以前にも書いたことがあるのですが、ロールスクリーンの生地と上部の金属部分との差による隙間が気になるとのことでお客様のところに説明に行ってきました。
ロールスクリーンの場合はメーカーによって差はありますが、必ず写真のような隙間が生じます。
写真のようなチェーン式の場合は、川島織物セルコンのウォシャブルタイプのメカでチェーン側で26ミリ、反対側で13ミリ、上部の本体との差がでます。
今回納品しました現場は内付けで内寸が巾436ミリ、高さ2312ミリあります。今のロールスクリーンの大手メーカーでありますタチカワ,ニチベイ、トーソーは発注単位が1センチ単位で川島織物セルコンも同様で、この場合は43センチの発注となります。そうすると、内付けした場合は6+26+13で45ミリの隙間があきます。約1割です。
お客様は窓に対して右と左の隙間が違うことを問題にされておられたのですが、説明させていただき納得していただきました。
このようなチェーン式のもので両方で34ミリから39ミリぐらい隙間があきまして、スプリング式(真ん中に引っぱるコードのあるタイプの物)のもので26ミリから29ミリぐらいでます。スプリング式の方がはるかに隙間は少ないのですが、巾に対する高さの制限がありまして細長い窓には対応できません。
私共施工業者もこの隙間はたいへん気になっています。発注単位を1ミリ単位にすればある程度カバーできるところもあります。かつてメタコは1ミリ単位での受注をしていましたので可能なはずなんです。
6月に出すサンゲツの新しいロールスクリーンの見本帳では、ぜひ1ミリ単位の発注でお願いしたいものです。そうすれば、商品的、メカ的に画期的なものがなくても大いにPRできると思います。