ハナリ

調光ロールスクリーンの操作について(窓装飾プランナーBOOKより)

ブログの読者の方から、便せん6枚にきれいな字で書かれてお手紙をいただきました。

インテリアのことは何も知らなかったけど、私のブログを読んで勉強して、

窓装飾プランナーに合格できたという御礼のお手紙でした。
 
 
現場での動き方や対処等を教えて下さったのはテキストではなく、惜しげなく

情報提供してくださった小嶋社長です。どうしても御礼を申し上げたく、

こうしてペンを取りました。本当にありがとうございました。」

と書かれていたことにちょっと感動しました。

「業界全体の向上をいつも考えていらっしゃる社長の事を○○の工場より密かに

応援しております。」

とも書かれていて、「向上」と「工場」には注意を喚起するためにルビがついていて、

おシャレが読者に伝染していることをうれしく思っています。 

最近はブログ投稿を3000回してから手抜きをしています。

もう少し、しっかりブログを書きなさいという叱咤激励のお手紙と受け取りました。

インテリア、テを抜けば インチキヤ

 

ブロガーとして、顔の見えないエンドユーザーの方からこのようなお手紙を

いただくのはほんとにうれしいです。

ありがとうございます。

 

さて、本題です。

 

12月6日に日本インテリアファブリックス協会(NIF)がホームページ

窓装飾プランナーBOOKの訂正をアップしました。

こちらです。

(画像はクリックすると別のページに飛び、そこでもう一度クリックすると拡大します。)

調光ロールスクリーンは、今まで電動式もあるとしていましたが、

2017年12月6日付けで、操作方法はチェーン式のみに訂正しました。

 

調光ロールスクリーンは、光をコントロールすることのできるロールスクリーン

です。

私のブログでは、昇降式調光ロールスクリーンといっているトーソーの

ビジックやタチカワのデュオレです。

それと、2014年4月に発行された窓装飾プランナーBOOKには載っていなかった

のですが、昨年10月に改訂版が発行されてそこには取り上げられている

生地の重なりが箱状になっている調光ロールスクリーンもあります。

日本インテリアファブリックス協会のホームページの改訂版の案内は

こちらです。

 

(画像はクリックすると別のページに飛び、そこでもう一度クリックすると拡大します。)

私のブログでは開閉式調光ロールスクリーンといっているもので、ニチベイの

ハナリ、トーソーのラクーシュ、WISのFUGA(フーガ)、ハンターダグラスの

シルエットシェード等があります。

 

日本インテリアファブリックス協会は、この度調光ロールスクリーンの

電動式はなく、操作はチェーン式のみと訂正しました。。

でも、実際は電動式の調光ロールスクリーンはありまして、今は

FUGAの電動式は大人気です。

 

動画です。真ん中の三角をクリックすると動画になります。

 

なぜ、今回日本インテリアファブリックス協会がわざわざ「調光ロールスクリーン」

の電動式はないと発表したかというと、トーソーの電動の調光ロールスクリーンの

ビジックATが廃番になったからだと思います。

でも、実際はあるのですが、それは日本インテリアファブリックス協会に

加盟しているメーカーの商品ではないから認知していないのだと思います。

 

民間の団体が出している書籍ですので、自分たちの商品だけを認知するのは

まったく問題のないことです。

 

私はこの本はひじょうにうまくできていて、インテリア業界の窓装飾の

「バイブル」と思っていましたが、単なる参考書です。

 

冒頭に書きました読者からのお手紙で「現場での動き方や対処等を教えて

下さったのはテキストではなく私のブログ」と書いていただいていますが、

窓装飾プランナーの資格試験では、窓装飾プランナーBOOKに書いている

ことから答えなければなりませんので、私のブログをみて調光ロールスクリーン

には電動ロールスクリーンはあったと思うと不正解になります。

また、本だけ勉強していても、ホームページの訂正の案内を読んでいないと

間違うこともありますので気をつけてください。

 

それとニチベイの調光ロールスクリーン「hanari(はなり)」には

ループコード式という操作方法があります。

 

施工例

 

ニチベイは日本インテリアファブリックス協会の正会員です。

でも、今回の訂正は「調光ロールスクリーンの操作はチェーン式のみになります」

となったことで、窓装飾プランナー資格試験で調光ロールスクリーンには

ループコート式もあったなぁと思ったら不正解になります。

 

トーソーの調光ロールスクリーン「ラクーシュ」はチェーン式です。

今回の12月6日付けの訂正では、トーソーの天窓用のプリーツスクリーンも

廃番になったため、プリーツスクリーンの説明欄には天窓用は削除されました。

 

日本インテリアファブリックス協会の正会員でないメーカーの商品は

認知しないというのは理解できますが、

正会員であるニチベイの商品がどうして認知されていないのかはよくわかりません。

 

日本インテリアファブリックス協会には

 

闘争心(トーソー心があるのかもしれません。

 

窓装飾の商品知識が豊富で、窓装飾プランナーのいるお店は

planner_02

 

 

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エンドユーザーからの問い合わせ(6)調光ロールスクリーンは自宅で洗えるか

年度末でバタバタしておりましたがなんとなく落ち着きました。

しばらくブログを書いていないと仕入先の担当からLINEが来たときに、そのついでに

「最近、ブログを更新されていませんが、お忙しいのですか?」と書かれていました。

「はい、忙しいかったのです。」

10日ほど前に風邪をひきまして、休むほどでもなかったのですが、花粉症でも

あるので、目、鼻、喉がくしゃくしゃだったので夜は早く帰って朝仕事を

しており、ブログを書く時間がなかったのです。

それと、月に20回書くことを目標にしていて、今月は早めに達成したので

ちょっと手を抜いていました。

ネタはありますので、これからおいおい書いていきます。

 

エンドユーザーからメールで問い合わせがあった分で、ブログで回答している

シリーズです。過去の問い合わせはこちら

 

【お問い合わせ内容】

社長ブログを拝見して、お尋ねしたいことがありメールいたしました。

○○市で一戸建て建設中の○○と申します。

建築している工務店も設計士もカーテン業者も知識や提案力がなく、困り果てて自分で何とか調べて、こちらのHPに辿りつきました。

全くお金にならないのに申し訳ないのですが、教えてください。

2510mm開口部、2400mm高さの窓が設置されている場所に調光ロールスクリーン(ニチベイ ハナリ)を考えていましたが、キッチン近くで汚れることが見えている場所でメンテナンス(洗うことや掃除が自宅でできること)が容易に行えないものをつけれないので、困っています。

調光ロールスクリーンで自宅で洗えるものはありますでしょうか?

 

—————————————————————————

 

結論からいいますと、自宅で洗える調光スクリーンはありません。

業者に依頼して超音波洗浄できるものはありますが、お値段もけっこうします。

ニチベイのハナリは不織布が使われているので、静電気で特に汚れると

落ちにくいと思います。

調光ロールスクリーンで生地のみ交換できるものはあります。

汚れたら、本体はそのままで生地だけ交換すると安く済みます。

 

広島県福山市のWISが販売しているFUGA という商品です。

DS03673

店内に展示サンプルがありまして、同じサイズだったので生地を入れ替えました。

DSC05288

一番前の商品が白色で、ヘッドレールも白です。

2番目の生地と入れ替えです。

DSC05289 DSC05290 DSC05291

(画像はクリックすると別のページに飛び、そこでもう一度クリックすると

拡大します。)

エンドユーザーでも簡単に生地を取り外すことができるようになっています。

DSC05292

 

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ニチベイの開閉式調光型スクリーン「ハナリ」は洗えるのか

ニチベイの開閉式調光型スクリーン「ハナリ」とハニカムスクリーンの

「レフィーナ」は超音波洗浄で洗うことができるかどうかの実験をしました。

超音波洗浄とは、メガネを洗う機械がありますが、あれと同じ原理で

ロールスクリーンやブラインドなどを洗います。

超音波振動子を1秒間に何万回というレベルで振動させることに

よって音圧を発生させます。

洗浄の場合はこれを液中に放射させることによってその動きで汚れを

とり除きます。

詳しくはこちらをご覧ください。

機械はこれです。

DSC05851

 

12年前に取り付けたハンターダグラスのシルエットシェードの

超音波洗浄をしました。

DSC05863

DSC05860 DSC05861

手前のレースはバウマンのエモーションで、当店で何回もクリーニングを

させていただいています。シルエットは12年目で初めてです。

ひじょうに汚れていましたがきれいになりました。

お客様持ち込みのロールスクリーンも洗いました。

お客様の事務所のブラインドも洗いました。

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 一緒に当店店内展示の開閉式調光型ロールスクリーンのニチベイの

「ハナリ」も実験のために洗いました。

DSC05777

ニチベイのハナリは「不織布」で静電気が帯びやすくけっこう汚れるのです。

取り付けて1年しか経っていないのですが、ラインのところが黒く

なっています。一緒に付けている、トーソーの「ラクーシュ」やハンターの

「シルエット」と比較しても汚れ具合は歴然です。

DSC05780

これを超音波洗浄をするとすごくきれいになりました。

DSC05845

 

ほっ

 

これは1年ぐらいで洗っていますので、きれいになりましたが何年も

洗っていないときれいにはならないと思います。

 

展示品のニチベイのハニカムスクリーンの「レフィーナ」も洗いました。

DSC05782

これはあまり汚れていなかったのですが超音波洗浄で洗えることが

わかりました。

DSC05846

メカもののクリーニングは、当店に依頼があるときは何年も洗って

いなくて、ひじょうに汚い状態が多いのです。その時は部品も経年劣化

していることが多くて修理もしなければなりません。

修理もしているのですが、廃番後5年経過すると部品の在庫がないケースが

あるのです。

そのため、メカものに関しては当店で販売した商品のみクリーニングを

承っています。

当店で販売した商品には販売責任がありますので、アフターメンテナンスも

しっかりとさせていただきます。

新規で購入時はアフターメンテナンスのしっかりしたお店でご購入

されることをおススメします。

 

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開閉式調光型ロールスクリーンの巾狭タイプ発売

先日、ニチベイの大阪の新作展示会がありました。

ニチベイがハンターダグラスのシルエット・シェードやトーソーの調光ロールスクリーン

「ラクーシュ」とよく似たものを7月1日発売をすると発表していたので

それを見たくて行ったのですが展示がされていませんでした。

大阪より早くあった東京の展示会では展示されていて、どうして大阪では

展示していなかったのだろうか? 大阪軽視か?

来月1日発売のものをどうして展示しないのだろうか?

展示会でも元気がなかったです。

詳しくはニチベイのニュースリリースをご覧ください。

このニュースリリースをみていただければわかるのですが、シルエットやラクーシュと

ほぼ同じような商品です。

それをニチベイは調光ロールスクリーン「ha・ na・ ri(ハナリ)」と名付けてます。

その商品名は 明るさの中にもそこはかとな上品さ、優雅さが漂う様子 を意味する

京ことば「はんなり」からイメージしているそうです。

私は上品で優雅さの漂う京都出身なので、なんとなくわかりますが、

なんとややこしい名前をつけてくれたものです。

 

調光ロールスクリーンというのは、トーソーも同じものを言ってますが、

日本インテリアファブリックス協会の窓装飾プランナーBOOKでは

トーソーのビジックやタチカワのデュオレを言ってます。

ニチベイも調光ロールスクリーン「レユール」と言っています。

呼称がややこしすぎて、ひじょうにわかりにくいのです。

 

当店では、ハンターダグラスのシルエットシェード、トーソーのラクーシュ、

ニチベイの「ha・na・ri」を開閉式調光型ロールスクリーンといい。

トーソーのビジック、タチカワのデュオレのものを昇降式調光型ロールスクリーンと

言っています。

 

さて、本題です。

その開閉式調光型ロールスクリーンで、当店独自仕入れ商品で巾16センチから

できるものを用意しました。ハンターとトーソーのものは30センチ以上からです。

 

DSC01551 DSC01553

まだ、店内に展示はしてません。仕入れ先から借りたサンプルで写真を撮っています。

未だ、商品化されてませんが好みの柄をデジタルプリントすることも簡単に

できます。

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今や、オリジナルの柄をロールスクリーンやメカものに簡単に

デジタルプリントできる時代になってます。

 

 

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