セイキ総業が昨年「ポリカーボネート」素材の内窓を発売しました。
当店に小型の現物サンプルがありますのでご紹介します。
店内にある現物小型サンプル
大きな特長は
1)窓枠の奥行が40ミリあればとりつけることができます。
インプラスやプラマードUならば70ミリ必要です。
2)素材がポリカーボネートなので、ガラスより断熱効果があり軽いのです。
3)結露対策に効果的です。
メーカーのホームページはこちらです。
価格はインプラスやプラマードUと比較してそんなに変わりません。
窓枠の奥行が40ミリぐらいしかない時は、インプラスやプラマードUはふかし枠を取り付けなければならず、その場合は楽窓の方が定価は安くなります。
ただ、この商品は復興支援・住宅エコポイントの対象商品になっていませんので、エコポイントが付きません。
今年の10月31日までならば、エコポイントのつくインプラスやプラマードUの方がお得かと思います。
当店でも、インプラスを取り扱っております。内窓は断熱効果がひじょうに高く、節電にもなりますし、結露防止にもいいのでお勧めです。ぜひ、今年の復興支援・住宅エコポイントの期間に取り付けられることをおすすめします。
内窓をつけると、エコポイントの半分以上が東日本大震災復興支援のためのもので還元されますので、復興支援にもなります。
ここからはちょっとインテリア業界向けの話になります。
今回、私が注目したのは、セイキの楽窓とニチベイのブラインド「セレーノ15」とコラボレーションしたことです。
楽窓とセレーノ15を一緒にしたカタログをつくっているのです。
セレーノではなくて実にユニークです。
内窓単体よりもブラインドも一緒につけた方がより一層の節電効果があるということです。
そして、ニチベイは通常のセレーノのブラケットは36ミリの幅が必要なのですが、この内窓用に「コ型」のはめ込む27ミリ幅のブラケットをつくっているのです。
そして、この楽窓の幅が40ミリで、ニチベイのセレーノ15の別注ブラケットが30ミリ(実際は27ミリ)で
40ミリ+30ミリ=70ミリとして、インプラスやプラマードU単体の幅70ミリを意識しているのです。
この業界でエンドユーザー向けの商品で他企業とコラボレーションをして販売するというケースはあまりなかったように思います。
川島織物セルコンが昨年夏よりリクシルの完全子会社になったため、インプラスやエコカラットを販売しています。これは別扱いで、川島織物セルコンの実績より元トステムやイナックスの社員が川島織物セルコンのカーテンを売っている実績がすごいのです。
これをきっかけで、この夏の遮熱対策として、メーカー同士がコラボレーションして、レースとロールスクリーンを組み合わせてPRするような展開になればより一層の効果があると思います。
ふんばろう東北!がんばろう日本!
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