1回電動商品を取り付けた人は、必ず便利で快適だとおっしゃっていたけだけます。
リビングだけ電動商品を取り付けて、他の部屋を手動にした人は、
必ず手動のところも電動にしたらよかったとおっしゃいます。
この世の中、いろいろと便利になって電動化されているのですが、インテリア
商品の電動の普及はまだまだ少ないのです。
インテリアの伝道師を自称する私としてはもっと
「電動にしぃ」と言わなければならないので、何度も同じようなブログを
書きます。
こちらの現場ではカーテンボックスにクリエーションバウマンの
バーチカルブラインド「スエズⅡ」が吊ってあったのですが、暑いとのことで
窓枠内にニチベイの完全遮光の電動ロールスクリーンを取り付けました。
まずはどうでもいいが動画です。
真ん中の三角をクリックしてください。
完全遮光の生地だと隙間からの光漏れが目立ちます。
今ついているクリエーションバウマンのバーチカルブラインド Suez Ⅱ(スエズⅡ)も
電動にしたいとお話をいただきました。
バウマンで手動から電動に変えるには、ルーバーの長さを15㎜短く
しなければならないのです。電動の本体レールが高さが長いのです。
バウマンのルーバーの丈詰めは簡単にはできません。
そこで、もうすでに十数年お使いになっていて、すごく汚れているため
クリーニングをして縮める方法を考えました。
今まで何回もスエズのクリーニングをしてきました。
その経験からして、スエズはクリーニングすると少し縮むのです。
白い生地はあまり縮まないのですが、色のついているのは縮みます。
メーカーの組成表示をみると、ポリエステルが89%、ビスコースが11%と
なっており、ビスコースは水洗いをすると縮みます。
洗濯絵表示ラベルは水洗いOKで0.5%縮むとなっています。
以前クリーニングしたときは5mの吹き抜けでブルー系の色で2.5㎝縮みました
ホワイト系は1㎝ぐらいでした。
データ的には何センチ縮むというのはありません。
スエズは運がよければ縮まないし、運が悪ければ縮みます。
スエズ 運河・・・ です。
バーチカルブラインドのルーバーのクリーニングは超音波洗浄をします。
クリーニングして現場に持っていくときに、巻き癖がつきますので
現場で吊った状態でスチームをあてます。
↑ 巻きクセ
スチーマーをするときれいになります。
超音波洗浄をすると新品のようにきれいになります。
バウマンのバーチカルブラインドは国内主要メーカーのバーチの
2~3倍の価格がしまして高いのですが人気です。
その秘密は色やデザインもありますが、クリーニングして長持ちするのです。
ほつれないのです。
それは127㎜幅のものは5インチの織機で織っていて、89㎜幅のものは
3.5インチの織機で織っているからなんです。
両端は耳があるのです。
国内主要メーカーのバーチカルブラインドはロールスクリーンのような
大きい生地を10㎝巾にヒートカットしているだけなんです。
ずっと以前にバウマンの127㎜幅のルーバーがよく売れているということで
国内の主要メーカーも127㎜幅のルーバーの商品を出したことが
あるんです。
それはただ大きい生地を127㎜幅にヒートカットしただけだったので
まったく売れなくてすぐに廃番になりました。
3.5インチ、5インチの織機がポイントです。
クリーニングすると リビングのホワイト系のルーバーは当初床上がり
10㎜だったのが、少し縮んで17~8㎜ぐらいになりました。
電動にするとレールが15㎜下がるのでこれは少し厳しいのです。
寝室は少し黄色がかった色です。
こちらは色がついているルーバーだったので、思ったように縮んで
くれて床上がり22㎜になりました。
こちらは電動のバーチカルブラインドに取り替えることができます。
バウマンのバーチカルブランドのクリーニング依頼の問い合わせは
よくあるのですが、当店では当店で販売した商品のみしか承っていません。
縮むリスクがあるのです。
ご購入店にお問い合わせをしてください。
今日の話は役にたちましたか?
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