今日の現場 8年前に取り付けたお客様のご不満

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暑いのやら寒いのやらけったいな天気が続いた5月も今日でおしまい。

「5月末決着」を目指していた普天間の問題ではなく、当店の移転先も来月に持ち越すことになりました。

こちらは悲壮感はないです。候補地はいっぱいあって、現地での受け入れ側も反対のデモはありません。
今のところが便利でひじょうに家賃が安いため、同等レベルとなるとなかなか難しいのです。

さて、本題です。

8年前に取り付けた現場に追加依頼でお伺いしたところ、

「シャチョさん、どう思われます?私、ずっとおかしいんじゃないかと思っていたんです。」とおっしゃるのです。

ドキッ

CIMG5012

8年前の施工事例

この写真をみて、おかしいところを述べよ!

お客様がおっしゃるのには、「娘さまがずっと海外生活をされていて、実家に帰ってこられた時に、ペルメット(上飾り=バランス)があって窓枠(ケーシング)がみえているのはおかしいというのですよ。外国ではこんなペルメットはあり得ないというのですよ。ペルメットの丈が短くないですか」ということなんです。

当店のスタッフが担当した現場で、私は当時のことは覚えていないのですがお客様との打ち合わせでこのようになったんだとおもいます。

確かにヨーロッパのペルメットは窓の上から3分の1ぐらい隠れているのが多いです。
でも窓の取り付けてある高さも違いまして、天井際から窓がありまして、ほとんどが縦長の窓です。

ヨーロッパでは直射日光を遮るために窓の上を少し隠すようにペルメットをつけます

日本の窓の高さは2mぐらいが多くて、横長の窓です。この窓にペルメットが窓の上部を隠すようになると、開口部が小さくなり暗く感じると思うのです。

日本の場合は、レールを隠すとか、装飾性を重視していて機能面はあまり考えていないと思うのです。

そのようにお話をさせていただいたところ、なんとなく納得されたような、娘様の意見が正しくて納得されていないような感じで終わってしまいました。

同業の方や詳しい方がおられましたら、このようなものはどのようにつけるとバランスがいいのか教えてください。

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 織物研究会

 

 

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