サンゲツ(ナニック製)と他社の木製ブラインドとの違い

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フジエテキスタイルが新しいスタイルブック「C&S}を9月16日発売をします。

16日になれば、大阪のショールームで実物を展示しますのでそれをブログで

紹介しますが、なかなかうまくできたカタログです。

スタイルを既製化しており、インテリアを楽しむことの提案をしています。

IMG_1625_R IMG_1626_R

IMG_1627_R IMG_1628_R

 

 

さて、本題です。

前回のブログで、サンゲツとナニックの木製ブラインドの違いについて

書きました。

今回はサンゲツ(ナニック製)とニチベイ、タチカワ、トーソーの圧倒的

シェアのあるNTTとの違いについて書きます。

サンゲツのはナニックとメカ部分はまったく同じです。

価格やオプションになっている仕様が少し違うだけです。

ナニックは「ナニックシリーズ」と「Gシリーズ」と2種類ありまして、

メカ部分は同じですが、スラット部分のこだわりが違います。(これは後日書きます。)

サンゲツのはGシリーズと同じです。

サンゲツ(ナニック)の木製ブラインドの特長はNTTのものと比較して

最も操作が軽いです。

NTT(ニチベイ、タチカワ、トーソー)も一括りにすると問題があり、

各社それぞれ違うのですが、軽いという点ではサンゲツ(ナニック)は

ダントツです。

そのかわり、上げるのに時間がかかります。ゆっくりしかあがりません。

サンゲツ(ナニック)が一番すぐれているともうのは、スラットの穴に

昇降コードを通す時に、はしご状になったラダーテープに対して、右左右左と

手で針で縫うようにコードを通しています。

そのため、左右にスラットが動きにくいのです。

詳しくは以前のブログ、こちらをお読みください。

NTTの商品は、数枚ごと同じ方向になっていますので、スラットが左右によく

動きます。

内付けの場合は、サイズを少し小さめにつくらないと側面を傷つけることに

なります。

サンゲツ(ナニック)の木製ブラインド問題点は、ヘッドレールがアルミで

その色が3色しかないのです。

ホワイト、ブロンズ、アイボリー

それに伴い、操作コードも同じ3色で、組み合わせが決められていてこちらからは

指定はできないのです。

ナニック木製ブラインド

これはサンゲツのWB-104という商品です。

オプションで一体型バランス(50㎝あたり1100円アップ)にして、スラットを

ヘッドレールに挟み込んでいます。

このヘッドレールの色がアイボリーで、コードの色はサンドです。

IMGP1816 IMGP1821

上の左はヘッドレールがブロンズで、右はホワイトで両方とも一体型バランスで

注文しています。

コードの色も決まっています。

リビングの吹き抜けで、上下同じ商品を使ったのですが、上の方は操作コードが

壁伝いにくるため、ホワイトに色を変えたことがあります。

の時も別にお金がかかっています。

DSC02088 DSC02085

左上の写真で、枠内ににつけているS調品のコードはサンドで、壁側に

垂れているのは、吹き抜けの上からの操作コードでホワイトに変更しています。

高さがぴったり合わせています。

コードの色や高さなんかは、知らないでやっていてもそれはそれで

「こんなもんや」で問題なく納まるのですが、そこは

専門店としてのちょっとしたこだわりです。

ふとん屋ではここまではいかないのです。

NTTの商品は日本人の細かさがありまして、ヘッドレールの色もそれに

近いのが多色あり、まったく気をつかわなくてもいいようになっています。

 

もう一つの問題点はヘッドレールにツバがなく、上部に隙間があきます。

DSC02099

ヘッドレールが四角のため、一番上のスラットとヘッドレールの間に隙間ができて

平行にしてみると光漏れがわかります。

国内メーカーのNTTはすべてツバがついています。

下の写真は8月に発売されたニチベイの木製ブラインドです。

ヘッドレールも一体型になりました。

ヘッドレール奥側が少し下がっていて(ツバ)スラットを閉めたときの光漏れが

少なくなるようになっています。

DSC02241

 

 

 サンゲツ(ナニック)の木製ブラインドにツバを付けてやろうと思って、

人差し指を舐めて、ちょんちょんとしたけどダメでした。

 

 

今日の話はよかったですか? いいね!クリック

 

 

  カーテン夢工房      初めてオーダーカーテンを買われる方へ      カーテン夢工房スタッフブログ   

 

ふんばろう東北!がんばろう日本!

 このブログのトップ

      ホームページへ

 

 

 

SNSでもご購読できます。

コメント

コメントを残す

*