ブログを書いていると、「アドバイスをしてください」という問い合わせが
多いのです。
わかる範囲ではこたえるようにしているのですが、当店で施工するわけでもなく、
現場もみていないのに適当にこたえることもできないのです。
当店は現場主義
また当店ならば、「こうします」と書くと実際に施工される業者に
迷惑をかけることがあるので、できるだけ施工店や買われた店で
聞いてくださいとこたえています。
先日もブログにこんなコメントが書かれていました。
シェードのストッパーがこわれて、買った店もなくなったのでトーソーに
画像を送って問い合わせをされたようです。
「トーソーさんに問い合わせ写真を送信したのですが、回答が曖昧な為、
判断できない状態でいます。」
これじゃ、インテリア業界の評判を落として、エンドユーザーがインテリアに
力をいれなくなっても困りますので、写真を送ってくださいとコメント
しました。
すぐに写真を送ってきまして、みるとトーソーのパティナというシェード
でした。
それで、直接メールで返信しました。
写真ありがとうございます。
この商品はトーソーのパティナというものです。
オンラインショップで購入できます。
https://www.toso.co.jp/parts_shop/rs/top.html
https://www.toso.co.jp/parts_shop/rs/list_stopper.html
シェードのストッパー交換手順はこちらをご覧ください。
https://www.toso.co.jp/product_mainte/pdf/rs/rs14.pdf
お礼のメールをいただきました。
インテリア業界のメーカーはどこも、エンドユーザーからの問い合わせに
対する対応はよくないです。
「購入されたお店にお問い合わせください」というのが一般的です。
インテリア商品の購入は、どこのメーカーの商品を選ぶかよりも
どの店で購入するかが重要なんです。
どこで買っても同じでないのがインテリア業界
さて、本題です。
タワーマンションのコーナーの窓に窓側にシェード、手前に1.3倍フラット
レースを取り付けました。
手前のレースはフジエテキスタイルのFA7001NLで1.3倍使いの
フラットカーテンです。
ピッチホールドテープを使って、ウエーブのバランスをとっています。
シェードは5分割していまして、生地は東リのKTB4259です。
ブログも2700回以上書いていると、同じようなものばかりに
なってきて、こちらも何をテーマにすればいいのか悩みます。
今回は裾のウエイトロックをテーマにします。
ヨコ使いのレースで、裾を折り返さないで、ウエイトをつけるやり方が
あります。
ウエイト(ロープ状のおもり)をウーリー糸で生地の裾に巻き込んで
縫い付けていく方法です。
この商品は最初からウエイト付になっていて、上の写真です。
これが一般的なウエイトロックです。
縫製加工所からカットする前に写真を送っていただきました。
これだと、何度も洗濯を繰り返すと、ウエイトの上の部分が傷んで
きまして、ほつれてくる可能性があります。
また、糸の色が一色なので、裾の部分はすべて同じ色になります。
最近はこの裾の巻き込む糸をまったく別のものにかえて、ドレープの
色に合わせたりする「シェアライン」というのも流行っています。
元祖の千葉の彩雅さんのブログをご覧ください。
当店では、本縫いウエイト巻きロックというやり方をやっています。
これは、生地でウエイトを巻き込んで、縫うというやり方です。
特殊なミシンがあれば簡単にできます。
これだと、裾の部分も同じ生地なので、そこだけ色が違うということは
ありませんし、洗濯に対して丈夫なのです。
安心して、ご自宅で洗うことができます。
今回の現場は、メーカーの商品のウエイト部分をカットして、当店の
やり方に変えています。
当店はどちらでも対応できますが、おススメは本縫いウエイト巻きロック
です。
↑ 画像検索ができます。詳しくはこちら
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ダイジロウと申します。ご無沙汰しております。
久しぶりにパディナストッパーを今日交換しまして、
懐かしくなって遊びに来ました。
うちもいまだにローマンシェードの記事のアクセスが多いです(笑)
趣味のスポーツのブログのはずですが、いかに困っている方が多いかということでしょうね。
ご活躍をひきつづき応援しています。
ダイジロウさま、
ブログが役にたってうれしいです。
また、リンクを貼っていただきましてありがとうございます。