春になったらレースを洗濯しましょう

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暖かくなってきました。春ですね。

春になったらレースの洗濯をしましょう。私どもはカーテンクリーニングも請け負っておりますが、買っていただいたお客様へのサービスの一環として考えており、当店でクリーニングをさせていただきたいと言っているわけではありません。家庭で洗えるものは洗ってほしいのです。


ポリエステル100%組成のレースは家庭の洗濯機で洗ってもほとんど問題はありませんので、カーテンの裏側に縫いつけられている洗濯絵表示ラベルを確認して洗ってください。


私は「レースは年に2回ぐらい、ドレープ(厚手カーテン)は2年に1回は洗いましょう」といっています。


レースの洗う時期は結露する時期が終わる3月末から4月にかけてと、窓を閉め始める秋の年2回です。


これからがレースを洗う時期です。結露をしていてレースに水分がついたままほっておくとカビになります。カビになるとふつうの洗濯ではとれません。白いレースはとることもできるのですが、漂白するような形になりますので、そこだけ白くなったりします。色物は無理です。


カーテンの家庭での洗濯の仕方は2008年10月27日のブログをお読みください。
クリーニングに関する私のブログは左欄のカテゴリ分けしている「カーテンクリーニング」をお読みください。


ちょっとカーテンクリーニングの裏話

090318_1408~0001カーテンの洗濯絵表示にはほとんど「乾燥機はお避けください」と書いてあります。私どももお客様には必ず「乾燥機は使わないでください」といってます。


でも、私どものカーテンクリーニングの工場ではポリエステルの商品はすべて乾燥機を使っています。まったく問題はないです。


メーカーが「乾燥機はお避けください」と書くのは、ユーザーがどんな乾燥機を使うかわからないし、設定温度もわからないので「縮んだ」というクレームにならないための責任回避です。

私どものカーテンクリーニング工場の乾燥機はボイラーで通常50℃以下か送風設定で、量は少なめにして時間をかけてやっています。


 


 


コインランドリーの乾燥機はガスで60℃ぐらいに設定されているケースがあり、この場合は縮む可能性もあり、お勧めはできません。(ちょっと責任回避)家庭用の乾燥機では、容量の問題でカーテンを乾燥させるの難しいかもしれません。50℃以下に設定できるのならば乾燥機を使っても問題はないと思います。


DSC_0037我々が乾燥機を使うのは干す場所が広くないのが理由の一番ですが、乾燥機を使うことによってアイロンがけの手間が省けるのです。(あとで、吊った状態でプリーツをきれいにする加工はします。)


それとほこりをとります。洗濯だけではとれないほこりは乾燥機でぐるぐる回すことによってさらにほこりをとることができるのです。


 


家庭で乾燥機を使っておられる方はご存じだと思いますが、乾燥機にはかなりほこりがたまります。


ハウスダストアレルギーで悩んでおられた方が、カーテンを洗ったあと、乾燥機を使ったらそのアレルギーがましになったという事例をいくつも聞いてます。


ご自身で乾燥機を使うとカーテンが縮む可能性もありますので強くはお勧めはしません。
ハウスダストアレルギーの方は一度カーテンクリーニングを専門にしているカーテン屋に頼んでみてはいかがでしょうか。

カーテン専門店の中には、白洋舎に依頼するようなところもありますが、白洋舎はカーテンのクリーニングに関して特別なことはなにもしていません。


それはあまりにもはくじょうじゃ。(白状じゃ)


 


 


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 織物研究会  私はチーム・マイナス6%です


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