タワーマンションにお住まいの方のリビングを今ついているプレーンシェードから
遮熱タイプのタテ型ブラインド(バーチカルブラインド)に取り替えました。
お住まいは31階で、長さ3.44mのバーチカルブラインド2台でエレベーターに
乗らないため、私が階段でもって上がりました。
今まで41階まで階段で上ったことがあるので31階は楽勝でした。
踊り場のところで一旦とまってゆっくり切り替えしをしながらなので
15分程かかりましたが、お金をいただいての健康のための運動だと思えば
いい仕事です。
「31階にバーチカルブラインドをつけました」では、ブログとしては役に
たたないので視点を変えて小さいお子様がおられるので安全に配慮した点に
ついて書きます。
窓の大きさは幅が690㎝で高さが221㎝です。
高層マンションの上層階ならば、長いものはエレベーターに乗らないので
3分割になりますと言ってしまいそうですが、3分割にすると真ん中に
たまりがきますので、2分割にして両端にたまるようにした方がきれい
です。
冬場でもすごく暖かくて、夏は凄く暑いけど、暗くなるのはイヤとのことで
ニチベイの縦型ブラインド(バーチカルブラインド)の遮熱効果の高い
フェアフレクト遮熱という商品を使っています。(A7831)
小さいお子様がおられるので、裾のボトムコードはなしにし
裾のウエイトは袋縫い仕様にして、
ルーバー(スラット)のかさなり多くなるタイプにしています。
ルーバー(スラット)の間隔が短くなっており、その分重なり部分が
多くて3~3,5㎝ぐらい両サイドで重なります。
スラットの枚数も多くなり金額もアップしますが、光漏れも少なくなり
今回のケースでは遮熱効果が高くなるのです。
各社呼び方は違いまして
ニチベイはモアラップ
タチカワはワイドスラット仕様
トーソーはデュアルオーバーラップ
といいます。
各社呼称が統一されていないのでエンドユーザーにあまり浸透していませんが
これはおススメです。
価格は100巾の普通の商品に対して25%程アップします。
(タチカワは100巾でワイドスラットになりますが、価格は80巾に対して
1.1倍になるとなっていて、一瞬安いように感じますがほぼ同じぐらい
だと思います。)
お子様にとって一番危険なのは操作コードで、これが長いと首に引っ掛けてしまうと
いう問題があります。
2017年の12月20日にJIS規格に「操作コードの長さはお子様の手が届かない高さにすることで、それ以下の場合はコードが外れるための
安全装置(セーフティジョイント)やたくしあげるクリップをつけること。
但し操作コードの高さが床から103㎝以上の場合はこの規定以外」
ということが制定されました。
詳しくはこちらをご覧ください。
バーチカルブラインドの場合は、ループ式の操作コードではなく
バトン式というのもあるのですが、今回のケースは幅が3mを超えていたので
それが出来ないのです。
バトン式のもの
そのため、わざと操作コードの長さを床から105㎝になるようにしています。
これは現場で簡単に調整できます。
こうしたインテリア商品の中にはお子様にとって危険な要素が
あるものもあります。
すべてはお子様の安全のために
今日の話は役にたちましたか?
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