先日、内閣府から景気動向指数が発表されていました。
景気の拡大はこの3月で52か月を迎え、あのバブル景気を抜いて戦後3番目の
長さになっています。
統計的には、今はひじょうに景気がいいのです。
しかし、新聞の見出しにもなっていましたが、「家計は実感乏しく」という感じ
ですが、円安による企業収益がひじょうに改善されているということです。
我々も商売をしていまして「あるところにはあるんだぁ」と感じることがたまに
あります。
キーワードは「社長の家」です。
森友問題で、鴻池議員が渡された封筒のことを「金かコンニャクか知らんけど・・・」と
言ったことが話題になり、コンニャクというのは政界の隠語で100万円のことだと
初めて知りました。
その後、インテリア業界でも景気のいい専門店では「今日の仕事はこんにゃくだった。」
とFacebookにアップされていました。
私どももコンニャクの仕事もします。
それはいつかというと「今夜、食う(こんにゃ、くう)」
今回は、こんにゃく3丁の現場の玄関にパネルスクリーンを取り付けた話です。
パネルスクリーンとは
生地で作った平面状のスクリーンをレールに何枚かを吊るして、障子やふすまの
ように左右に動かすことができる窓装飾の商品です。
メリットとしては生地を選ぶことができるのと前にでてこないのですっきり
します。
デメリットとしては大きさによって3~4枚のパネルになるのですが、1枚分は
必ず収納することができないということです。(ふすまのイメージ)
開口部でない壁にその収納するスペースがあればそれは解決します。
今回のケースは、窓の開口部は226㎝で右側に収納できる壁は80㎝ありました。
そのため、パネルは84㎝のものを3枚つくり、レールの長さを313㎝にしています。
生地はフジエテキスタイルのPF1414NWです。
どこの業者に注文しても同じではない
パネルスクリーンの本体部分はサイレントグリス、トーソー、タチカワが
商品として販売しています。
見た目の好みはあると思いますが、機能としてこの3社に大きな違いはないです。
パネルスクリーンの場合は、発注サイズが難しくて、レールを引き延ばす時は
レールの長さ、1枚の幅、重なりなどを注意しなければなりません。
販売店の担当者の力量によります。
縫製もメーカーに依頼をすることもできますが、自社で自由に縫うこともできます。
当店の工夫
今回、パネルの部分は当店で縫製しました。
新しい試みとして、裾のウエイトバー袋のところで工夫しました。
メーカーに縫製依頼をするとマニュアルでは、4㎝の袋で、その中に
ウエイトバーが入ります。
当店の場合は、バー袋の裾1㎝のところをミシンをたたき、バーが生地の下に
つかないように底上げしています。
パネルは左右に動かし、下におもりがかかるため、少し負担を和らげる意味と
左右に動くときにウエイトバーは床に擦って音がしないようにです。
ウエイトバーはスチールで、レースは透け感があるとその部分が目立つので
ウエイトバーにも生地を巻いています。
パネルスクリーンではなく、プレーンシェードの施工例ですが、本来はこんな
感じになります。