リビング階段の寒さ対策にカーテンをとりつける

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戸建住宅で10年ほど前から流行りだしたのがリビング階段。

これは、リビングにある階段のことで、メリットとしては家族が必ず顔を合わせる

ことができるというのがあるのですが、デメリットとしては寒いのです。

冷たい空気は上から来るし、暖かい空気は上に行くため、1階のリビングは

2階からの冷気で寒いのです。

 

先週ご来店いただいたお客様は同じように寒いということで悩んでおられ、

ご自身でもいろいろと工夫されてカーテンをとりつけて間仕切りにされていました。

お客様のお宅に伺って、私もびっくりしたのですが、リビング側にある

キッチンの換気扇を回すと、空気が循環して上からの冷気でカーテンが

部屋側に膨れ上がるのです。

その対策として、カーテンにマグネットを取り付けて、巾木にも受けの

マグネットを取り付けてカーテンが舞い上がらないようにされていました。

それでも、こんな感じでカーテンの下から冷気が漏れます。

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ホームページ・ブログをみてご来店を頂いたのですが、お客様は当店のスタッフに

「ここでやってもらってうまくいかなかったら諦めがつく。」

おっしゃっていたとのことでした。

ひじょうにうれしいお言葉で、こういうことを言われるとなんとかしてやりたいと

思うのです。

「他社にも見積もりをしてもらったところ、お宅の方が高かったけど、

お宅にお願いしたい。」

こんなことを言われるのも大好きです。

意気に感じていい仕事をしてお客さんに喜んでもらいたいと思います。

「他社で見積もりを取ったところ、他社の方が安いんだけど、それに合わせてくれたら

お願いしたい」というようなこともよく言われます。

こういうのはあんまり・・・・

深入りしない方です。

 

 

だって人間だもん。

 

 

気持ちよく仕事をしたいと思っています。

こちらの現場で工夫したことは

同じようにカーテンでつくったのですが、

1)カーテン生地はフロッキー加工の重いものにしました。

2)レールを手前に天付けして、開口部より両サイド15㎝ずつ長くしました。

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3)床ぎりぎりにカーテンの丈をしました。

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4)マグネットをカーテンの裾の両端の耳の折返しの中に入れました。

生地の中に入れて2枚重ねの中にはいるため、フェライト磁石ではなく、

より強力なネオジウム磁石にしました。

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5)カーテンの両端の耳の部分は、通常より少し長めで、フックから4㎝にしました。

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6)開けた時にカーテンが戻らないようにレールにカーテンストッパーを

入れました。

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7)カーテンストッパーを入れる時は、天付けブラケットを用いなければならない

のですが、そうするとレールが部屋側にくるのでブラケット分、前にでます。

それを少しでも階段側にレールを付けるために、レールと天井の間に

ワッシャーをかまして直付けしました。

8)カーテンが広がらないように簡易型形態安定加工をしています。

 

こうすることによって、カーテンが煽られることがかなりなくなりました。

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