フェアフレクト遮熱

ロールスクリーンの赤外線送信とRF送信(FM送信)の違い

インテリア業界はここ1年、値上げ値上げでひじょうに高くなりました。

さらにまだまだ値上げが続いています。

 

こちらがカーテンのお見積りをだして、高くなったなぁと感じるぐらいです。

これだけ値が上がるとお客様のカーテン離れが起こるのではないかと心配

しています。

最近は電動のロールスクリーンが安く感じるようになってきました。

決して安いわけではないのですが、カーテンが高くなってきました。

 

電動のロールスクリーンが全国的によく売れているようです。

先日もニチベイに発注していた電動のロールスクリーン5台が出荷当日の

16時ぐらいに「出荷が1日遅れても大丈夫ですか}という連絡があったのです。

理由を聞くと、「量が多すぎてパンクしているんです」というのです。

こちらは納期に余裕があったので、問題はなかったのですが、ニチベイ

あたりになると計画的に段取りを組んでいると思うのですが、それを

上回る受注量があったようです。

 

土曜日は大阪市内のタワーマンションに電動のロールスクリーンを2件

取り付けました。

1件目はニチベイの遮熱効果の高いシルバースクリーンで赤外線送信

(IR送信)です。

 

シルバースクリーンは遮熱効果が高くて、それでいてシースルーで

室内から外が見えます。

日中に閉めても圧迫感がありません。

夜は室内で照明をつけると外からは丸見えになります。

巾は270㎝まで1台で作れます。

こちらは赤外線送信(RF仕様)です。

お客様がスマート家電リモコンの「スイッチボット ハブミニ」を

用意されていました。

それは、赤外線送信のリモコンを1つにまとめるもので、他に電機商品の

リモコンを一緒にしてスマホで操作できるものです。

メーカーのホームページをみるとそんなに高くはなくて使い勝手は

良さそうです。

 

当店の店内ではラトックシステムのスマート家電リモコンを使っています。

 

赤外線送信はI oTに対応しており、お客様からの要望が増えています。

問題点はリモコンを受光部に向けないと反応が鈍いのと電波の届く

距離が5mぐらいです。

受光部の前に障害物があると電波が届きにくいです。

また、直射日光がよく当たるところでは反応が悪いのです。

 

 

もう一つの現場は遮熱効果の最も高いニチベイのフェアフレクト遮熱の

電動のロールスクリーンを取り付けています。

こちらはRF送信(FM送信)です。

右側の大きい窓は北側になるので、遮熱でない商品を取り付けています。

ニチベイのフェアフレクト遮熱は日射熱をカットする割合が最も

高い商品です。

 

閉めると外が見えません。夜も外から中は見えません。

最大製作寸法が巾200cmまでで大きい窓は分割になります。

ホワイトの生地も日中閉めるとアイボリーやベージュのようにみえます。

(写真)夜は白くみえます。

 

こちらはRF送信(FM送信)で、リモコンの向きをどこに向けても

電波が届きます。2~30m離れていても操作ができます。

 

基本的にはRF送信(FM送信)のリモコンではI oTには対応していません。

しかし、インテリア商品ではRF送信(FM送信)でもFUGAのエコリモや

ナニックの電動木製ブラインドは対応しています。

これから、こういった商品が増えてくると思います。

 

 

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ロールスクリーンの遮熱性と透け感

2022年6月23日の日本経済新聞の「価格は語る」という記事で

窓が価格2倍でも需要 断熱性重視、電力高への不安映す」と

いうのがありました。

住設市場ではいま、高価格帯の窓が売れている。一般的なタイプに比べ価格は

2〜3倍でも、断熱性や強度に優れた製品に人気が集まる。電気料金の上昇が止まらず、

光熱費を抑えられる点が評価されている。強度の高い窓は、気候変動で想定を

超えた豪雨への備えにもなる。暮らしに忍び寄る不安を、少しでも和らげたいとの

消費者の心理がにじむ。

 

ここでいう窓というのはサッシのことで、カーテン等のことではありません。

 

記事は下記のように続きます。

値上がりすれば「少しでも安い物を」となるのが消費者心理の常。

同様に値上がりが続くカーテンや壁紙などでは、より安い商品を選ぶ傾向も

みられる。一方、窓の販売現場をみると、必ずしも安値志向だけではない。

標準タイプより高値でも、断熱性や強度といった性能が高い窓を選ぶ消費者が目立つ。

 

新聞の記事には、カーテン等はより安い商品を選ぶ傾向があり、窓(サッシ)は

高い商品を選ぶということが書かれていますが、カーテンに関してのデータは

どこも出していないと思うのです。

データがあるのならば、知りたいです。

 

当店においては、前年に比べて客単価はかなり上がっています。

遮熱レースもきちんとデータで説明をすると性能の高い方が

売れます。

 

おそらく、サッシ業界は断熱性能の数字がきちんと説明されていて、その違いを

理解して高い商品が売れているのだと思います。

それに対して、インテリア業界は「映えるでしょ」とか「かわいいでしょ」と

と言って販売しているので高い商品が売れていないように感じるのかも

しれません。

 

さて、本題です。

 

先々月ロールスクリーンを納品したお客様から「遮熱効果も高くて、

外も見えるのでとても気に入ってます、お友達も皆さん褒めてくれます」

という嬉しい連絡がありました。

ニチベイのロールスクリーン「ソルティスタッチ遮熱」N9271です。

この生地はミディアムの透け感で、ロールスクリーンを降ろしていても

室内から外が見えるのですが、遮熱効果が高いのです。

 

 

ニチベイのロールスクリーンの生地で遮熱性能の違いによる、

昼間の室内からの見え方、夜間の外からの見え方、を独自に検証してみました。

 

遮熱性能を比較する数字として「日射熱取得率」があります。

この数字が低いほど遮熱効果が高いということが言えます。

ニチベイが一般複層ガラスで出している数字があります。

 

各メーカーとも「日射熱取得率」というのを出していますが、算出条件のガラスの

性能に違いがあります。

メーカーの資料には数値は当社独自の試験で算出したものであり、

性能を保証するものではありませんという但し書きがしてあります。

例えばタチカワならば10㎜の単板透明ガラスで、ニチベイとトーソーは

3㎜の複層ガラスです。

 

そのため、タチカワとニチベイ・トーソーとの数字の比較は難しいのです。

同じメーカーの商品ならば順列はつけられます。

 

今回はニチベイの生地で実験をしました。

1)フェアフレクト遮熱 透け感=シークレット 日射熱取得率0.21

2)ソルティスタッチ遮熱 透け感=ミディアム 日射熱取得率0.25

3)シルバースクリーン 透け感=シースルー  日射熱取得率0.25

 

1)フェアフレクト遮熱は昼間室内から外が見えませんし、夜も外から

室内が見えません。

遮光の生地ではないので昼間降ろしても暗くはなりません。

遮熱性能も最も高い商品です。

当店一押しの商品です。

唯一の問題点は最大巾が2mまでしか製作できないのです。

昼間、閉めると外はみえませんが暗くはなりません。

夜も外から中はみえません。

 

 

2)ソルティスタッチ遮熱 (このブログで施工写真を載せている商品)

昼間 中から外はかすかにみえます。

夜も室内に照明がついていると、照明の明るさはわかります。

 

3)シルバースクリーン

昼間、室内から外の景色がわかります。

それでも遮熱性能は高いのです。

夜は外からは丸見えです。

外から見られることが気にならない高層マンションの高層階に

おススメです。

 

当店独自の検証です。

赤外線カット率と紫外線カット率を計る計測器です。

 

2番目の数字が赤外線カット率で、遮熱度を表します。

3番目の数字が紫外線カット率(UVカット)です。

これは暑さ対策とは関係ないのです。

詳しくは以前のブログをお読みください。

 

暑さ対策は赤外線カットが重要

 

 

1)フェアフレクト遮熱

赤外線カット率が100%です。

 

2)ソルティスタッチ遮熱

赤外線カット率78%です

 

3)シルバースクリーン

赤外線カット率94%です。

 

シルバースクリーンは室内から外が見えて遮熱性能がいいのです。

当店のおススメです。

夜は外から丸見えなので注意してください。

 

店内にも展示しています。

 

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暑さ対策に後から遮熱ロールスクリーンを取り付ける

ついにコロナビールが販売を一時停止するようになったようです。

メキシコのビールで、メキシコ政府から必要不可欠でない産業は

活動を延期すべきだという要請に従ったそうです。

私だったら、コロナビールを飲んで免疫力をつけようといいそうですが、

ユーモアも通じない世の中になってきました。

新大阪の近くにあるコロナホテルは名前を変えずにがんばるような

ことを言っていました。

でも風評被害がけっこうあるようなことも書かれていました。

 

 

さて、本題です。

 

タワーマンションに入居されて2年で、レースは遮熱のmasa加工の

ものをされているいるのですが、それでも暑いとのことで内側に

遮熱のロールスクリーンを取り付けました。

 

東南の角のリビングです。

遮熱レースと厚手カーテンの二重吊りにさらに窓側に遮熱ロールスクリーンを

取り付けました。

生地はニチベイの遮熱ロールスクリーンでフェアフレクト遮熱の

クールグレイ N7160

この商品は遮熱効果が高くて、取り付けた後のお客様の声として

「ぜんぜん違う」とよくおっしゃいます。

特殊なガラス微粒子を混入したアクリル樹脂コーティングをすることに

よって、日射熱を反射して高い省エネ効果を発揮します。

そのせいか、吊った時に日差しがあるとベージュっぽくみえるのです。

この商品はグレイなんです。

夜になるとグレイになります。

 

ホワイトもベージュにみえまして、一番最初の時は発注の色を

間違ったと思ったぐらいです。

 

また、遮光ではないので昼間は暗くなって陰気な感じはならないのです。

 

 

ロールスクリーンだけじゃなくて、手前にレースがあると部屋が

柔らかい感じになります。

 

こちらの現場では、部品色(セットフレーム、ボールチェーン)を

ライトグレイにしています。

ロールスクリーンを発注するときに、なにも指示をしなければ

部品色はホワイトになりますが、他に色を選ぶこともできます。

 

 

 4月10日は「4月10日はインテリアを考える日」です。

 

 

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遮熱の生地と遮光の生地とではどちらが遮熱性があるか

タワーマンションにバーチカルブライン(タテ型ブラインド)を取り付けました.

 

それだけだとブログとして役に立たないので、今回は同じ南面の

リビングに遮熱のバーチカルブラインド、寝室に遮光のバーチカル

ブラインドを取り付けましたので、どちらが遮熱性が高いのかを

検証してみました。

 

 

タワーマンションの2面がガラスになっているリビングは軒がないため

直射日光が入ってくるためひじょうに暑いのです。

この時期でも、心地よい暑さなんです。

 

こういう窓によくタテ型ブラインドを取り付けることが多いのです。

今の時期はふつうのルーバー(注1)のものでも耐えられるのですが、5月頃に

なると、暑いからなんとかなりませんかという問い合わせが多くなります。

 

注1)本体から垂れ下がっている12.7㎝や10㎝や8㎝(7.5㎝)巾の生地の

ことで、ニチベイ、トーソーはルーバーと呼び、タチカワはスラットと

言っています。

 

今回、リビングにはニチベイのフェアフレクト遮熱 A7830

寝室にはニチベイの遮光2級のプレト A7850

を取り付けました。

タワーマンションの高層階で南面に面していて、朝の10時30分頃です。

 

リビング

 

寝室

 

窓の条件は同じではないので、あくまで体感的なものです。

 

取り付けた日はいい天気で、室内でもけっこう暑かったのです。

リビングに取り付けたニチベイのフェアフレクト遮熱は、最も

遮熱効果のある商品で、当店の一押し商品です。

よく販売していますが、お客様の満足度は高いです。

閉めるとあきらかに暑さが違うのです。

直射日光は遮りますし、遮光じゃなので暗くならないのです。

 

問題は閉めると外が見えないということです。

 

寝室に取り付けたのは遮光2級のプレトです。

遮光2級というのは、写真のように真っ暗にはならないのですが、

少し暗くなります。

寝室にはいいですが、リビングには陰気な感じがします。

リビングでも完全に閉めなければある程度明るいので問題は

ないと思います。

閉めるとやはり暑さが違います。

 

私の体感では、リビングの方が涼しく感じました。

 

帰社後、メーカーであるニチベイに

フェアフレクト遮熱と遮光2級のプレトではどちらの方が遮熱性が

あるのか、データはないのかを聞いてみました。

 

そしたら、すぐにデータをメールで送ってくれました。

(画像をクリックすると拡大します。)

データでいうと、日射熱取得率が低いほど、遮熱性が高いということに

なり、リビングに取り付けたフェアフレクト遮熱の方が、遮光の

プレト(注2)より遮熱性が高いのです。

遮光性は、日射透過率が低いほど遮光性があるので明らかにプレトが

あります。

 

リビングには遮熱性の高いニチベイのフェアフレクト遮熱はおススメです。

 

注2)今回比較した遮光のルーバーは遮光2級です。

  遮光1級のルーバーならば、もっと遮熱性はあると思います。

 

高層マンションの高層階で、外から見られても全く気にならない方には、

フェアフレクト遮熱より、少し遮熱性は劣りますがシルバースクリーンが

おススメです。

ロールで作ったシルバースクリーンのブログはこちら

タワーマンションに電動のシルバースクリーン

シルバースクリーンは閉めていても、室内から外が見えるのです。

その代わり、夜は外からも丸見えになります。

 

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