タッセル金具の取り付け位置

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 2月17日は当店の27回目の創業記念日です。

今年は8月1日にカーテン夢工房開店20年になり、

9月29日にブログを書き始めて10年になります。

20年前にオーダーカーテンと窓周り専門店をオープンしたときは、

こうした店が少なくて、回転率の悪いオーダーカーテンだけでは商売が

成り立たないから、店頭にスリッパを並べて集客をしなさいと言われていました。

業界紙の論調もそうでした。

でも、中途半端に小物を在庫して日銭を稼がなくてよかったと思っています。

スタイルは20年間ぶれてません。

10年前にブログを書き始めた頃は、ブログ人口も少なくて「ブログとは

なにか」ということを説明しなければならない時代でした。

「ウェブ上に日記を書くようなものです。」というと、「よく個人の

日記を公開するよね〜」といわれました。

その後1年以内ぐらいに急激に流行だしましたが、当初は仕事の日記と

思っていましたので、

「カーテン屋の奮闘記・イッキに書いても日記」というタイトルに

なっています。

今の時代にこのような情報発信ツールをうまく活用できていなかったなら、

今の当店はなかったと思っています。

これが2220回目の投稿です。

 

さて、本題です。

タイシルクで有名なジム・トンプソンのカーテンを取り付けました。

今回取り付けたのはトリビラCS(ポリエステルの防炎商品)のRobie3431/12です。

当店にお越しいただいたのですが、展示サンプルに求めておられる色が

なかったので、近くのマナトレーディングのショールームに案内して、

そこでジム・トンプソンの生地を気に入っていただきました。

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タッセル(タイバック)もHOULES (ウレス社)VENEZIA1 TAS.T-BACK

35720-9500 (1本11500円税別)をお選びいただきました。

このタッセルは海外在庫のため、納品が遅くなります。

そこで、マナトレーディングから展示用の同じタッセルの色違いを

借りてきて、先にタッセル金具を取り付けました。

そうすると、タッセルが入荷すると女性スタッフでも届けることができますし、

送ることもできるからです。

このタッセル金具の取り付ける位置というのは、タッセルによって違うのです。

このブログが世に出た投稿の一つで、今でもアクセスが多い

当社が考えるタッセル金具の取り付ける位置というものがあります。

こちらをご覧ください。

2004年10月30日のブログです。

2009年の1月11日のブログです。

これは私の考えで、業界で決められていることでもないですし、

これが正しいというのもないと思います。

要するに建築でよく使う黄金分割比を用いてカーテンとタッセルの

触れる位置を1:1.618の比率にするのがいいのではと提案しています。

これに対して、カーテンレールのトップメーカーであるトーソーは

違う意見であり、いろんな考え方があります。

こちらをご覧ください。

2009年11月23日のブログです。

こうした考えのため、タッセル金具をつける時は、タッセルが必要なのです。

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 上の写真のタッセルは高さを決めるために借りてきたもので、色は

違いの商品です。取り付ける色は小さいキータッセルと同じ赤系のものです。

カーテンの丈が2090㎜で、これを黄金分割比にするために

2.618で割ります。

約80㎝で床から80㎝のところにタッセルとカーテンが触れます。

この場合、タッセルのループの部分が長いので床から105㎝のところに

金具をつけました。

寝室は川島織物セルコンのフィーロFF6623で、タッセルはマナトレーディングの

国内在庫品でノーヴァK4Hです。(1本6800円税別)

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これも黄金分割比を元にカーテンとタッセルの触れる位置は床上80㎝

なんですが、カーテンのボリュームが違うため、タッセルのループの部分の

長さは同じでも金具の取り付ける高さは違うのです。

 

腰窓の場合は白銀率をもとにだしています。

これはあくまで私の考えです。

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