すべらない話すべるレールの話

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先日、阪神タイガースオーナー付シニア・エグゼクティブ・アドバイザーの

掛布雅之氏の講演会を聴きました。

とにかくすべて「準備」が大事だというお話でした。

お話を聴いていて思う事は、掛布さんってほんとに野球が好きな人なんだなと

いうことでした。

私は仕事の関係で掛布さんのご自宅には何度も行ったことがありまして、

掛布さんともご自宅でお話をしたことがあるのです。

その時の印象としては、あまりしゃべらない人という感じですが、こと野球に関しては

饒舌です。

講演の中で、ビートたけしさんとお会いされた時の話がありまして、

当時たけしさんは絶頂期で、毎日テレビで見ない日はないというぐらいでした。

その時、たけしさんは「軍団の連中は少しは休まれたらどうですかというんだけど、

テレビ出演が楽しくて楽しくて仕方がなくてぜんぜん休みたいとは思わないんだよ。

掛布さんも野球をやっているときが楽しいでしょ」とおっしゃったということです。

 

レベルは違い過ぎますが、私もほぼ休むことなく仕事をしていまして、

周りは少し休んだらといいますが、この仕事が楽しくて休みたいとは

思わないのです。

 

でも還暦を過ぎるとすごく疲れやすくて身体に無理がきかなくなってきています。

昨年からは個人年金ももらっていまして年金生活です。

生活信条が「ゆっくり歩けば遠くに行ける」「人生は後半戦が楽しい」なので

少し休みながら楽しみながらやっていきたいと思っています。

 

 

さて、本題です。

 

新築マンションでたまに言われるのが、「レールの滑りが悪いので交換できますか」

ということです。

ことカーテンレールに関しては、高級マンションでもC型レールと言われる

最も古くからあるレールが使われていて滑りがあまりよくないのです。

C型レールは、我々専門店ではほとんど使いません。

でも、マンションでは予算優先でよく使われているレールです。

実際のところ、あまり滑りはよくないです。

 

レールを取り替える前(C型レール)

 

取り替え後(同じサイズの窓が2つあり、写真は別の方の窓です。)

トーソーのスイートというレールに取り替えました。

このレールは静かでよく滑ります。

なぜ、静かでよく滑るのか?

それには理由があるんです。

 

まず、レールがアルミでフッ素樹脂表面特殊加工がしてあります。

形状がほぼ同じでよく似たものにトーソーのウインピアというレールが

ありますが、こちらはフッ素加工はされていません。

ウインピアとスイートはよく似ていますが少しだけ形状が違います。

 

下のレールがウインピアの側面です。

下のレールがスイートです。

よほどレール好きでない人でない限りこの違いは判らないと思いますが

 

上のレールのウインピアは底面が溝に向かって真っすぐなんです。

下のレールのスイートは底面が溝に向かって少し盛り上がっているのです。

側面を朱肉で押してみました。

上の写真の左がウインピアで右がスイートです。

右のスイートの底面が真ん中に向かって少しだけ盛り上がっているのがわかるでしょうか?

盛り上がっているところがランナー(コマ)との接点で、接点をできるだけ

少なくして摩擦係数を小さくしているのがスイートの特長です。

上の写真の左がウインピアで右がスイートです。

ランナーも違いまして、レールとの接点が少なくなっていて360度回転します。

 

この違いをエンドユーザーに説明できれば、少々高くなっても納得して取り替えて

頂けると思っています。

カーテンレールも商品知識豊富な窓装飾プランナーのいるお店で買いましょう。

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当店では7月15日までリネンカーテン(リフリン)フェアを開催中です。

 

 

 

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