インテリア

あべのハルカス・大阪マリオット都ホテルのインテリア(1)

DSC00566先日、オープンしたてのあべのハルカスにある大阪マリオット都ホテルに宿泊してきました。

よくお客様からホテルような感じにしてほしいという相談をうけたりしますので、仕事柄、

大阪市内のシティホテルにはほとんど宿泊をして勉強しています。

昨年オープンした大阪グランフロントのインターコンチネンタルホテル

3年前オープンの本町のセントレジスにも宿泊しています。

この中では、都ホテルとの共同出資のためか、大阪的で泥臭さがありました。

金額的にも高級シティホテルの中ではそんなに高くもないような気がします。

メーカーの営業が来た時に、マリオットの話をすると異口同音に意外と安いんですねと

いうので書きますと、私は一休.comから予約を取ったのですが、

1泊1部屋2名で朝食付きプランで25200円(税・サービス込)です。

1人あたり12600円で、しかもホテルの企画で早朝のオープン前に地上300m近くの

展望台「ハルカス300」に無料で行けるのです。

ホテルの部屋もフロントでグレードアップしてくれて52階でした。

朝食なしのプランだと1部屋2名で2万円を切ったプランもあり、1名あたり

1万円以下です。

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上は19階からの景色

ここの朝食はおススメです。

19階で景色もよく、おいしいです。

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バイキングですが、果物からフレッシュジュースをその場で作ってくれますし、

オムレツも好きなものをトッピングしてその場で調理してくれます。

 

名前が「COOKA(クーカ)」で大阪弁の「食うか?」と「Cook-all」とかけているそうです。

57階のレストランは「ZK(ジーケー)」といいまして

Z(ゼット)とK(ケー)で「絶景」と掛けています。

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ZKのロゴの中に漢字で絶景と書かれています。

 

ごっつう大阪的な発想やろ。

こんなおシャレは好きやねん。

57階の「ZK」は美味しいですが、それなりのお値段です。

和食

食事和マリオット_R

洋食

食事洋マリオット_R

 

1フロアがレストランになっていて204席あり和・洋・鉄板焼きがあります。

店内をみせてほしいというと気軽に案内してくれまして東西南北の大阪の夜景を

楽しむことができました。

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 上の写真は57階からみた夜景

 

19階のフロントの後ろには「ラウンジプラス」という喫茶があります。

オープン4日目で4時半にチェックインしたところ、掃除が遅れていてあと1時間

かかるといわれ、無料の飲み物券をいただいてそこで待っていました。

そこのウエイトレスは近所の大阪のおばちゃんみたいな人ばかりで、動きが

遅くて注文を聞いてからお水とおしぼりが出るまで10分、飲み物が出てくるまで

さらに10分かかりました。

「お紅茶」を頼みましたが、メニューをみると1杯1293円でした。

ホテルの宿泊者は早朝の営業前に60階にある「ハルカス300」に無料で

行けます。

エレベーターの混雑を避けるために6時の部と6時半の部に分かれています。

その日の日の出が6時11分だったので私は6時の部に申し込みました。

多くの人は6時半からの部で、私は1番乗りでした。

余談ですが、私はサラリーマンの時から朝はずっと5時起きです。

 

太陽に迎えられて1日を過ごすより、太陽を迎えに行って1日を過ごさないと

その日が損をしたような気になる。」

サラリーマンの時に、そういわれまして

お月さんが3分の1ぐらい出ているときに起きて働くのが

サンゲツだといわれてました。

朝焼けは抜群にきれいです。

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 上右の写真は厚さ5センチのガラスの上に上ると真下がみえます。

ちょっとビビります。

 

さて、本題です。

マリオット都ホテルの19階フロントフロア

DSC00731

上の写真は夕方5時ぐらいです。東向き

DSC00814

 朝の7時ごろ

電動のロールスクリーンが全閉されています。

トーソーの遮熱生地のロールスクリーンが使われています。

シースルータイプですが、この時期のこの時間でけっこうまぶしいです。

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【業界向け】インテリア関係者のオフ会を10月24日に開催

9月20日
iPhone5s/5cを求めてのスゴイ行列。
心斎橋から難波までつながりそうな列です。
 
少し前までは、行列してまで買うものかよと思っていました。
それが、先日東京で勉強会をしていまして、インテリア業界でも
スマートフォン(多機能携帯電話:通称スマホ)で、外からカーテンや
ロールスクリーン・ブラインド等の開閉がプラス10万円の費用でできて、
すでに実用化されていることを知って、 何も知らなかったことに大きなショックを

受けました。

今や、スマホでなんでもできる時代です。
その最新のものを求めるのはごく普通のことなんです。
ハワイの別荘にいても、スマホで自宅のカーテンの開閉ができて、
まるで在宅しているかのように装うことができるのです。

でも、まだハワイからカーテンが開閉されているかどうかが 確認できないので、

近所に住んでいる娘宅に電話して 「カーテン開いている?」と聞かなければ

ならないのですが、 これも来年には解消できるそうです。

当店でも、インテリア商品のホームオートメーション化の提案に積極的に
取り組んでいきます。
インテリア業界ではこの分野が遅れていまして、

ほんこの間まで ITのことを、

ファブリックを絡めて イット(糸)と思っていた人がいました。
これをおバカな日本の元首相をもじって「シンキロウ現象」(森喜朗)といいます。

 
「フェイスブックって、どこの本屋で買えるんや?」と言っていた人もいました。
カーテン夢工房では、インテリアのホームオートメーション化のことを

「スマートインテリア」と呼んでます。
店主のお腹は少しでていますが、
店はスマートインテリアです。
「スマートインテリア」の提案できるカーテン夢工房を目指します。

さて、本題です。

インテリア業界のメーカーは、IT分野においてひじょうに遅れていますが、
販売や提案に携わっている人たちの中には、積極的にSNSを活用して
情報発信をされている方がおられます。
その方々とは、ネットで繋がっているのですが、実際にお会いしたことが
ない方も多くありまして、3年前からJAPANTEX(ジャパンテックス)の
時期にインテリア関係者のオフ会をやっています。
今年もやります。
4回目です。
「JAPANTEX off meeting2013」
 日時 : 10/24(木) 18:30受付開始  19:00〜 21:00
場所 : コートヤード・マリオット銀座東武ホテル 3F「龍田」
      東京都中央区銀座6-14-10 (ゆりかもめ新橋駅より徒歩7~8分程)
     URL :  http://www.tobuhotel.co.jp/ginza/index.html
会費 : 6,000円 (飲み放題!)
趣旨
インテリア業界に携わる多くの、そして様々な角度の方々との情報交換を行うことで、皆様の仕事に役立てていただけるける様、そしてお集まりいただける皆様の
パワーで、業界の今後の発展に少しでも寄与していければと思っております。
例年は30〜40名規模ですが、今年はフェイスブックに
「室内装飾・インテリア販売に関わる仲間の集まり」というグループ(220名)が
あり、LINEにもインテリア関係者の情報交換のグループが2つあり、
そちらにも声をかけまして60〜80人規模でやります。
私のブログを読んでいただいている同業の皆様もぜひ、参加してください。
いろいろと情報交換をしましょう。
参加希望者は事務局までメールください。
japantex.om2013@gmail.com

 

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メーカーのブログ

私はブログを書き始めて8年と1ヶ月半で、もうすぐ2000回になります。

ブログの場合は、ずっとウェブ上に残りまして、8年前に書いたものも検索に引っかかってきますので大きな財産となっていて、情報発信する必要性を身にしみて感じています。

情報発信手段としてのブログは一番手っとり早いやりかたですが、インテリア業界のメーカーはあまりやっていません。

その中で、メーカーのブログとして役に立つもの、そうでないものを紹介したいと思います。

私がもっともいいなと思う中の1つはクリエーションバウマンの公式ブログです。

メーカーとして伝えたい商品の情報がきちんと書かれていてわかりやすく、これを読むとその商品を使ってみたくなります。例えば、このブログ

でも、ブログはアメブロを使っているのはどうかと思います。一応月980円の有料で広告なしにされていますが、ビジネスとして使うのに芸能人がよく使っているブログを使っているのにはびっくりです。

写真をもっと大きくして、1ページに10件ぐらい載せるようにしたらもっとよくなり、検索にも引っかかりやすくなります。

 フェデポリマーブルのブログ「フェデ・グラード・クラブ」もいいです。

自社商品の説明をしていて、販売員がセールストークに使えるような内容になっています。

最もファブリックメーカーのブログにふさわしいように感じます。
もう少し、頑張って期間を空けずに書いてほしいです。

東京ブラインドの「製品開発ブログ」もいいです。社長自らかいておられるのがいいです。

大手のメーカーでは、以前はサンゲツがショールームの女性がリレーで書いておられたのですが、いつの間にかなくなったみたいです。あまり読むようなところがなかったような・・・・

川島織物セルコンは、公式オンラインショップの「デザインポート」を運営しており、そちらで
デザインポートのつぶやき」というブログを書いておられます。少々つまらないブログです。

 

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JAPANTEX2012

 

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ニチベイの「窓の省エネと省エネ商品のご紹介」セミナーに参加

ニチベイの関西支店主催で「窓の省エネと省エネ商品のご紹介」セミナーがエル・おおさか府立労働センターでありまして勉強のために行ってきました。

ニチベイがこのようなセミナー開催するのは5年ぶりぐらいで、自社商品のPRだけではなくて業界全体の動きや他社商品の説明などもしており、インテリア商品の省エネを勉強するにはたいへん役に立つセミナーでした。

しかし、セミナー参加者は25名と少なく、インテリア関係者に勉強意欲のある人が少ないのは残念に思いました。ニチベイの力不足なのかもしれません。

インテリア業界の取り組みとして、遮熱に関しては ①公平な評価ができるようする ②遮熱ラベルの作成 ③住宅エコポイントの対象になるように関係省庁にアプローチする などをやっているようです。

住宅エコポイントなんかもうとっくに終わってもうたがや~

遮熱に関する統一基準を作成する事に関する取り組みですが、これもなかなかまとまらないようで、当初の目標としてはもうすぐ行われるインテリア業界の最大のイベントであるJAPANTEXに発表できるようにするとのことだったのですが、どうやらあやしいようなのです。

震災後1年半ですが、インテリア業界としては何一つ指標をだすことができません。メーカーの動きをみていても、業界でまとめようというようなことは感じられず、自社さえよければいいという感じでエンドユーザーを惑わすような数字をとおそうとしているところもあります。

ブラインド系、ファブリック系のメーカーともうまくかみ合わず、なかなか進まない現状です。
JISの基準づくりにおいてもカーテンのヒダの評価が課題となっております。

実験データは、ほとんどがフラットな1枚の生地でやりますが、カーテンとして実際吊る時は2倍使いにしたり、1.5倍だったり、フラットだったりします。これによって結果も違ってきます。

これをどうするのかという問題です。

タチカワにいたっては何の説明もなく、プレーンシェードのフラットな生地と2倍使いのカーテンでも断熱効果は同じという数字を載せたパンフレットを作ってきています。その件で質問をすると、実験はフラットな生地でやっていますと堂々といいます。

これじゃ、ダメでしょう?

ニチベイの商品で、夏の遮熱に関して効果のある順の説明があり、冬の断熱に関しても効果のある商品の説明がありました。

ニチベイも年内にハニカムスクリーンを新発売するらしく、これはロールスクリーンよりも断熱効果が32.3%アップするとのことで冬の省エネ商品として絶賛していました。

要は、蜂の巣状になっていて、空気層ができます。今ある商品としてはハンターダグラスのデュエットシェード、セイキ総業のハニカムサーモスクリーン、ルーセントホームのシェルシェードと同じような商品です。

夏の遮熱に効果のある商品、冬の断熱に効果のある商品はよくわかりました。

こちらをお読みください。
https://blog.curtainkyaku.com/32425.html

実際の中では、夏と冬とで商品を取り替えることはほとんどないため、

1年間通じて、どの商品をどのように吊るのが最も節電になり省エネ効果があるのかということを質問しました。

 ニチベイの見解は

カーテンはドレープとレースの二重吊りをしてさらに窓側に遮熱ブラインドをとりつける3重掛けがインテリアでできる最も効果のある省エネとのことでした。

 

 御意 (ぎょい)

 

インテリア業界としては、こうした複合的な吊り方をもっとエンドユーザーに提案していかなければなりません。

 

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インテリア関係ブロガー・ツイッターのオフ会を開催します。

 

 今年もインテリア関係ブロガー・ツイッターのオフ会を開催します。

  日程  平成23年11月9日水曜日 ジャパンテックス開催初日

  場所  ジャパンテックス会場周辺か 新橋周辺

  時間   夜6時ぐらい~

 

今年の幹事は@momo75115 さんにお願いをしております。場所等の詳細に関しましては決まり次第、幹事から参加申し込み者にご連絡いたします。

         参加申し込みは下のフォームからお願いします。  

           http://curtainyumekoubou.com/off-kai

 

このオフ会は普段、ブログを読んだり、ツイッターでやり取りをしているんだけど、実際会ったことがない者同士が、リアルに会って飲んでしゃべって情報交換してお互い刺激を与え明日の活力になるような会です。

グループ化して何かしようとか、メーカーに対して文句をいうというようなことはまったくございません。

私は、インテリア業界に長くいますし、年齢的な立場やブログやツイッターなどの情報発信ツールを持っていますので、呼びかけ人になっていますが、立場はみな同じで飲んでしゃべって新しい出会いがあればいいなと思っているだけです。

昨年もジャパンテックスの時に初めてブロガーのオフ会をしました。全国から37名の方が参加していただき、多くの方と初めて知り合いとても楽しい会でした。

その後、ツイッターでも交流をし、またネットの掲示板を通じて勉強会もしており、オフ会をやったことによって世界がひろがりました。

ジャパンテックスに行かれる同業の方やインテリアコーディネーターやアドバイザーの方は、ぜひ参加してください。楽しく交流しましょう。

参加申し込みはこちら http://curtainyumekoubou.com/off-kai

 

 

 

年間通じて最も効果のあるインテリアの節電商品

今日の大阪はひじょうに暑かったですが、インテリア業界は冬商戦に向けて始動しています。

昨日のブログで、年間通じて節電効果のある商品はハンターダグラスの「デュエットシェードのアーキテラ遮光」と書きました。これは「メカ物の中では」と付け加えておきます。

カーテンと比較したらどうなのか?

という問題があるのですが、残念ながら比較できるデータがないのです。

昨日のブログ

「インテリアのメーカーは各社とも、遮熱効果を盛んに訴えておりましたが、冬のことを考えて年間通じての節電できる商品を訴えたところはないと思います。」 と書きましたが大変失礼しました。

ニチベイがきちっとしたデータを提供してくれていました。

ニチベイの取扱い商品だけでの比較です。

(画像は、クリックしてもう一度クリックすると拡大します。)

 

この資料によれば、夏場もっとも節電効果のある商品は木製ブラインドです。

2番目が遮熱裏地付きのシェードです。
3番目がシルーバースクリーン

冬場もっとも節電効果のある商品は1級遮光裏地付きシェードです。

2番目がプリーツスクリーンです。
3番目が一般ロールスクリーンです。

木製ブラインドは、アルミに比べて熱伝導率が低いから夏場の遮熱にはもっとも効果があります。しかし、冬場は寒いのです。

プリーツスクリーンは生地表面に凹凸があるため、空気層ができて保温力があり、冬場は比較的暖かい商品です。

シルバースクリーンは夏の遮熱効果は高いですが、冬場はわずかながらですが一般のロールスクリーンに比べても暖房効率は悪いのです。

 

 こうしてみると、年間通じてもっとも節電できる商品は、ニチベイのデータによりますと

裏地付きのシェードという事になります。

ニチベイの取扱い商品にはカーテンがないので、カーテンとの比較ができていませんが、

このデータからも推測すると、

裏地付きのカーテンが年間通じてもっとも節電効果があると言えます。

これからカーテンのご購入を検討されている方は

裏地付きのカーテンにしましょう。

当店では、裏地を半額で提供しています。

 

 

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インテリア商品で節電を考える①    ブラインド(1)

今日4月11日は東日本大震災からちょうど1ヶ月になります。お亡くなりになられた方には心よりご冥福をお祈り致しますとともに、被災された方にはお見舞い申し上げます。

私共も、自分たちの出来る範囲で復興に役立つことをやっていきたいと考えています。

本日もハギレの売上金21012円を日本赤十字社を通じて被災地に寄付させていただきました。私どもはあまり大きな事はできませんが、お客さまがお買い上げ頂いたハギレの代金は全額寄付させていただいており、これが5回目です。細く長く続けていきたいと思っています。

このブログをみて、アスワンが廃番の吊りサンプルを無償で提供してくれまして、それも1本100円で販売させていただいており、全額寄付させていただいています。

   

 

 さて、本題です。

2011年4月9日のブログにも書きましたが、政府は夏の電力不足に対応するために、一般家庭においても15~20%の節電を求めてきており、これを国民運動としようとしています。

政府は、強制力のない提案を実行してもらうため、メディアや学校、職場などあらゆるルートを通じた広報活動を展開する方針とのことです。でも、多分インテリア業界には協力要請は来ないんじゃないかと思っていまして、私どものレベルでエンドユーザーに提案していきたいと思っています。

すでに日本でも有力な静岡のオーダーカーテンの専門店は、チラシをつくり、ホームページをつくってエンドユーザーに提案されていました。

遅ればせながらも、当店でもブログで情報発信をやり、来週月曜日には有力メーカーに来て頂いて、「インテリア商品でできる節電について」の合同勉強会をやり、同時にユーザー向けにチラシも作っていきます。

 まず、インテリア商品でできる節電を考えてみましょう。

まず、窓にカーテンをつけるから始まるのですが、さらに遮光裏地をつける、遮熱レースをつける、遮熱ブラインドをつける、遮熱ロールスクリーンをつける、ハンターダグラスのデュエットシェードをつける、木製ブラインドをつける、後から取り付けられるシャネットうらだ2をつける、さらにオ―ニングをつける、内窓をつける、複層ガラスにする、ガラスフィルムを貼る 等が今思いつくことです。

さらに、提案的にいうならば、外に出かける時はカーテンを閉めていくと帰宅した時の部屋の温度が少しはマシとかいろんなことが考えられます。

これをひとつひとつ、これからブログで検証していきます。

これらのことをやることによって、冷暖房機の使用を少しは軽減できると思います。単体で考えないで複合的にやれば効果は少しはアップすると思います。

メーカーのホームページや同業者のホームページをみると、これらの商品はすごく省エネ効果があるように書かれています。

例えば、タチカワの遮熱ブラインド。

            -3.7度

ということが強調されていますが、これはブラインドの温度でしかも最も違いがわかる濃い色のグレーでの比較です。室内の温度ではありません。

       ニチベイの遮熱スラット

          夏期4カ月で電気代が6893円おトク

これは、ブラインドもなにもつけないものと比較しての話です。しかも、ひじょうに都合のいい条件のシュミレーションです。この遮熱ブラインドと普通のブラインドでは同じ条件では夏場の4カ月で299円の電気代の差です。(ニチベイの調べ)

 

しかし、実際はどうか?

 

ニチベイの資料によりますと、ブラインド付近の体感温度比較というのがあります。

(画像はクリックすると拡大します。)

これによりますと、白系のブラインドでブラインドから10㎝離れた位置で、遮熱ブラインドと一般ブラインドとの温度差は0.3度ぐらいですが1m離れた所の温度はほぼ同じです。

白系のブラインドでは、窓から1m室内側では遮熱ブラインドも一般ブラインドも体感温度はほとんど変わらないとニチベイが言っています。

グレー系のブラインドでは、少し差がでます。窓から10㎝のところでは、遮熱ブラインドと一般ブラインドの温度差は1度ありまして、1m離れたところでは0.6度ぐらいの差はあります。
2m室内側の資料はでていませんが、遮熱ブラインドと一般ブラインドはほとんど差がないのではないかと思います。

さらにいうならば、この資料をみると、グレー系の遮熱ブラインドは、白系の一般ブラインドより1m離れた所でも体感温度が高いのです。

それじゃ、ニチベイの遮熱ブラインドはあまり効果はないけど、タチカワは-3.7度なので効果があるのかというとほぼ同じ結果がでています。

タチカワはブラインドの温度での比較になりますが、スラットの色がベージュ系とグレー系で比較しています。

ベージュ系の一般スラットの温度が、36.1度に対して遮熱スラットの温度は34.8度です。

グレー系では一般スラットの温度が39.9度に対して遮熱スラットの温度は36.2度です。この差が3.7度あるということを強調しています。

しかし、グレー系の遮熱スラットは36.2度で、ベージュ系の一般スラットの36.1度より高いのです。

グレー系の遮熱スラットを使うより、白系の一般スラットを使った方が少しですが効果があるとタチカワはデータでだしているのです。

また、シュミレーションで電気代を出す時の概算条件でも、タチカワは電気料金を25.7円/kWhで計算しているのに対して、ニチベイは22.86円/kWhで計算しています。ほとんどのところがニチベイと同じ22.86円/kWhになっています。これだけみてもタチカワは1割程数字が高くなるのです。

そのため、メーカー同士の比較もしにくいのです。

今、ブラインドメーカーは、遮熱ブラインドに相当力を入れてPRしていますし、販売店も盛んに遮熱ブラインドを販売しようとしています。その熱をさますようなことを書きました。

私は、一般ブラインドに比べて、遮熱ブラインドは画期的に効果があるとは思っていません。

気休め程度の効果はあると思います。

遮熱ブラインド云々よりもブラインドをつけることによる遮熱・節電効果は高いのです。
ニチベイのデータにあるようにブラインドがあるのとないのとでは大きな差があります。

今、カーテンがついていて、さらに遮熱をすることを望まれるならば、カーテンはそのまま生かして窓の内側にブラインドを取付されることを提案します。

 

 

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