遮光1級のカーテンでも部屋は完全に暗くできない

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大阪は今朝の0時から休業要請が緩和されたのですが、お店の動きは早くて

昨日から今まで自粛していたところも開業しており、電車や車も多くなりました。

人出も多くなりました。

さすがに大阪  なんでもやることが早い~

 

でも、大阪は国の緊急事態宣言がまだ解除されておらず不要不急の外出は

控えなければなりません。

大阪はコロナではがんばっていますので、ここで気を緩めないようにしましょう。

 

この自粛期間中、在宅している方が多くて問い合わせメールがよく来ます。

いくつか紹介していきます。

 

東京の方からの問い合わせです。

【お問い合わせ内容】

御社のレースカーテンの裾仕上げをみて、メールさせていただきました。

従来型のウエイトロック巻の中身は何でしょうか?おもりが金属なのは

わかりますが、くるくる巻いた中も金属でしょうか?

実は、小鳥が裾をガチガチして、中の金属をかじって、金属中毒になる話を

聞きました。金属中毒で手遅れになると必ずしぬそうで、我が家も小鳥が

いて心配です。

お忙しい中、恐れ入りますが、お返事いただけると助かります。

よろしくお願いします。

 

【私の返信】

お問合せをいただきましてありがとうございます。

従来型のウエイトロック巻きはほとんどが鉛だと思います。

大手メーカーの縫製では3年程前ぐらいからステンレスを

使っているところがありますが、これはドイツからの輸入商品で

標準的に使っているところは少ないです。

そこは名古屋なまりや京都なまりはありません。

 

カーテンの資材に使われているステンレスはあまり高価なものではないため、

磁石に反応します。

(ステンレスは磁石に反応するものとそうでないものがあります。)

鉛は磁石に反応しませんのでくっつかなかったら鉛でくっつくとステンレスです。

チェックしてみてください。

鉛は、小鳥の金属中毒の原因になると思います。

厚手カーテン(ドレープ)の両サイドに入っているのもみて下さい。

これは、鉛のウエイトを使っているところは少なくなってきています。

鉛は磁石にくっつきませんし、棒状のものは手で簡単に曲がります。

金属のものは磁石にくっつきます。

ニトリが使っているセラミックや、樹脂のウエイトは磁石に反応しません。

 

 

さて、本題です。

 

大型連休前に、急に必要とのことで「遮光できるカーテン」を求めて

ご来店いただきました。

夜にお仕事をされている方で、朝方が明るくて目が覚めるので部屋を

暗くしたいというご要望です。

生地は完全遮光の遮光1級のものを使っていますが、カーテンの場合、

上や下や横に隙間ができまして、そこから光漏れがあって真っ暗には

なりません。

そこのところをよく説明をしてご理解はいただきました。

現状ついていたカーテンは

賃貸マンションでレールを移動したり、穴をあけたりすることができないの

です。

レールを天井付けにしてバランス(上飾り)をつけて、カーテンを

床までつくるとかなりよくなるのですが、それもできないのです。

 

窓上の光漏れは、ホームセンターでプラダンというプラスティックのような

段ボールのブラックを買ってきてレールの上に乗せました。

カーテンは床まで作って、両サイドはリターン仕様にしました。

出窓は上の画像のようにカーブレールがついています。

その上にプラダンを乗せました。

直線のレールのところは

それにカーテンを吊り込みました。

 

よく晴れた日の2時ごろです。

 

写真でみると光漏れがしていますが、かなり暗くなりお客さんには

大変喜んでいただきました。

カーテン生地自体が1級のものでも、上からやよこからや下から

光が漏れますので真っ暗にはできませんという話です。

 

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