マリメッコの生地で収縮実験をする その2

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しまったしまった島倉千代子

こまったこまったこまどり姉妹

関西人以外の方はほとんどご存じないかと思いますが、これは先日亡くなられた

吉本新喜劇の島木譲二さんの持ちネタです。

ブログを書くのが滞っていました。

大ネタを書こうとすると時間がかかるため、なかなか書けないのです。

ほんまに、こまったこまったで、しまったしまったなんです。

書く話はいっぱいありますので、これから大晦日に向けて軽めの話で

イッキに書いていきます。

 

待った待った松田聖子

ノッテルノッテル藤原紀香

 

よしっ!!

 

先日のブログの続きです。

まずはこちらをお読みください。

綿100%のマリメッコの生地を水につけるとどのぐらい縮むかという実験です。

マリメッコの生地は本国のデータでは寸法変化率3%となっています。

しかし、生地に表示されているマークでは国際基準の洗濯絵表示で「60℃の温度まで

ならば水洗い大丈夫」表示になっています。

 

これは、フィンランドでは、カーテンの吊り方が日本のように床上1㎝ぐらいに

するということはなく、だらっと垂らすような吊り方なので、カーテンが

縮んでも水洗いOKという発想だと思います。

この洗濯絵表示は、検査基準はあるのですが、どのマークにするかは

製造者、販売者の判断になっています。

 

実験の結果

dsc03980

洗ったあとに実測しました。

dsc039811526㎜だったのが1505㎜になりました。

1.3%縮みました。

ヨコに別の綿100%の生地を幅継ぎしている方は

dsc039821743㎜だったものが1699㎜になりました。

2.5%縮みました。

この後、アイロンをかけました。

dsc03986

そうすると

dsc039911526㎜のものが少し戻りまして1512㎜になりました。

結局0.9%の縮みです。

2mの丈のもので1,8㎝縮むということです。

ヨコ方向の巾継ぎしているものは

dsc039931743㎜のものが1710㎜になりました。1.9%の縮みです。

 

これは30分ほどお湯につけただけの実験で、実際洗濯機で洗うともっと縮むかも

しれませんし、何年も使っているとまた条件も違ってきます。

 

商品としては、水洗いはOKですが、カーテンとして使うと縮むということは

理解してください。

どこまでの縮みが許されるかはお客様の判断です。

 

12月1日から洗濯絵表示ラベルが国際基準となり、新JISが適用されています。

本来はオーダーカーテンは適用外で、今までの見本帳に載っている商品は

そのままの旧JISに基づく洗濯絵表示でも問題はないのですが、

インテリア業界のメーカーはきれいに足並みをそろえて12月1日から出荷の分は

新しい洗濯絵表示になっています。

川島織物セルコン

dsc03998 dsc03997

フジエテキスタイル

dsc03996 dsc03995

キロニー

dsc04000 dsc03999

タテ型ブラインドも新しい絵表示です。(ニチベイ)

dsc04040 dsc04043

 

日本インテリアファブリックス協会会員企業は、何やら申し合わせたような節が

感じられます。

本来ならば、新しい洗濯絵表示するには改めに検査しなければならないのです。

旧JISと新JISでは検査方法が違いまして、新JISでは

マークの種類も範囲も増えています。

しかし、新しいマークに単なるスライドをさせたような感じもします。

みんなでやれば大丈夫みたいな感じですね。

 

 

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