先日、工務店から問い合わせがあり、「ホテルの改装で下請けの業者に
サンゲツの遮光のカーテンを取り付けてもらったんだけど、ヒダが
きれいに出てなくて広がっていて、オーナーから取り替えるように
言われている。後から形状記憶加工はできますか?」とのことでした。
たぶん、いろいろとネットで調べられて私のブログに行きついたんだと
思います。
私も「後からカーテンの形状記憶ができるのか」とネットで調べて
みました。
そうしたら千葉の同業者のホームページにたどり着きました。
そこのホームページを見てびっくり。
私が撮った写真が勝手に使われているのです。
こちらのページに使われている「形状記憶」と「形態安定加工」の
写真は私のブログから知らぬ間にパクられていました。
私のブログはこちら(2007年10月20日)です。
私のブログを読んでよく勉強されているのはわかりますが、同業者の
写真を勝手に盗むのはよくないです。
そこには間違った記述をされているのがありまして、川島織物セルコンの
形状記憶加工は縫製後にされています。
さて、本題です。
その形態安定加工をして「しまった」話です。
レースの1,3倍1つ山で、ウエーブをきれいに出すために軽めの
形態安定加工をしました。
そうしたところ、両開きの真ん中で逆Vに広がってしまいました。
上はくっついているのですが、下は広がっています。
これはレースなどの薄い生地であまりボリュームを持たさないでヒダを
取ると、形態安定で無理やりのウエーブでセンターの方にひっぱられるのです。
わかっている現象で、いつも事前に耳にアイロンをかけて防止を
しているのですが、今回は予想外に広がってしまいました。
そこで、すぐにスチーマーを持って行き、現場で蒸気をあてると
すぐにきれいになりました。
レースのみ2窓吊り替えさせていただきました。
生地はフィスバのサーペンタイン54093-20
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