いきなり本題です。
階段吹き抜け部分の窓を紐引きカーテンレールに取り替えました。
日本では紐引きカーテンレールはあまり普及していないように思います。
その理由に昔からある紐引きカーテンレールはテンションプーリーを使うものが多くよく紐がごちゃごちゃになって故障していました。
テンションプーリーは紐を引っ張るための部材で床に穴をあけて取付なければなりません。
そのため、紐引きカーテンレールのイメージが悪いのです。
トーソーでも、テンションプーリーを使わない紐引きカーテンレールCM2000紐引き組立てセットという商品がありますがすごく高いのです。
紐引きカーテンレールはやはりサイレントグリスが一番いいと思います。
サイレントグリスはスイス本社で、レールやシェード分野では世界的に有名で、日本ではトーソーが出資して関連会社になっていますので簡単に手に入ります。
サイレントグリスの紐引きレールはテンションプーリーが不要で、大きさに応じて何種類もありましてリーズナブルです。
京都からご来店いただいたお客様で、階段吹き抜けの窓にカーテンがついているのを開閉できるようにしたとのことでバトンタッセルを買いに来られました。
バトンタッセルは当店のものは長さ1Mです。こちらの現場は床(階段の踊り場)から高さ4Mのところに窓があります。
当店のバトンタッセルでは無理で、別注で作ることもできるのですがそれよりもレールを紐引きカーテンレールにした方がすっきりできますのでそれを提案しました。
現場状況
左側の窓のレールを交換したのですが、以前は動かすことができずずっと閉め放しだったそうです。
それが少し前にクロスの張り替えリフォームをしたときに開けたところ、今度は陽射しがきついという問題が発生してなんとか開閉が出来ないものかとインターネットで調べてバトンタッセルを求めて京都からご来店いただいた次第です。
本来ならば、最初から紐引きカーテンレールを使う場合は、その仕様にあった縫製をしなければなりません。
こちらの場合は、カーテンはそのままなのでレールで少し工夫をしました。
紐引きカーテンレールは、光漏れを防ぐために先頭は交叉ランナーを使っています。
そのため、中に入る側は、リターン仕様のようにフラットにするのですが、それができず、レールの交叉ランナーを短くしました。
これは、実測時にわかっていたので発注の際にサイレントグリスに、先頭の交叉ランナーをカットして短くしてほしいというと、規格外になるのでカット賃がかかるというのでこちらでしました。
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