10月31日はハロウィーン
それがどうしたという感じですね。昨年のハロウィーンのブログはこちら。
実はハロウィーンにはけっこう思い出があるんです。
さて、本題です。
新店舗の紹介をしています。
エンドユーザー向けに書いているのですが、同業者の方が興味をもってみていただいているようなのです。そんなの気にしないで書いていきます。
縫製の違いがわかる展示サンプルを用意しています。
この店では、1つの商品に対して、縫製によって3タイプの価格を用意しています。
今までは、けっこう縫製にこだわっていまして、リーズナブル商品でもいい縫製をしていたため高くなっていました。
それを今回は、予算に応じてお客さまの方で縫製を選べるようにしました。
そのためにしっかり説明をしなければならないのです。
商品に合わせておすすめ縫製は用意しております。
ほとんどがおすすめ縫製になるのですが、価格を安くしたい人のリーズナブル仕様も用意してお客さまに選んでいただきます。
比較サンプルをお見せすると、ほとんどいい縫製を選ばれます。
A仕様が標準仕様で、縫込みアジャスターフック、裾すくい縫いで形態安定加工付きです。
B仕様は、A仕様で形状記憶加工を標準にしています。
C仕様はリーズナブル仕様で、本縫い差し込みアジャスターフックです。
これが世間でいう一般的な縫製だと思います。
C仕様《リーズナブル仕様)
形状記憶加工も形態安定加工もしていません。商品によっては裾が広がります。
5~6年前まではどこもほとんどがこの仕様でした。
けっして変な縫製ではありません。
芯地は90ミリで2倍使いは3つ山です。
差し込みのアジャスターフックを使ってます。(下の左写真)
芯地の部分は上も下もミシン目が見えないようにしています。針穴は出来るだけ見えない方がきれいと思っています。
(下の右の写真)
A仕様《標準仕様》
縫製をしてから吊った状態でアイロンがけするような感じできれいなウエーブがでます。
当店の機械の関係で」ウエーブが鋭角になります。
フックは縫込みアジャスターです。
芯地は上も下も表に糸はみえません。
裾はすくい縫いといって糸が表にはみえません。
B仕様
縫製はA仕様と同じで形状記憶加工にしています。
形状記憶加工は真空釜で加工をしますのでウエーブがきれいに丸みを帯びています。
当店の形態安定は鋭角なので、これに対して丸みの方がいいという方がけっこうおられるのです。こちらの方が高いのです。
裾はすくい縫いです。
上の左側の写真がすくい縫いでA仕様、B仕様でやっています。
右の写真は本縫いでC仕様になります。(写真はクリックで拡大)
縫製によって金額が大きく違ってきます。
他店で購入された場合で、安かったと思ったら縫製がきれいでなかったということもありますので気をつけてください。
メーカー縫製だったらどこも同じで安心かというとそうでもありません。
けっこうひどいメーカーもあります。縫製仕様も違います。
メーカー縫製で、形状記憶加工をするとかなり高くなります。
1.5倍使いに関しましては明日書きます。
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