マリメッコのLintukoto(リントウコト)192でフラットカーテンを
つくりました。
この生地はタテリピートが98㎝で、ヨコは1巾の145㎝になっています。
製作の丈は184㎝なのです。
どの柄をどこに出すかによってイメージも変わってくるので、いったん当店に
生地をいれて、お客様と相談しながら生地の柄だし位置を決めました。
花で紫になっているところと赤のところと黄色のところがあり、
その3つの色がきれいに納まるところで裁ち切らなければなりません。
上の写真は裾の柄だし位置
上の写真は上の柄だし位置
実際の施工写真
取付は夜の7時に行きました。
お客様のご希望は1.2~3倍のフラットだったのですが、そうすると
1巾から巾落としをしなければならず、ヨコの柄が切れてしまうのです。
そのため、1巾そのまま使うことにしましたので1,6倍ぐらいのフラットに
なっています。
そのため、ピッチキープコードを使っています。
レールは機能性レールの正面付けで、本来はレールを隠す縫製
(Bフック)にすべきなんでしょうが、フラットで山と谷がきれいに
出るように敢えて天付け仕様の縫製(Aフック)にしています。
吊り替えでレールはすでに付いていました。
マリメッコは綿にプリントをしている生地なので、日焼けに弱く、伸縮
します。
そのため、裏地をつけることをおススメしました。
ポリエステルの白の遮光裏地をつけています。
芯地の部分だけ縫い合わせて両サイドは縫い合わせずヒラヒラにして
糸かがりをしています。
当店ではヒラヒラ裏地と呼んでいます。
表生地の綿と裏のポリエステルの伸縮率が違うためです。
カーテン専門店ならではの工夫や縫製でマリメッコの生地で
カーテン作ります。
今日の話は役にたちましたか?
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