今年は「値上げの春」になりそうです。
インテリア業界最大手のサンゲツが4月1日からカーテンも含むインテリア
製品を18~24%値上げすると発表しました。
ニュースリリースはここ
昨年の9月にも15%程度値上げしています。
この半年で40%近くの値上げになります。
他メーカーも間違いなく追随すると思います。
インテリア業界の値上げは定価が上がるのではなく、仕入れ掛け率が
上がるのでお客様に説明しにくいので困るのです。
メーカーはファックス1枚で我々に値上げの通知をしてくるだけですが、
我々は小売部門のプライスカードを作り直したりしなければならないので
たいへんなのです。
4月から大幅値上げになりますので、カーテン買うならば3月中ですよ。
さて、本題です。
タワーマンションのコーナーにあるリビングにバーチカルブラインドを
取り付けました。
幅の狭い掃き出し窓が4つと腰窓が1つあり、全て枠内に納まるように
レールがついていました。
ここにカーテンを取り付けると開けた時のたまりが気になるので
バーチカルブラインド(タテ型ブラインド)を要望されていました。
窓の一面は西側に面しており、昼間にテレビを観るのに遮光の生地も
求めておられました。
一つの生地で遮光をするとつまらないので、メインの色を決めて
一色差し色をすることを提案しました。
今回使用したトーソーでは、カラーコンビネーション(アクセント)という
呼称で注文をすることができるのですが、そうすると10%高くなるのです。
意味わからん。
メーカーとしては、指示された枚数をカットするだけで、どうして
本体レールも含めた定価の1割も高くなるんですか?
使用する枚数は同じで、色違いだけです。
4窓は幅は違いますが、丈は同じなので1窓分だけ別の色で注文して
現場で取り付ける時に差し色をしました。
そうすると10%安くなるのです。
トーソーのルノファブ遮光を使って、4窓分はTF-6099(ピンクベージュ)で
1番小さい窓の分はTF-6104(ダークブランン:10枚)で注文しました。
そして、現場でお客様と相談しながら並び変えました。
このように、バーチカルブラインドにカラーコンビネーションするのは
かなり前から流行っています。
色を変えることによって、オリジナルのバーチカルブラインドになり
インテリアとして楽しむことができます。
でも、大きなサイズで数枚色を変えるだけで、10%も高くなるというのは
納得できないですね。
今日の話は役にたちましたか?
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