最近は、吹抜け等の高所以外でも、戸建て住宅やマンションのリビングに
インテリアの電動商品を取り付ける機会が多くなりました。
電動商品はコンセントに差すだけでいいというケースが多くて取付も
簡単なのですが、戸建て住宅における電動シャッターと比較して
まだまだ浸透度が低いように思います。
ハードルが高い原因として、NTT(ニチベイ、タチカワ、トーソー)の
メーカーのカタログで、「電動商品のお見積もりは営業所にお問い合わせください」と
書かれていることが多いのです。
シェードに関して、カタログを見てすぐに見積ができないし、オプション
商品で何が必要で何が不要なのかがわかりにくいのです。
メーカー自らハードルを上げて、自分たちの仕事をつくっています。
また、我々施工業者もメーカーにおんぶにだっこで、向学心のないところが
多いし、経験も少ないのです。
当店は独自性を出すため、いろいろと調べてメーカーに頼らないように
考えてやっています。
タワーマンションで15㎝の幅のカーテンボックスに電動のシャープシェードと
手動の遮熱のロールスクリーンを取り付けたいというのがありました。
一方が444㎝でもう一方が460㎝のコーナー窓です。
カーテンボックスの幅が15㎝です。
ここに2台前後に取り付けるとなると、メカの幅が小さいのしか取り付け
られないのです。
各社の電動のシェードのメカの幅を調べた所、ナスノスが一番コンパクトで
6㎝で、これならば2台取り付けることができ、取付も1つのコンセントで
メカ内で配線をつないでいくことができます。
15㎝のカーテンボックスに2台納まりました。
手前(写真左)がナスノスの電動シェード、窓側がニチベイの手動の
ロールスクリーン
シェードはコーナーのところがきれいにいかないのです。
こちらの現場はお客様のご要望でシェードのシャープバーの
間隔を30㎝ぐらいのピッチにしてほしいというのがありました。
当店はメーカー縫製の規格サイズではなく自社縫製なのでお客様の
要望で自由にできます。
普通は15~20㎝ピッチでシャープバーを入れて、昇降コードを1つ飛ばしで
入れていくというやり方が多いのです。
こちらの現場では、シャープシェードにしたことでプレーンシェードより
重量が重くなり、プレーンシェードならば、下位機種(一般的なモーターの
馬力)でも重量制限がクリアできたのですが、上位機種(馬力が強い)を
使うことになりました。
シャープシェードにしたから縫製代を9700円加算すればいいというだけの
問題ではないのです。
電動商品は、商品知識豊富な窓装飾プランナーのいる店に依頼しましょう。
カーテンボックスの中には電源コンセントがなかったのですが、4台を
電源ジョイントボックスと渡り線でつないで、床近くにあるコンセントに
差し込みました。
4月~5月にかけての大型連休期間の休業についてのご案内です。
4月29日(木曜)
5月3日(月曜)~5日(水曜)は祝日のため定休日です。
4月30日、5月1日、2日は営業します。
今日の話は役にたちましたか?
/
/
このブログのトップ