裏地付

あとから取り付けられる遮光裏地「うらだ」

カーテンを取り付けたけれども、明るかったので遮光裏地をつけたいというケースがあります。裏地をつけるとすべてほどかなければならなくて結構手間でたいへんなんです。そんなケースでは当店ではよく後から取り付けることができる1倍使いのフラットな遮光裏地をおすすめしています。


先日も、今までついていたカーテンの丈直しのリフォームの依頼があり、寝室に使うので裏地もつけたいということでした。丈だけ直すのは簡単なんですが、裏地をつけるとなると、直し代がけっこうかかってくるため、遮光裏地は別につくり、ランナー(レールの駒)に引っ掛ける時にくっつくようにしました。これは安くて3級程度のオリジナル裏地を用いて巾260×丈200cmで6300円です。当店ではこの商品を「うらだ」と名づけています。当店の標準仕様であります縫込みアジャスターフックにも対応しております。


うらだ2うらだ1うらだ3


 


 


 


 


 


 


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 織物研究会  私はチーム・マイナス6%です

シャープシェード遮光裏地付き

一般的にシェードに遮光裏地を付けると部屋側から見ると生地の部分は暗くなるのですが、リング付きテープを縫いつけたり、シャープバー袋を縫いつけたりしなければならないため針穴からの光の漏れが気になります。


そうしたケースにはミシンを使わないで生地を圧着するプリエフ加工をします。
今回のケースはシャープシェードで裏地にシャープバー袋をミシンで縫いつけてから表生地に圧着します。そうすることによって表側にミシンの針穴が出ず、生地からの光の漏れは防げるのです。


シャープ1


シャープ2


シャープ3


 


 


 


 


 


 


 


シャープ5シャープ6


シャープ4


 


 


 


 


 


 


 



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裏地について

1月14日のブログのコメント欄に消費者のうさぎさんより裏地について相談をうけております。まずはコメント欄をご覧ください。


相談の内容は遮光裏地をつけたら見た目重くなったので、遮光でないタイプの裏地をつけても断熱効果や日焼け防止や多少の遮光効果はあるのかということと、3級遮光裏地は片面が黒になっているので、それをつけると表側が暗くなるけどいいアドバイスをほしいとのことです。


消費者の方でここまでよく裏地についてご存じなのはちょっとびっくりですね。
ヨーロッパでは、カーテンに裏地をつけるのはごく普通のことなんですが、日本では裏地をつけると高いオーダーカーテンがさらに高くなるのでほとんど提案されないですね。


住宅メーカーのインテリアアドバイザーにおいてもお客様に対して裏地をつける提案をされるのは少ないように思います。当店では店をオープンした11年前から裏地付きを提案してきました。


裏地をつけるメリットとしては、2重にすることによる保温効果、日焼け防止効果、遮光性アップ、それに重くなることによりヒダもきれいになります。
なんといっても長持ちします。


遮光2左の写真の左は左半分は裏地なしの普通のカーテン、右半分は裏地付きのカーテンです。店内の吊りサンプルであまりいい天気でない時に撮影したので違いがわかりにくいのですが、右側が裏地つきなので少し重く感じると思います。相談者がおっしゃるように重く感じるのが裏地付きのデメリットでしょうか。それと金額が高くなるというデメリットがあります。当店の場合はリーズナブル遮光裏地(3級程度)で」200×200のサイズで10500円アップになります。
(写真の撮影の仕方が悪くてほとんどわからないと思います。)


 


 


 


遮光1この左の写真の左は昨日ブログで書きました、フラット裏地『うらだ』(うらだという名前は私が付けた名前で世間では通じないと思います。)をつけている分で右半分は2倍使いの普通の裏地をつけています。見た目機能は変わらないと思います。


一般に裏地というと遮光性のあるものをいう場合が多いですが、そうでないものもあり、遮光性を求めない場合ではよく使います。この場合、遮光裏地に比べれば遮光性は劣りますが、生地を重ねることによる遮光度は1枚より数段アップします。遮光性以外の機能は普通の裏地でもあります。


また、3級遮光裏地はほとんどが片面が黒になっていますのでおっしゃるように昼間みると表側に黒が映り暗くなります。表地がアイボリーや白っぽいものならば気になるかもしれません。遮光性が必要なければ普通の裏地をつければいいですし、気になるようならば、片面が白になっている裏地をつけるようにされたらいいと思います。この場合は2級以上だと思います。セルコンやリリカラには片面白裏地があります。当店でか独自に北陸から仕入れており、リーズナブル価格の白裏地を用意しており、そちらで提案することが多いです。


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後から取り付ける遮光裏地『うらだ』

カーテンを取り付けたあとで、裏地をつけて欲しいという依頼があります。


そんな場合、今あるカーテンを完全にほどかなければ取り付けることができず結構たいへんでお金もかかるのです。あとから簡単に取り付けられる方法としましては、当店では11年前ぐらいからどこのメーカーよりも早く、1倍フラット裏地の『うらだ』を用意しています。(写真は裏から撮った時がわかりやすいようにレールは別のものを使ってます。)


うらだ2


うらだ3


うらだ4


 


 


 


 


 


 


 


 



うらだ5


うらだ1


うらだ6


 


 


 


 


 


 


 


この商品は表地が2倍使いでも1枚のフラットにして、上部に特殊なテープをつけて、レールのランナーに引っかける時に先に『うらだ』のテープに引っかけてランナーにかけます。そうすると、取り外し簡単の遮光裏地が出来上がります。


両サイドは最初から当店で表地も作る場合は両方にマジックテープのオスとメスをとりつけていますが、あとから『うらだ』だけつくる場合の両サイドは『うらだ』のみにマジックテープのオスをつけることになります。


価格はおすすめ裏地で巾276cmまでで、丈200cmならば5250円です。
問題点は表地と裏地が一緒に縫製していないため、開けたときにもたついた感じがあります。


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