9月24日日曜日は通常営業です。
前回の続きです。
先日宿泊した紫翠ラグジュアリーコレクションホテル奈良の客室にある
露天風呂の間仕切りすだれの話です。
部屋に露天の温泉風呂がついているのです。(部屋のタイプによって違います)
温泉は運び湯ですが、常に湯舟いっぱいに湯がはってあり、湯舟から出て
少なくなると自動的に湯がでてきます。
露天風呂なので、そこにはガラスやドアがなく庭に出られるようになっています。
ここに取り付けてあったのがPVCすだれなのです。
防炎の登録者番号のAE-25-0331から滋賀県の大湖産業の商品です。
このPVC(ポリ塩化ビニール)は防炎で耐水性があるのですが、
耐寒性が低いのです。
5℃以下になると割れやすいのです。
奈良市は盆地で冬場の朝の気温は5℃以下になることはよくあります。
吹き曝しのところにこのすだれがついているのです。
国内の大手メーカー3社は取り扱いをしていません。
寒さに耐えて3~4年は持つと思いますが、劣化してすだれのひごが
割れてこないかを心配しています。
そうなったらどこがメンテナンスをするのだろうか、商品の
供給は大丈夫なんだろうかと考えながら湯ったりしていました。
ホテルとしては部屋をグレードアップしていただいたので
良かったのですが、スタッフの方はまだ3週間で慣れておられ
ないようで連携がうまくいっていないのです。
今日の話は役にたちましたか?
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