3回程度、東リも3回、住江織物は2回、シンコールは4~5回ぐらいの洗濯で形態安定の型が崩れると言っています。


実験データ


 


 


 


 


 


 


 


 


 



これは平成18年に富山県工業試験センターで実験したデータです。(ジャパンテックスでメーカーのラポージュのブースでいただきました。)洗濯したあと、両端を持って広げて離すと何センチの広がりになるかを調べたものです。


形態安定加工をしたものは洗濯する前は27センチ、1回目34センチ、2回目38センチ、3回目38センチ、4回目39センチ、5回目41センチになっています。


未加工のものは洗濯する前が35センチ、1回目51センチ、2回目49センチ、3回目49センチ、4回目47センチ、5回目48センチとなっています。


この実験では形態安定加工をしたものも、洗濯するたびに少しずつ広がっていく結果がでています


メーカーがいう3~5回ぐらいの洗濯で型が崩れるというのは正解です。でも私は5回以上しても大丈夫だと思っているんです。誤解のないようにいっておきますが、この実験は1日で連続してやったものです。


5回洗濯するには1年に1回しても5年はかかります。2年に1回ならば10年はかかるのです。
その間に生地もへたりますし、折り癖もつきます。10年経ったら型が崩れて問題だというほどのものではないと思っています。


私はメーカーがいう簡易型形態安定加工は洗濯3~5回で型崩れをするというのは大きな問題ではないと思っています。


今、当店で実験をしているのはずっと吊り放し状態で1か月に1回洗濯をしています。


縫製したあと、形態安定加工をする前の状態です。


CIMG0924


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


形態安定加工機にセットしました。 


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簡易型形態安定加工をしました。 


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カーテンを洗濯をする前の状態です。(2009年2月13日) 


洗う前2


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


1回目の洗濯をしました。(2月13日) 


1回目1


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


2回目の洗濯をしました。(3月21日) 


2回目


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


3回目の洗濯をしました。(4月20日) 


洗濯3回目ー1


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


今は3回洗濯をしてこんな状態です。


とりあえず、こんな状況です。これからも毎月1回洗濯をしていきます。


今後の報告に期待しておいてください。



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サイレントグリス コード式着脱タイプのシェードメカ

日本にローマンシェードを広めたのはスイス本社で世界16カ国に販売網を持つサイレントグリスです。約30年前で、トーソーが出資して日本の法人が出来ました。私は自分でこの仕事を始める前に3ヶ月間、サイレントグリスで修業をしていましたので、メカニック的な事は詳しいのです。


技術力は世界的に評価されていて、設計士からは圧倒的な支持を得ていて、窓周り関係で難儀なところはサイレントグリスに相談すればなんとかなるのです。


バーチカルブラインド(タテ型ブラインド)のカーブ加工で緩やかでない部分はサイレントグリスのメカでしかできないので、タチカワ、ニチベイ、トーソー、川島織物セルコン、クリエーションバウマンに注文をしてもその部分はサイレントグリスが使われています。


私どもは、シェードのメカはほとんどがドラム式で、今はヨコタのものを使っています。シェードドラム式はヨコタが一番すぐれていてリーズナブルなんです。ファブリックメーカーではOEMを組んでいるのはリリカラ、フジエテキスタイル、シンコールしかないため、圧倒的シェアのトーソーに比べ知名度はないですが、上げた時のたまりが一番小さくすることができますし、両サイトのリングテープの位置は6センチからすることができます。(トーソーは8センチ)


縫製はすべて自社で、着脱タイプのリングをメーカーより早く使って、取り外しの便利さを訴えたり、均等ピッチでたまりの美しさを訴えたりしています。


ダブルタイプはコード式しかできなかったときはニチベイで、ドラム式ができてからはトーソーで、最近はタチカワもよく使うようになってきました。


メーカーにこだわりはないので、いろいろと自分で調べて一番いいと思うのを使っています。


数年前まではサイレントグリスのメカをよく使っていました。


コード式で着脱タイプのものが出た時はコードははずさずに洗濯ができる便利さで一時期良く販売しました。


CA390046CA390047左の写真の商品でコードガイドが生地の方に縫い付けてあって、取り外しが簡単でコードごと一緒に洗えるのです。


 


 


 


 


機能的にはひじょうによかったのですが、コードガイドやリングがコードにこすれて摩耗してくるのです。


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よく使っていると、こんな感じでコードで切れてくるのです。コードの方はまったく摩耗しなくて丈夫なんです。


販売させていただいた方にはたいへん申し訳ないのですがよく起こっていまして、私もサイレントグリスによく怒っていますが、メーカーの対応としては消耗品ですからというのです。


修理依頼をすると、ものすごい高い金額をいってくるので、今は私どもで部材を在庫してこちらで修理しています。


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今回の6年前の分で、コードガイドだけ取り換えまして、クリーニングもさせていただきました。



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春になったらレースを洗濯しましょう

暖かくなってきました。春ですね。

春になったらレースの洗濯をしましょう。私どもはカーテンクリーニングも請け負っておりますが、買っていただいたお客様へのサービスの一環として考えており、当店でクリーニングをさせていただきたいと言っているわけではありません。家庭で洗えるものは洗ってほしいのです。


ポリエステル100%組成のレースは家庭の洗濯機で洗ってもほとんど問題はありませんので、カーテンの裏側に縫いつけられている洗濯絵表示ラベルを確認して洗ってください。


私は「レースは年に2回ぐらい、ドレープ(厚手カーテン)は2年に1回は洗いましょう」といっています。


レースの洗う時期は結露する時期が終わる3月末から4月にかけてと、窓を閉め始める秋の年2回です。


これからがレースを洗う時期です。結露をしていてレースに水分がついたままほっておくとカビになります。カビになるとふつうの洗濯ではとれません。白いレースはとることもできるのですが、漂白するような形になりますので、そこだけ白くなったりします。色物は無理です。


カーテンの家庭での洗濯の仕方は2008年10月27日のブログをお読みください。
クリーニングに関する私のブログは左欄のカテゴリ分けしている「カーテンクリーニング」をお読みください。


ちょっとカーテンクリーニングの裏話

090318_1408~0001カーテンの洗濯絵表示にはほとんど「乾燥機はお避けください」と書いてあります。私どももお客様には必ず「乾燥機は使わないでください」といってます。


でも、私どものカーテンクリーニングの工場ではポリエステルの商品はすべて乾燥機を使っています。まったく問題はないです。


メーカーが「乾燥機はお避けください」と書くのは、ユーザーがどんな乾燥機を使うかわからないし、設定温度もわからないので「縮んだ」というクレームにならないための責任回避です。

私どものカーテンクリーニング工場の乾燥機はボイラーで通常50℃以下か送風設定で、量は少なめにして時間をかけてやっています。


 


 


コインランドリーの乾燥機はガスで60℃ぐらいに設定されているケースがあり、この場合は縮む可能性もあり、お勧めはできません。(ちょっと責任回避)家庭用の乾燥機では、容量の問題でカーテンを乾燥させるの難しいかもしれません。50℃以下に設定できるのならば乾燥機を使っても問題はないと思います。


DSC_0037我々が乾燥機を使うのは干す場所が広くないのが理由の一番ですが、乾燥機を使うことによってアイロンがけの手間が省けるのです。(あとで、吊った状態でプリーツをきれいにする加工はします。)


それとほこりをとります。洗濯だけではとれないほこりは乾燥機でぐるぐる回すことによってさらにほこりをとることができるのです。


 


家庭で乾燥機を使っておられる方はご存じだと思いますが、乾燥機にはかなりほこりがたまります。


ハウスダストアレルギーで悩んでおられた方が、カーテンを洗ったあと、乾燥機を使ったらそのアレルギーがましになったという事例をいくつも聞いてます。


ご自身で乾燥機を使うとカーテンが縮む可能性もありますので強くはお勧めはしません。
ハウスダストアレルギーの方は一度カーテンクリーニングを専門にしているカーテン屋に頼んでみてはいかがでしょうか。

カーテン専門店の中には、白洋舎に依頼するようなところもありますが、白洋舎はカーテンのクリーニングに関して特別なことはなにもしていません。


それはあまりにもはくじょうじゃ。(白状じゃ)


 


 


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シャープシェードもクリーニングできます。

シャープシェードのクリーニング依頼を受けまして大きな窓5台分しました。


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写真は洗濯後のものです。当店の施工物件ではなく6年前に他店で購入されて一度も洗濯されておらず真黒になっていました。

商品はトーソーのメーカー縫製で下の写真のような注意書きがついていました。


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「お手入れ方法


洗濯はできません。ホコリ、汚れは乾いた布でたたき拭きするか、または湿ったキレイな布で軽く拭き取ってください。 日本製 トーソー㈱」


おいおいおい、トーソーさん、洗濯はできませんってどうゆうこと?


しょ、しょ、しょうゆこと。 


当店は目の付けどころがシャープです。


 


当店ではシェード類のクリーニングも承っており、取り付け取り外しもしております。クリーニング代は1枚の生地なので、ひじょうに安いですが、取り付け取り外しに手間がかかりますので手間代は頂いています。


この商品はポリエステル組成なので洗濯をするのになんら問題はありません。どうしてトーソーが洗濯はできませんとしているのかよくわかりません。レース地のシェードは洗わないと真っ黒になり、みじめで家全体の価値まで落としてしまいます。


コードを通したりするのは少し邪魔くさいですが、難しいものではありません。


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シェード類を取り付けておられるご家庭の皆さま、


たまには洗濯をしてくださいね。


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