今年は自治体が中小企業の節電策を支援するようになってきました。
東京都はLED照明器具を導入した中小企業の法人事業税もしくは個人事業税を減免したり、大阪府は中小企業の事業協同組合などがLED照明などを導入する際の融資制度を新設したりしています。
この対象商品になぜ遮熱ブラインドや遮熱ロールスクリーンは入らないんでしょうか?
もし、対象となれば需要増大が見込まれ、インテリア業界が潤うと思うのです。
インテリアのメーカーは大きな数字を並べて、遮熱ロールスクリーンの「コルトエコ」を取り付ければ16635円お得と言っているのに、どうして国や自治体に対してアピールしてくれないのでしょうか?
さて、本題です。
タチカワがチラシをもってきてくれました。7月2日に新しい商品がでて、今回はカーテンやローマンシェード(プレーンシェード)に力をいれています。
タチカワにはカーテンからブラインド・ロールスクリーンまで取り扱う唯一のメーカーとして、きちんとした比較データを出して頂きたいものです。
今回いただいたチラシです。
(画像はクリックしてもう一度クリックすると拡大します。)
ひじょうにわかりやすい説明で、今付いているカーテンに遮熱効果のあるブラインドを取り付ければ、カーテンだけよりも2761円お得ということです。
裏側にどういう条件でのシュミレーションが書かれていてリビングの2窓で夏季4か月間で、窓ガラスは12ミリの複層ガラスで設定温度は26度になっています。
これならば、トーソーの遮熱ロールスクリーンを取り付けた方が16635円も得だから、5倍以上も効果があると思わないでください。あまりにも条件が違いすぎるのです。
裏側です。
タチカワの遮熱効果のある商品とタチカワの普通のレースと比較してどれが効果があるのかを説明しています。
もっとも効果のある木製ブラインドが載っていないのが気になります。多分、遮熱性の板がないから載せなかったのだと思いますが、木製ブラインド自体が熱を伝えにくいのです。
もっと気になったのは、これです。
遮熱性のあるレースでつくったローマンシェード(プレーンシェード)と同じ生地でつくった2倍使いと思われるレースの数字が同じなのです。
これじゃ、同じ生地ならばフラットでも2倍ヒダを取っても遮熱効果は同じですよということになります。
そこで、ツイッターでつぶやいたのです。そしたらタチカワの場合はユーザーの問合せにたいしてもまじめにこたえてくれる部署があるのです。
トーソーも熱心にツイッターで情報発信をしていますが、いいことをつぶやくと「ありがとーそー」といってすぐに反応があるのですが、耳の痛いことをつぶやくと反応がないのです。
タチカワのつぶやきは
@konnyann 弊社におきまして、カーテンはフラットスタイルをモデルに省エネシミュレーションを行っております。そのため、同じ生地の場合、ローマンシェード(フラットスタイル)と同じ結果となります。
2倍使いのレースの写真を載せておきながら、シュミレーションはフラットスタイルでやっているとのことです。
ですから、どんな生地をつかってもローマンシェード(プレーンシェード)と2倍使いのカーテンは同じ数字がでるとのことです。
意味ないじゃん。
カーテンの場合、フラットにしても1.5倍使いにしても2倍使いにしても遮熱効果は同じなのでしょうか?
データがないからよくわかりません。
ふんばろう東北!がんばろう日本!
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