今朝は寝坊をしまして、朝7時まで家にいました。
そしたらファブリーズのCMをテレビでやっていました。初めてみたのですが、
職業柄テレビ画面に映す出されるリビングのカーテンが気になって仕方がないのです。
街にいても、職業病で「カーテン」という文字が目にとびこんできて、どういう店なのか知りたくなってフラッと入っていったりします。
先日も、車を運転していると造園屋の看板で「〇〇ガーデン」と書いてあったのです。思わず車をとめて、見いってしまいました。
ひょっとして「カ」のところに虫がとまっていて「ガ」に見えたのと違うかと思ったのです。よく見たら、それは「蛾」でした。
さて、ファブリーズのコマーシャルですが、見たことがない方もおられるとおもいますのでこれをご覧ください。
上の画像の真ん中の三角をクリックすると動画になります。
背景になっているリビングのカーテンに注目下さい。
ドレープもレースも床にひきずっているのです。
私どもがカーテンを納品するときは 掃き出し窓の場合床上がり1センチぐらいにするのを基準としています。
このコマーシャルの撮影にはそれぞれの分野の専門家がたくさんスタッフとして参加されているはずですが、床にひきずってるカーテンが何の疑問もなく撮影されたということです。
多分、これでも問題がないということなんでしょうね。
みなさまはどう思われますでしょうか?
さて、本題です。
今日は家1軒丸ごとクリーニングの依頼を受けて引き取りに行ってきました。
7年前に当店で取り付けたお客さまで小窓が多くて、シェードやハンターダグラスのデュエットシェードをたくさん取り付けておられます。
この度転勤されて家を人に貸すにあたり、洗ってきれいにしておきたいとのことでした。
7年間1度も洗っていられなくて、お客さまもレースを洗ってきれいになるのか、むしろレースは新しくした方がお得なのかを心配されていたため、お盆前に1窓だけクリーニングの依頼をされました。
そうしたところ、お客様が思っておられた以上にきれいになったので全窓クリーニングとなりました。
当店では取付取り外しもしまして、デュエットシェードは超音波洗浄をします。
家1軒の窓周り商品(カーテン・シェード・ブラインド)のクリーニングをするとだいたいいくらぐらかかるとおもいますか?
今まで十回ぐらい請けましたが、12~15万ぐらいかかります。
これが安いか高いかはお客様の判断ですが、1軒丸ごと依頼される方は何年もカーテンを洗っておられない方が多いです。
今回は7年でしたが、5年としてもクリーニング代の予算は1年間で3万円ぐらいです。1ヶ月2500円です。
カーテンクリーニング代を1ヶ月で2500円計上していただければ、きれいになって長く使えます。
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たしかに職業柄、テレビとかでカーテンとかが、写っていると気になりますよね。ただこのCMは見たことがありますが、そこまで気になりませんでした。さすが小嶋社長様ですね。やるからにはカーテンもきちんとしてほしいですよね。
販売をしているプロセスで、顧客から「カーテンなんかに、そんなにお金をかけられない」ということをよく言われます。
「なんかに」などと言われて黙っている訳にはいきませんが、どうも既製カーテンの価格のイメージが強いらしく、説明しても無駄な顧客には1窓1万円カーテンショップを紹介しております。
明治維新後、鹿鳴館にカーテンを吊ってまだ百数十年ですが、「カーテン」の地位が低いままと言うのは諸先輩をはじめ、現役の我々にも責任があると思うのです。
カーテン地位向上が我々の今後の課題であるのではないでしょうか?
映像を見ると、ジャスト寸法だと長すぎるし、意図的に引きずるにしては短すぎるし、中途半端な長さですね。
無頓着で既成品を寸法直しもしないで映像のような状態で暮らして知人がいます。
世間では「オーダーカーテンは高い、お金持ちのもの」と思い込んでいる人がいますよ。
追伸
カーテンの長さや価格は人それぞれの好みや収入によるでしょうが、
私は「7年もカーテンを洗濯しない生活」の方が気になります。
私は決して「潔癖症」ではありません。