私は現場主義のカーテン屋で必ず実測にはいきます。
サイズがピタッと納まると、たまに測ったようにピッタリですねと
褒めていただくことがあります。
実は、こそっと測って会社でいろいろと考えて指示書をつくっているんです。
たまに思ったようにうまくいかない現場もあるのですが、大概は
ばっちりで、自分一人で悦にいる現場もあります。
そんな現場の紹介です。
リビングが吹抜けになっていて、リビング階段があり、大きな空間になっていて
寒くてたまらないので何とかならないですかという相談を受けました。
得意の天幕シェードで天井を覆い、リビングのぐるりは間仕切りでカーテンをつけました。
天幕シェードを取り付けるために側面にレールをとりつけるのですが
側面の高さが違うのです。
そのため持ち出し金具で高さを調整します。
真ん中の梁のところはレールの取り付ける位置を上げています。
側面はL型アングルを逆につけてレールがはみ出さないようにしています。
これで高さが揃うのです。
上からみると
間仕切りにするカーテンも側面にレールをとりつけたのですが、
これもメーカーのブラケットを使わずにL型アングルでレールが飛び出さない
ようにしています。
高さも梁の下ギリギリできれいにみえるようにしています。
レールは梁の裏側に取り付けています。
部屋内からみるとこんな感じです。
お客様は「フラットで」といわれたのですが、フラットにすると開けた時の
納まりが悪いので、1.3倍の一つ山にして簡易型形態安定加工をしています。
おまけ
夏場の不要な時に吊っておいておくところを階段の下に作っています。
1340mmのレールに巾5600㎜のカーテンが吊れるようにランナーは
38個入れてあります。
生地はすべてフジエテキスタイルFA1227CHです。
今日の話は役にたちましたか?
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