リターン

わがままをきいてくれるカーテン屋

 

 

年末になると仕入れ先、メーカー、銀行や保険屋さんからいろんな

カレンダーをいただきます。

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私が事務所で使っているのは、機能重視で「大安」や「仏滅」が

書いてあり、先月や来月のカレンダーも載っている分で、毎年

SHYさんから送ってきていただくのを使っています。

スタッフは卓上式のものを使っています。

あまりたくさんあっても使いようがないので、いつも店頭のワゴンに

おいて、「一声かけてご自由にお持ち帰り下さい」と書いておくと

すぐになくなります。

 

さて、本題です。

 

最近、新築物件が少なくて吊り替えのお客さんがひじょうに多いのです。

新築物件は少ないのは困るのですが、吊り替えが多いというのは

喜ばしいことなんです。

先日、納品させていただいたお客様は、20年振りの吊り替えで、

お友達から「わがままをきいてくれるカーテン屋さんやで」と聞いて

きたとおっしゃっていただけるのです。

このように評価していただいている方がおられたのはひじょうに

うれしかったです。

そんなことは意識したことはなかったし、自らもアピールしていなかった

だけにちょっとびっくりしました。

これからは「お客様のわがままをきくカーテン屋です。」を

キャッチコピーにしようかと思っているぐらいです。

 

無茶振りこわいなぁ〜

 

今まで付いていたカーテン

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お客様が20年間吊っておられて何が不自由・不便なのかをお聞きしました。

1)昼間レース1枚では直射日光がすごく入ってくる。

少し、遮熱性のあるレースにしました。あまりにも遮熱を優先すると

外の景色が見えなくなり、暗く感じるのであまりおススメはしません。

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2)カーテンの端から光が入ってきて西日がまぶしい

 リターン仕様にして光漏れを無くしました。

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3)半円形の大きいまどのところの両端に窓があるんですが、そちらに

カーテンがたまるために窓を開けても風通すことができない。

両端をキャップにフックをかけないでフリーにしました。

現状はランナー(駒)の個数が余分になくて最後のフックは

キャップにかけざるを得なかったのですが、ランナーを新しくいれました。

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4)ベランダにでる掃出しの窓は、右半間のところが出入りドアに

なっていて、出入りするたびに真ん中からレースを開けなければならない

ドレープ(厚手カーテン)はセンターで割っていますが、レースは

サッシのところで割るようにしました。

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これを読んでいただいている日本全国のカーテン屋にとっては

「たいしたことじゃないじゃん」と突っ込んでいただいていると思います。

私もそう思っています。

でも、お客様にとっては新鮮なことでたいへん喜んでいただきました。

 

 

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プレーンシェードの耳立て・サイドリターン仕様

最近はエンドユーザーの方で、私のブログを一生懸命読んで頂いている方が増えてきており、ひじょうにうれしく思っています。それに伴い、影響も与えますのでブログに責任も感じております。

よく読んで頂いているユーザーが遠くからご来店いただき、納品させていただいた現場の施工例です。

 

読んでいただいたのは、こちらこちらのブログあたりです。

お客様の方から、プレーンシェードを枠の内側に取り付けて、上に生地を出して、ヨコにも生地を出して隙間があかないようにしてほしいという依頼がありました。

 

出窓の枠内にプレーンシェードを取り付けていますが、生地で出窓を覆いかぶせています。

本体は枠内に取り付け、生地は本体と接着させるマジックテープより3センチ生地を持ち出しています。これを業界用語で耳立てといいうます。

サイドも延長用のマジックテープを手製でつくり大きくしています。これは業界用語ではシェードのリターン仕様といいます。

逆サイドも同様です。

問題点は操作コードが中にくるので少し操作がしにくいのです。

トーソーにも純正の持ち出しリターン金具というのがあるのですが、それを使うと壁から部屋側に出てしまうので、東急ハンズで部材を買ってきて自分でつくりました。

 

 

 

こうしたものは、これをみれば同業者ならば誰もが真似のできるものです。だから私は自社のノウハウだとも思っていないので公開しています。

でも、慣れていないと販売する側から提案されることもないと思います。当店では営業テリトリーでしかフォローできないので、遠くのお客様で、このような仕様を望まれる場合は、プレーンシェードの耳立て・サイドリターンをしてほしいと言えば出来ると思います。

私は、プレーンシェードは基本的には外付け(壁付け)をお勧めしていますが、外付けすると生地を降ろすと壁から4センチぐらい中に入ってきますので、部屋が狭く感じるとか圧迫感があって嫌というような場合は内付けします。

内付の場合は、どうしても生地なので枠との隙間が少しできますし、一番の問題は上げた時のたまりが20センチぐらいできるので開口部を狭くするということです。

耳立て・サイドリターンをすると、光漏れや冷気漏れに効果があります。

 

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