日本では値上げダッシュです。
すでに値上げしているものもありますが、さらに6月からは食料品が
いっぱい値上げしてきます。
インテリア業界でも4月からカーテン生地が一部のメーカーで大幅に
値上げしています。
カーテンレールも大手のトーソーが来月発売の新しい見本帳から
値上げします。
輸入のカーテン生地は、すでに値上がりしているのもありますが、
これからも円安が進んでくるとさらに値上がりしてきます。
先日のお客様でご検討をいただいたマナトレーディングのモリスの
イチゴドロボウの新作は1mあたり19400円になっています。
今までから取り扱っているイチゴドロボウ314は1mあたり12800円です。
デザインはほぼ一緒で生地幅も138cmで綿100%で販売元も
一緒です。
どこどうちゃうねん? という話です。
輸入し始めた時期が違うのです。
新作は今年の2月から日本の価格設定は仕入れ先のマナとレーディングが
しています。
幕末の長州の藩士かなぁ
高杉晋作 (高過ぎ新作)
お客様は新作の方がお気に入りだったのですが、価格差があまりにも
大きいので、断念されて従来から輸入されている方のイチゴドロボウに
なりました。
「これだけ値上がりすると断念せざるを得ない」とおっしゃっていました。
こちらだって1mあたり12800円の生地なので価格は決して安くはないです。
今まで20年近く使っておられたシェードの吊り替えです。
綿100%の商品なので裏地をつけています。
高級仕上げの無双縫製です。
そのこしらえ。「無双羽織(ばおり)」
当店では裏地を取りつけるときの仕様で裏地と表地の折り返しの部分を
袋縫いにするのを無双縫製と呼んでいます。
リングを取り付けるのにミシンの針あなが表にも裏にもみえないように
手縫いしています。
取り付け高さは255cmのため、リングのピッチは約30センチの均等
ピッチにしています。