5月5日こどもの日
ゴールデンウィークはお店を閉めており、私はのんびりと充電しながら5月6月の打つ手を考えています。
この期間、本を2冊読んでいます。
1冊は「大阪の教科書」もう1冊は「半分売れ残るケーキがなぜ儲かるのか」
「大阪の教科書」は6月21日に大阪に関する知識がどのぐらいあるのかという検定試験があります。大阪商工会議所が主催で「なにわなんでも大阪検定」で、それを受験しようと思っていましてその勉強のためです。
大阪に住んで22年、「なにわの商人」ですので、正しい大阪を知っておきたいし、最近まじめに勉強する機会も少ないのでちょっとがんばって勉強してみようと思いました。
検定には1級2級3級があり、とりあえず3級に挑戦です。そういえば資格試験で「級」をもっているのもないのです。小学校のときのそろばんと習字ぐらいです。
受講申し込みは5月13日までで、詳しくはこちらのホームページをご覧ください。みなさまもどうですか。一緒に大阪をアピールしましょう。
まだ本を途中までしか読んでいませんが、私が全国で通じる言葉だと思っていたら、大阪的な言葉だ知ったのがたくさんあってびっくりしました。
よめはん(妻)、さぶいぼ(鳥肌)、めばちこ(ものもらい)、にぬき(ゆでたまご)、えんりょのかたまり。
こんなん標準語とちゃうの?
「半分売れ残るケーキ屋がなぜ儲かるのか」は新聞の下の広告に載っていたのをタイトルに惹かれてインターネットから申し込んでセブンイレブン引取りで買いました。
会計の秘密がわかる入門書みたいなものでケーキ屋の原価は1個400円ぐらいのケーキでも15円ぐらいなんだそうです。
平日昼間はお客より店員が多いデパートは儲かっているのかという話もあり、店員は中に入っているテナント(販売店側)の派遣販売員で、委託販売というやり方で売れた分だけ仕入れで売れなかった分は返品といういうかたちで在庫リスクがないのです。
要するに経済社会は「入ってくるのがたくさんあって出て行くのが少なかったら儲かるのです。」
「儲かる」という字は「信じる者」→「儲」と書きますが、信じる者の正直者より、ちょっとあくどいことをやっているやつの方が儲かるのとちゃいまっか
カーテン屋はどうやねん?儲かるのとちゃいまっか?
私も本でも書こうかな?
私はサラリーマンを辞めて自分でカーテン屋を始めた22年前は「オーダーカーテン屋ってなんぼほど儲かんねん」と思いました。彼女から「勝手にしたら」と言われたのを「カーテン屋をしたら」と聞き間違ったのは天の声かと思いました。
オーダーカーテンは耐久消費財で、昔は購入のサイクルの長い商品は利幅があったし、オーダーカーテン専門店というのも少なかったのです。
それがどっこい、ここ十数年「オーダーカーテンっておいしいな」と思ってオーダーカーテン専門店がいっぱいできまして過当競争でひじょうに厳しいのです。
比較的小資本でできますし、店がなくてもできる商売で、オーダーカーテンの場合は注文を受けてからの発注で在庫リスクがないので、オーダーカーテン取り扱い業者がいっぱいいるのです。インターネットでの情報発信も活発で消費者はいろんな選択肢をもっておられます。
この商売をしていて、ほぼ決まりかけていたところに知り合いの知り合いにオーダーカーテンを扱っている人がいてそこで買うことになりましたということが何回もあります。
今はカーテン屋はほんとに儲からなくなりました。廃業されたところや倒産されたところがいっぱいあります。
「必死のパッチ」でやっていかなければ厳しいのです。がんばります。
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連休も明日までですね。
勝手にしたら…のくだり、最高です。苦境の場面でもユーモアが降りてくるなんて、カーテンの神様が誰か調べてみたくなりました。