レースの裾の始末(2)形態安定加工

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今日は阪神淡路大震災からちょうど22年です。

改めてお亡くなりになられた方のご冥福をお祈りいたします。

会社で私がメインに使っているパソコンの調子がよくなかったので新しくしたのですが、

ネットで購入して、こちらで設定となるとけっこう大変でした。

4日間ほど手こずりましたが、なんとか使えるようになり、新しいパソコンから

初めての投稿です。

今までのが完全に壊れていなくてまだ使えたし、他にもパソコンがあるので問題は

なかったのですが、逆に新しいほうがWindows10にしたので慣れてなくて

ひじょうに使いづらいのです。

慣れるまでもう少し時間がかかりそうです。

 

レースの裾の始末で、昨日は本縫いウエイト巻きロックの話を書きました。

私としては、何回も書いている話で、ブログの話の内容の評価はあまり高くない

だろうと思っていたのですが、意外と「いいね!」のブログランキングの

クリックが多かったのです。

そこで続き的に書いた「レースの裾の形態安定加工」についてもう少し書いておきます。

 

形態安定加工とは・・・・

 

これは、私がブログを書き始めた13年ほど前ぐらいから流行りだしました。

もっとも早く始めたのは、メーカーとしてはセルコン(現川島織物セルコン)で、

真空釜で、ポリエステルの熱可塑性を利用してきれいなウエーブがでていました。

当時、ちょっと感動したものです。

その後、13年ほど前に川島織物(現川島織物セルコン)が簡易型の

形態安定加工を出して一気に「プリーツをきれいに出す加工」が世に

広がりました。

簡易型の形態安定加工というのは、縫製したあとに、熱や蒸気をあてて、

プリーツをきれいに出す方法です。

この頃から当店の縫製加工所もいち早く導入していて、当店でも無料のオプションと

してこの加工をつけていました。

このプリーツをきれいに出す方法は、各社やり方も名称も違いまして

エンドユーザーにはなかなか浸透していないのですが、

一般的には

真空釜できちっとプリーツを出すのを形状記憶加工といい、

あとから簡易的に熱や蒸気で加工するのを形態安定加工といっています。

名称は別にして、ポリエステル100%の商品に対して、プリーツを

きれいに出す加工は、インテリア業界ではかなり浸透してきていると思います。

メーカー縫製でもこの加工を標準としているところが多いのですが、

ほとんどがドレープ(厚手カーテン)だけが標準なのです。

私は、レースにこそ、この加工をすべきだと思っています。

当店では、無料のオプションでほとんどやっています。

当店では、片開きで巾が3m以上でも無限大に加工ができます。

ほとんどのメーカー縫製は、片開きで2倍つかいならば3mまでが限度となって

います。

大きい窓こそ美しいプリーツが出る加工をすべきだと思っています。

 

 施工例

タワーマンションのコーナー窓で片開きで、一つは368㎝、もう一方は

450㎝あります。

この幅で簡易型形態安定加工をしています。

レースの奥側には50mm幅のブラインドを取り付けています。

DSC04247

DSC04244

ものがいっぱいできれいに写真は撮れなかったのですが、レースを

吊ったあと、お客様は「わぁ~きれい」と思わず発声していただきました。

 

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