バーチカル

バーチカルブラインドの羽根の重なりを多くしたスタイル

 サンゲツの大阪のショールームにカットサンプルを取りに行ってきました。

サンゲツの大阪のショールームは西梅田のハービス大阪にありまして、

当店からは地下鉄四つ橋線で1本で3つ目の駅で、ドアツードアで25分ぐらいです。

受付で、カットサンプルを欲しい旨を伝え、用紙に番号を書こうとしたら、

「グローバルテン(当店の会社名)さんですね。」と若い女性がいうのです。

「ブログを拝見しています」と言ってくれるのです。

お会いしたこともない方から、顔をみてそんなことを言っていただけるなんて

めちゃくちゃうれしいのです。

だって、ブログに載せているプロフィール写真は15〜6年前の写真

なんです。

15〜6年前の写真を見て、私がわかるということは、当時とぜんぜん

変わってないということなんですよね。・・ですよね。

来年、還暦なんですけど・・・・

写真詐称していないということでお許し願おう、、、。

 

サンゲツは4月1日よりブランディングをしており、大阪ショールームは

           sangetsu design site

という名称になっています。

 

 

さて、本題です。

 4日連続、バーチカルブラインド(タテ型ブラインド)に関しての

情報発信してきましたが、連投はこれが最後です。

私のブログはメカ関連が多いのですが、ファブリックスに関しましては

カーテン夢工房のスタッフブログ」に書いていますので、そちらも

お読みください。

 

バーチカルブラインドの羽根の重なりを多くしたスタイルについてです。

このスタイルのことをニチベイはモアラップ、タチカワは

ワイドスラット仕様、トーソーはデュアルオーバーラップと

呼んでいます。

DSC01692

私は何度も書いていますが、メーカーは好き勝手に名前をつけないで

呼称を統一していかないとエンドユーザーに浸透しないのです。

広く国民に知れ渡っている「ゴールデンウィーク」という名称すら、

映画業界が宣伝のためにつけた名前だからと言って,NHKは使わないのです。

「大型連休」といっています。

まして、インテリア業界の呼称なんて一般名詞化してないと使われる

わけがないのです。

ちなみにバーチカルブラインドの羽根のことをニチベイ、トーソーは

ルーバーといい、タチカワ、クリエーションバウマンはスラットといって

ます。

127ミリ巾のものは、タチカワとバウマンしかないので、この分は

スラットといいます。

DSC01690

DSC01689

上の施工写真はニチベイのモアラップ

 

この商品を最初に出したのはニチベイです。

クリエーションバウマンのバーチカルブラインドで、裾のコードが

ないのが流行っていたので、コード無しの仕様を考えたのです。

しかし、今までと同じやり方で、単なるコードだけをとると、ばらける

だけなので、ルーバーの間隔を短くして、重なりを多くする仕様を

考えたのです。

この日本人的発想で考えた人はえらいと思うのですが、やったことは

既存の75㎜巾仕様のレールに100㎜巾のルーバーを吊っただけなんです。

それで、重なりが33.5㎜になりました。

ファーストムーバーアドバンテージで、価格も25%アップにしました。

これなら、開発費をかけずに真似ができるので、そのあとにタチカワも

トーソーも同じものをだしました。

タチカワ、トーソーは既存の80㎜巾仕様のレールに100㎜巾のスラット

(ルーバー)を吊っただけなので、こちらは30㎜の重なりです。

価格はタチカワは10%アップ、トーソーは25%アップです。

タチカワは後出しだったので、価格で勝負にでて、10%だけのアップに

しました。

これがまともだと思います。

ニチベイの場合、75㎜巾の商品と100㎜巾の商品とでは、75㎜巾の

方が同じサイズでも枚数が多いので、75㎜の方が高いのですが、

それでも9%ぐらいです。

この発想からいけば、モアラップは10〜15%のアップで十分なんです。

ニチベイ、ちょっとやり過ぎちゃうか?

でも、バーチカルブラインドに関しては、ニチベイが技術的に一番

優れていると思います。

今まで、ニチベイのバーチカルブラインドを一番販売をしていますが、

その後の修理依頼が一番少ないです。

 

それで、この重なりの多くした、モアラップ(ニチベイ)、ワイドスラット

仕様(タチカワ)、デュアルオーバーラップ(トーソー)の特長と

しては、重なりが大きいため、光漏れが少ないというのと、裾の

コードを取り付けたくない場合にばたつきにくいというのがあります。

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DSC01696

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枚数が多くなりますので、開けた時のたまりも大きくなります。

 

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バウマンのバーチのルーバーをキズのため交換

先月取付けたクリエーションバウマンのバーチカルブラインド「スエズⅡ」のルーバー(スラット)にキズがあり交換しました。(4月7日のブログ

バウマンのスエズはすごく美しくて人気ですがキズも多いのです。

 
(画像はクリックすると拡大します。)

 

 

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バウマンのバーチ スエズⅡ

重陽の節句です。

ブログのアクセス解析をしていたら、エンドユーザーのブログから私のブログにきているのがありました。 そのブログを覗いたら、神奈川県の人でパナホームで新築されていて私のブログが参考になっていると書かれていました。

こちらです。

1階にバーチカルブラインドを取付けるのに、タチカワのマカロンでしようかと思っていたら、私のブログを読んで、サンゲツのバーチカルブラインドに変更しようかと思っているとのことです。

読んでリンクを貼って頂いているブログはこちらです。

私のブログにサンゲツのバーチカルブラインドの方が開けた時のたまりが少ないと書いたことが琴線に触れたようです。

私のブログは、各社のカタログを調べながら時間をかけて書いていますので間違いはないと思いますが、責任を感じます。あのブログは、書くのに2時間ぐらいかかっているとおもいます。

これを読んでいるメーカーの人は、ぜひエンドユーザーの声に耳を傾けていただき、よい商品をつくっていただきたいものです。

それにしても、元サンゲツの営業員として、サンゲツのバーチカルブラインドの良さをPRしているんだけど、サンゲツはまったく我々に対してPRしてこないのね。カーテンの売り上げが210億あったのが70億まで落ち込んでも何一つ手を打ってこないし、窓周り関係の商品の売り上げにはまったく興味がなさそうなんです。

12日には、新しいカーテンの見本帳「ソレイユ」が発売されるようですが、展示会も商品説明会もないし、たぶん留守中に見本帳を置いておくだけなんでしょうね。

さて、本題です。

クリエーションバウマンの電動のバーチカルブラインドのスエズⅡを取り付けました。

 

バウマンのバーチと言えば、代表的な商品としてスエズⅡがあげられます。

この商品は生地が柔らかくて、光の透け感がとてもきれいで、色数が多くてなんともいえない美しさがあるのです。

しかし、この商品は世界でよく売れているのではなく、日本だけが売れていてスエズⅡの90%以上は日本市場で販売されています。

この生地の美しさなのです。 生地幅は127ミリで5インチの織機で織ってこの幅でずっとおられたものです。日本のメーカーのものは、ロールスクリーンみたいな大きな生地を127ミリの幅にカットしていて、それとはとわけが違います。

しかし、実はキズも多い商品です。

余分に2枚はいっているのですが、それでもたらない時があります。

 

今回も電動で納めています。メカはナスノスで、この間上海の展示会に行ったらナスノスのブースがあり、まったく同じものが展示していてびっくりしたのですが、商品的には音も静かでスムーズですばらしいのです。

こちらの現場は、バウマンのバーチでする事になったのは直前の3週間前ですが、設計段階で電動のものを使う事になっていて配線がされていました。

設計段階で電動にするということが決まっていれば、お客さまもインテリアに対する意識が高くなるのです。

今や、電動商品の設置はコンセントさえ、窓周りにあればあれば施工は簡単になっています。金額もひじょうにリーズナブルになってきています。

しかし、現状はまだまだ意識が低くて、カーテンレールや窓周り商品を取付ける段になって、コンセントがなくて取り付けられないというケースが多いのです。

設計段階で、インテリアの電動商品を意識していただければ、日本のインテリアももっとよくなると思います。

インテリアの電動商品を普及させるように、業界関係者は勤めないと日本のインテリアがすたれます。

 

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タチカワのタテ型ブラインドのワンチェーンタイプ

立川ブラインド工業が7月にバーチカル(タテ型)ブラインド(タチカワではラインドレープという)の操作をワンチェーンでできるタイプのものを出しました。

早速取り付けをしましたのでご紹介します。

タチカワはシェードのメカ、プリーツスクリーン、ロールのダブルタイプ、ブラインドのシルキーサートなど1本の操作チェーンでできる「ワンチェーン」の商品をだしており、今や「ワンチェーンの立川」と言われています。

今回、新たにタテ型ブラインドでワンチェーンタイプのものを出しました。住宅用ではタチカワが初めてです。

 

1本のチェーンで、全体の開閉とスラット(ルーバー)の角度調整ができるようになっています。

見た目はスマートですが、操作はやりづらいです。角度調整は問題ないのですが、最初に動かす時にけっこう力を込めて引っぱらなければなりません。開閉時はスラットがレールと平行になって動きます。これは今までのタテ型ブラインドの常識では、開閉時はスラットをレールと垂直にして動かしてくださいと言っていました。

私の感想ですが、「なんか壊れやすいような気がします。」

金額的にはワンチェーンにすると3000円アップします。

取付けた場所が屋上へのでは入り口で、広角で写真が撮れませんでした。

 

動画も撮りましたが、一人で撮影しながら操作しましたので動きが悪いです。

どうでもいいが動画です。 三角をクリックすれば動画になります。

新しいラインドレープでツイッターのつぶやきをみると同業者に評判が悪いのが、裾のボトムテェーンです。この取付け方が下がボトムチェーンをつけなければならずやりにくいのです。

 

 

生地は、今回タチカワが力を入れて開発したカーテンに負けないファブリックの良さをタテ型ブラインドで表現した「アルテモード」の1つで「タピ」という商品です。

スウィーツのタピオカを思わせる楽しいドット柄のレースです。

 

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サンゲツのバーチカルブラインドを取り付けました。

タチカワからのぼりをいただきました。

インテリア業界は千載一遇のチャンスとばかり「遮熱」「遮熱」「遮熱」です。

 

(画像はクリックすると拡大します。)

タチカワは「この夏はブラインドで」と訴えており、東リは「今年の夏はレースで節電!」と訴えています。

今、レースがついている窓に枠内側にブラインドをつければ、ドレープを含めて3重になり、インテリア性にも問題はないし、遮熱効果も高くなりましていいのですが、このように訴えるメーカーはいないのです。

同業者のブログによると、ニチベイは関東では「レースカーテンを外してブラインドを取付けると24%節電」というチラシを作って配っているようです。

ファブリックメーカーに喧嘩売っているみたい。

インテリア業界は、自分のところさえよければいいという考えではなく、小さな業界なんだからお互い力を合わせてエンドユーザーに正しい情報を伝えていきましょうよ。

 

さて、本題です。

サンゲツのバーチカルブラインドをとりつけました。

実はこの現場は阪神大震災前に建てられた超豪邸で、窓の内サイズは右と左で24ミリほど違うのです。

 

 左が1743ミリ、右が1719ミリです。

タチカワ、ニチベイ、トーソーならば1センチ単位での発注しかできないし、大手なので細かい対応はしてくれないのですが、今回の現場はサンゲツのバーチカルブラインドを使いましたので細部に渡る打ち合わせで細かい対応をしてくれました。

        さすが、サンゲツ

ちゃうちゃう

サンゲツのメカは東京ブラインドなので東京ブラインドが、こちらの要望を聞いて細かく対応してくれたのです。

5ミリ単位で長さを違えたものを7枚ずつ作ってくれました。

こういう対応をしてくれるのは東京ブラインドだけです。

 

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