ロールスクリーンの製作幅の受注単位は5ミリに

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以前から私が唱えていましたロールスクリーンの製作幅の発注を1ミリ単位にできるようにしてほしいという件で、タチカワが昨年10月から5ミリ単位の受注となり、今年2月からはニチベイも5ミリ単位になり、ついにトーソーも4月2日から5ミリ単位の受注を開始します。

これで、主要3メーカーが揃って5ミリ単位の受注となり、ロールスクリーンは完全に5ミリ単位の発注が一般的になりました。

 なぜ、「ロールスクリーンはミリ単位の発注がいいのか」といいますと
下の図のようにヘッドレールの部分に対して生地の幅が小さくなり必ず隙間があくからです。

これはタチカワの商品ですが、一番隙間のあかないプルコードのものでも両端13ミリずつあきます。これはぴったりサイズの時で、今までは発注単位が1センチだったのでさらに9ミリぐらいあく可能性もありました。

それが5ミリ単位になると、もう少し隙間を小さくすることができるのです。

下の写真は内寸468ミリのところにロールスクリーンを取り付けたものです。

ロールスクリーンの発注は465ミリでしました。

 

そうすると、ヘッドレールの部分ではほとんど隙間がありません。

これでも、内枠と生地との隙間は写真のようにかなりあきます。

昨年10月以前ならば1センチ単位の発注しかできなかったので、この場合は幅460ミリで発注することになります。そうするとさらに8ミリ隙間があきます。

5ミリ単位になったことで、隙間が少しマシになりました。

 

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コメント

  1. Mio より:

    こんばんわ。大変、参考にさせて頂いております。貴重な情報ありがとうございます。

    窓枠内に取り付けるロールスクリーンの幅の寸法で迷ってるのですが、枠の内寸が幅1721mm~1722mm(レーザー計測で測ったので正確だと思います)の箇所に、TOSOのロールスクリーン・マイテックを1720mmの幅で検討しています。1715mmで注文すると両サイドの隙間が空いてしまうので、ぎりぎり1720mmで注文できればと思っているのですがTOSOのマイテックの完成品の精度はどの程度なのか教えて頂けないでしょか。 きっちり正確に1720mmの商品が届けばよいのですが、1723mmなどの誤差のある製品が届いた場合、取付不可になってしまいます。製品(マイテック)を手で両サイドから押さえつけて、多少は縮ませたりすることは可能なものでしょうか・・・

     I型のウッドバランスも1720mmで発注しようと考えているのですが、こちらについても精度が気になります(こちらは両サイド削れば何とかなるかなと思っています)

  2. 小嶋@カーテン屋の奮闘記 より:

    お問い合わせありがとうございます。
    各社によって基準は少し違うのですが、公差プラスマイナス2㎜は許容範囲になっています。
    そのため、1720㎜で発注して1722㎜で出来上がってきて、文句を言っても受け付けてもらえないと思います。
    しかし、サイドカバーがロールスクリーンの標準タイプにはついていますので、内付けの場合ならば、それを外せば2㎜ほど短くなります。
    そのことも含めて1720㎜で大丈夫かと思います。
    トーソーは比較的精度のいいメーカーです。
    主要メーカーの中には、精度のよくないところもあります。
       
    ウッドバランスは、私も削ればなんとかなると思います。

  3. Mio より:

    ご丁寧にアドバイスをして頂き、ありがとうございます。

    誤差2mmは許容範囲で、サイドカバーは取り外し可能とのこと、また、トーソーは精度がいい方とのことで貴重な情報を教えて頂き、本当にありがとうございました。

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