本日4月29日は休業です。
平成31年4月30日、令和元年5月1日も休業です。
令和元年5月2日、3日は営業します。
このブログは4月28日書いており、タイマー設定で4月29日にアップしています。
昨日のブログに関連する話でセントレジスホテル大阪のカーテンで
新しい発見をしまして、勉強になったことについて書きます。
交叉ランナーについてです。
交叉ランナーとは、カーテンの両開きで閉めた時に、真ん中からの
光漏れを防ぐために、ランナー(コマ)が交叉するように長くなっている
ランナーのことです。
先頭ランナーが突き出ています。
光漏れを防ぐために、このような交叉ランナーを使う場合と、
少し曲がったレールで交叉レールを使う場合もあります。
セントレジスホテル大阪の場合
右片開きに交叉ランナーを使って部屋側に出るようにし、
左片開きにも交叉ランナーを使って左側は窓側に突き出るようにしてあります。
この両方に交叉ランナーを使うというやり方はより重なる部分が多くなるので
理解できます。
私が関心したのは、先頭部分で生地を折り返していて、ふくらみを持たせて
密閉しやすいように考えていることです。
これは今後使おうと思いました。
当店の展示品はそのようになっていません。
交叉ランナーを使う時は、基本的には向かって右が交叉するときに前にくるように
します。
着物と同じです。
左を前にすると云々というように・・・・
「左前」というのは商売が傾くときにも使ったりします。
そのため、レールのトップメーカーのトーソーは右側に交叉ランナーを入れて
右のカーテンが部屋側に突出することをカタログで提案しています。
当店では、カーテンは右が前ですが、交叉ランナーは左側に入れて
窓側に突き出るようにすることを提案しています。
縫製にも工夫が必要なのですが、こうした方が、閉めた時にツラが
揃うのできれいと思っています。
今日の話は役にたちましたか?
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