カーテンと換気口

カーテンと換気口との干渉

高校の同級生の画家が、奈良県・田原本町にある同級生の古民家で

個展を開いていたので行ってきました。

心和む画風と古民家がマッチしていて、ひじょうに居心地のいい空間でした。

古民家は、築60数年で、実際に今も住んでおられます。

途中でリフォームをされて、洋風化されたのですが、数年前に

洋風化したものを元に戻すリフォームをされて、昔ながらの日本の

家にされました。

この話は、また別の機会に書きたいとおもいます。

DSC01910 DSC01885

DSC01904 DSC01899

 

さて、本題です。

 

昨日書いたブログの「3倍レースとベルベット」は、実はリビング以外を

当店で受注しまして、リビングはマンションのオプション販売会で

購入されていました。

こちらのマンションは何件も取り付けており、タワーマンションで

コーナーの住居のリビングは大きな窓が2面あり、窓の開かないFIXに

なっています。

このタイプは片面6m80㎝と3m60㎝あります。

ここに両開きにカーテンを取り付けると、

DSC01869 DSC01870

開けると大きなたまりになります。

DSC01865

この窓が開かないのですが、両端に5㎝ぐらいの換気口があるのです。

DSC01863

端にカーテンをためると、換気口を塞ぐような形になり、空気が

流通することができず、リビングが温室状態になります。

そこで、購入先であるマンションデベロッパーに相談されたところ、

カーテン屋がこられたのですが、どこもこのような付け方をしていますと

のことで、コールドドラフト現象でカーテンと天板の隙間から空気が

流れますから大丈夫ですと言われたとのことでした。

 

私に「なにかいい方法はないですか」といわれたので、クリップ

用意して、タッセルに取り付けて、端のフックをレールのキャップから

外して、余分に1個ずつ入れてフリーに動くようにしました。

DSC01867

DSC01866

 見た目は間があいてしまいますが、機能重視で、サービスでさせて

いただいたのでお客様からはたいへん喜んでいただきました。

 

今日の話は役に立ちましたか?  いいね!クリック

 

認定窓装飾プランナーのいる店

 

   ホームページ 初めてのオーダーカーテンスタッフブログコラム

 

 このブログのトップ

 

 

 

換気口とカーテンの干渉

新築のマンションによく取り付けにいきます。

ほとんどの場合、新築でもカーテンレールがついています。レールに関しては、我々の立場では何も言えませんが、我々専門店ならばふつうは取付けないリーズナブルなものがついています。物件自体何千万もするのにカーテンレールがあまりにも不釣り合いのものが多いのです。

もっと考えて欲しいなと思うのは、換気口とカーテンの干渉です。

 

数年前に法律が改正されて部屋の中には換気口をつくらなければならないのです。

 そのため、必ず窓側の壁にあるのですが、写真のようにカーテンを吊った時のヨコにあることが多いのです。

そうすると、換気口に近いところのカーテンが真っ黒になります。

設計段階でここまで考えてされていないことが多いのです。

もちろん入居までに、カーテンを吊るまでに、これに気付く人はおらず、生活して1年後ぐらいに汚れに気付かれます。

私どもは、数々のカーテンクリーニングもさせていただいていますのでよくわかっていまして、レースが黒くなったのは何度洗ってもきれいになりません。

これを防止するには、写真でいうならば右側だけでも透明の薄いアクリル板で塞ぐことです。
それによってカーテンの寿命は長持ちします。

室内の空気を換気するための換気口なので全面に塞ぐことはやめて下さい。

ツイート    このエントリーをはてなブックマークに追加   

今日のブログは役にたちましたか    はい、クリック


カーテンと窓周りに関するご質問はこちらへ→

オーダーカーテンならば大阪・カーテン夢工房  

 がんばっぺ東北!がんばろう日本!

ブログのトップ