プリーツスクリーン

プリーツスクリーンのチェーン式とドラム式の操作の違い

しばらくブログのアプリである『Word Press』の調子がおかしくてアップできませんでした。

10月11日は東日本 大震災から1年7か月です。当店では微力ながらハギレの売り上げを毎月11日にふんばろう東日本支援プロジェクトの「ミシンでお仕事プロジェクト」に寄付させていただいています。

 ここ1週間で少し前に住宅メーカーの仕事で取り付けたプリーツスクリーンのチェーン式で床や下枠にあたるのでなんとかしてほしいという依頼が2件ありました。

まず、プリーツスクリーンの操作のやり方には4タイプがあります。

当店の展示サンプルで説明します。

1)コード式

 

ニチベイのメカでツインタイプのコード式で全体を引っぱり上げるタイプです。
コードの消耗が激しいののであまり大きいサイズには向きません。当店ではオススメすることはないです。

2)ドラム式

 

トーソーメカのドラム式ツインタイプです。
私がオススメするメカです。操作コードはヒモタイプになっていまして、引っぱった分だけしかあがりません。

この商品はタチカワにはありません。ニチベイとトーソーですが、トーソーもこの10月の改訂したカタログから無くなったそうですが、まだカタログをみていませんのでわかりません。

3)チェーン式

 

タチカワのチェーン式のツインタイプ。

4)ワンチェーン式

 

ニチベイのツインタイプワンチェーン式です、。ワンチェーンはツインタイプ用で各社あります。

画像はクリックするとすべて拡大します。

今はワンチェーンが流行っていましてチェーン式が主流となっています。

このチェーン式がくせ者なのです。

少し引っぱると自動的にスルスルと降りていきます。そうすると床ぴったりや下枠ぴったりつくると必ずカチンと当たるのです。

今回これがクレームになっています。

メーカーの採寸・発注方法では3社とも内枠から丈は1センチ引きなさいとなっています。

これが傷つけない方法ですが、1センチの隙間があると、冬場はそこからの冷気がありますし、風にすごく揺れます。

私は、プリーツはぴったり閉まったほうがいいと思っています。

そのため、ドラム式をオススメしています。ドラム式は手で引っぱった分だけ降りますので最後はゆっくり引けば当たらずに乗るような感じで降ろすことができるのです。

今月より、トーソーはドラム式をなくしたようなので、ドラム式があるのはニチベイだけです。

私は、プリーツスクリーンはニチベイドラム式を支持します。

チェーン式の場合は、メーカーはボトムレールに緩衝材をつけるべきです。

当店では、チェーン式ではあたり止め(通称涙目)を今後ボトムレールに貼るようにします。

 

これによって「涙目」の高さ分 だけ隙間が2~3ミリあくことにもなります。

メーカーによって違いがありまして、ニチベイ、トーソーはボトムレールの底はフラットで最小の高さの「涙目」でいいのですが、タチカワは両端のキャップが少しでています。(写真はタチカワ)そのため、少し高い目の「涙目」を使わなければなりません。

 

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ニチベイプリーツスクリーンチェーン式の動画

 先日のブログでプリーツスクリーンは今流行りのチェーン式ではなく、ドラム式がオススメとかいたところ、ツイッターで同業者からいろいろとご意見をいただきました。

どちらかというと、チェーン式を使っておられるのがほとんどです。タチカワはドラム式がなくてチェーン式のみで、トーソーも10月からドラム式はなくなりチェーン式になりました。

ドラム式・チェーン式の説明はこちらこちらをご覧ください。

チェーン式で、内付けした場合は下枠もしくは床から1センチ引いて製作するのかということについてもいろんな意見があるようです。

メーカーのマニュアルでは1センチ引くことになっていますが、引くと隙間があきましてブラブラしますし、断熱効果が薄れます。引かないでつくるとチェーン式の場合はガチャンと音がします。

その現場を動画にしています。

これは、ニチベイプリーツスクリーン「もなみ」シングルスタイルチェーン式 M6010
幅1650高さ2080 実際の内寸は2090です。

 

どうでもいいが動画です。真ん中の三角をクリックしてください。

床に触れる時の音が聞こえましたか

 内寸2090㎜で製作丈2080㎜で製作していても伸びてきたりして床にあたります。

ニチベイのチェーン式(ワンチェーン式が正しい)は、高さ調整機能がついていて、取付けた状態でドライバー1本で上下2cmほど調整ができます。

これがあるのはニチベイのワンチェーン式だけです。タチカワやトーソーにはありません。

お客様は床との隙間があいて揺ら揺らするのもイヤだとおっしゃています。

とりあえずボトムバーがキズついたので取り替えることになり、その時にボトムバーの下にクッション材を貼りつけて高さ調整機能でギリギリ着かないようにしようと思っています。

私は、プリーツスクリーンとハニカムスクリーンはドラム式派ですが、どうやらマイナーのようです。チェーン式やワンチェーン式の場合でも高さ調整機能のあるニチベイがオススメです。

 

 10月19日記入 お詫び

訂正です。ブログを読んだニチベイの営業から電話があり、ここの記述でチェーン式で高さ調整機能があると書きましたが、その機能があるのはワンチェーン式で単なるチェーン式はないとのことでした。
勉強不足で申し訳ございません。

 

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メカ物は部品色が選べます。

11月11日。東日本大震災からちょうど8カ月です。

私どもは毎月11日に日本赤十字社を通じてハギレの代金を寄付をさせていただいています。
被災地を応援していく気持ちは変わりありませんが、日本赤十字社を通じてやっていると、どのように使われているのかはっきり目にみえてこないので、今後は私が支援しています「ふんばろう東日本支援プロジェクト」を通じて寄付していきたいと思います。

そのため、向こうの要望に応じて寄付する形を取りますので不定期となります。
10月26日にはミシンを送ろうプロジェクトに賛同しまして6口分18000円寄付いたしました。

 

さて、本題です。

私どもでは、ロールスクリーン、ブラインド、シェード、プリーツスクリーンやタテ型ブラインド等をメカ物と呼んでおり、ロールやプリーツやタテ型ブラインドは部品色を選ぶ事ができます。

標準仕様というのは、ホワイトで何も指示をしなければホワイトになります。

先日取付けたニチベイのプリーツスクリーン「もなみ」

 

 なにも指示をしなければ標準色のホワイトでフレームが出来上がってきます。

枠がこげ茶で、生地もこげ茶ですので、この白がやけに目立っておかしいのです。

 

そこで、黒に変更しました。

 

こちらの方がぴったりきます。

このようにフレームの色によってイメージが大きくかわります。

ニチベイのもなみの場合は、5色から部品色を選ぶ事ができます。

 

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天窓にプリーツスクリーンを取り付けました。

天窓にトーソーのプリーツスクリーン天窓用を2台取り付けました。

この商品は1ミリ単位のオーダーで実測さえミリ単位できっちりはかれば本来は取付けははめこめばいいだけですごく簡単なんです。

 しかし、こちらの現場は天井が斜めで、取付ける内側の面は床に対して垂直になっています。

 

商品の出幅(奥行き)が40ミリあり、開口部と同じ大きさで作ったら入らないのです。

斜め天井面に対して垂直ならば簡単なんです。

これは実測時にわかっていたので、事前に工夫を凝らしてぴったりとりつけることができました。

 

操作は床から伸縮棒でします。

 

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タチカワ、ニチベイ、トーソーどこがどうちゃうねん? その1

寒くなりましたね。

この間まで、毎日「暑いですね」といっていたのね。
会社で初めて暖房を入れたところ、すぐに暖かくなったというか、暑くなったことにびっくり。前の事務所は天井がむき出しになっていて3、5mぐらいあったのが、今の事務所は2,7mなのですぐに暖かくなるんです。

やっぱり天井吹抜けというのは寒いんだろうな~。

さて、本題です。

当店ではメカものの現物サンプルをたくさん展示しています。

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商品に関しましては、社内での勉強会もしています。
先日の勉強会で、プリーツスクリーンの話で、操作コードがボトムバーの横から出ている商品は内付けする時は、ギリギリサイズでつくるとボトムバーが斜めになるという話をしました。

最近は操作コードが、ボトムバーの前に繋がっている商品が主流になってきたのですが、いくつかは横からでるようになっています。

そしたら、当店のスタッフが各社の商品を調べて一覧にして社内資料をつくってくれました。

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(画像をクリックすると拡大します。)

その話を、今日ブラインドのカタログが新しくなったといって持ってきてくれたメーカーの営業に話したところ、自社商品すらどうなっているかもご存じなく、他社商品なんかは知る由もない状態でした。

先日も、とあるTOある)メーカーに、完全遮光用チェーン式ロールスクリーンを発注をしたのです。見本帳には内寸を1ミリ単位で測って下さいと書いてあったので、枠内寸幅432ミリ高さ1422ミリと発注したら、出来上がってきた商品が420×1420の商品なんです。

この商品は上部と側面がフレームで覆うため、ミリ単位で作らなければならないのですが、社内の人が自社商品をよく知らないから、勝手にロールが入るように1センチ単位に変換しているのです。

両社とも上場企業のメーカーです。
メーカーに商品知識がないから、業界の末端まで勉強しなくなってきています。

そこで、私も勉強するために、細かい事を徹底的に調べて、トーソー、ニチベイ、タチカワの同じ商品でどこがどうちゃうんねん?というのをシリーズでブログに書いていきたいと思っています。

たとえば、アルミブラインドのヘッドレール。つばがあるメーカーとないメーカー。
それがどうちゃうねん?
 
とか、

木製ブラインドの引っ張る強さと上がるスピード。メーカーによってどうちゃうねん?

という感じのマニアックな話を書いていきます。

 まずは、プリーツスクリーンの操作コード

CIMG7317CIMG7316

コードがボトムバーの右横からでているタチカワのペルレ15のノンビスタイプ。

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モルザの25ミリコード式

他にトーソーはしおり15のコード式、タチカワのペルレ15標準タイプのコード式、ペルレ25の出窓タイプがボトムバーの横からコードがでます。

これらの商品は枠内付けするときに、少し小さくつくらないとコードが側面に擦れるのです。

昔はみんなこのタイプだったのですが、やはりメーカーも問題を感じて最近の商品は改良されています。

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トーソーのしおり25コードタイプ

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ニチベイの商品はすべて前になっ
ています。

こんなことはどうでもいいことなのかも知れませんが、ここまで商品を知っているということが専門店として重要なことだと思って日々勉強していきたいと思っています。

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カーテンやプリーツスクリーンは絹のはたきではたいてください。

7月13日

語呂合わせでナイスの日です。

なにかいいことある日です。              なにもないす~。

さて、本題です。

今日お客さまのところに伺ったら、プリーツスクリーンはどのようにして洗うのかと聞かれました。

プリーツはウォシャブルというのもありますが外したりするのもたいへんで、ほとんど洗えないと思ってください。

私が、「ときどきハタキではたいてください。シルクのハタキではたくときれいになるんですよ」というと「それはいいことを聞いた」といってたいへん喜んで頂いたので、このブログで説明させていただきます。

以前お客さまのところに伺ったたら6年間1度も洗ったことがないというプレーンシェードがけっこうきれいかったんです。

「どうされているんですか」と聞くと、亡くなったおばちゃんの絹の長襦袢で手製のはたきをつくって毎日はたいているとおっしゃるのです。

シルクではたくと汚れがよくとれるそうで、手製のハタキをみせてもらったところ、はたく部分がだんだん小さくなってきていました。

私もインターネットで調べたところ、

暮らしのallabout (http://allabout.co.jp/gm/gc/71563/)というサイトにこんなことが書かれていました。

おばあちゃんのハタキ

ハタキは昔ながらの3大お掃除グッズ「ハタキ」「ほうき」「雑巾」の一つハタキは昔なら手作りしたもので、紅絹(もみ)といわれる、袷(あわせ)の着物の裏地で作ったそうです。

紅絹はやわらかい絹でできていたので、しならせながら使うハタキ掃除に向いていたのです。

昔の人の知恵というのはすごいもので、やはり絹ではたきを作っていたのです。

こんな話を今日しました。

もし、別れた彼からもらった絹のスカーフや旦那のよれよれのネクタイがあれば、それではたきをつくってカーテンを愛情込めてはたいてみてはいかがでしょうか?

けっして憎しみをこめてはたかないようにお願いします。

はたきの作り方は検索で「はたきのつくり方」と入力しればいっぱいみつかります。

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タチカワのプリーツスクリーン「ペルレ」新発売

実家から「山城の筍」が送られてきました。

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私は、京都府・山城町(現木津川市)の出身で、子供の頃から食べ親しんだ筍で、これがおいしいのです。2年前に「一子相伝の筍堀り」という話をブログに書いていますのでお読みください。
https://blog.curtainkyaku.com/51593354.html

今年は、天候不順で不作だったのですが、山城の筍は柔らかくてえぐみが少なく、米ぬかを入れずに食べることができます。

筍と新茶の季節になると、故郷があることを思い出すのです。

さて、本題です。

立川ブラインド工業からプリーツスクリーン「ペルレ」の見本帳が5月6日に新発売されます。

見本帳が出来上がったという事で営業員が届けてくれました。
以前、営業員に「情報は早くないとニュース性がないからブログに書けない」といったことがあるので早めに持って来てくれたのですが、あいにく私が不在で説明を受けていません。

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後日、説明会をして頂けるとのことで、きちっと説明を聞いてからまたブログに書きます。

             5月6日新発売です。

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