タチカワのプレーンシェードダブルタイプ ワンチェーン切れる

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ここのところ忙しくて小ネタはありません。いきなり本題です。

今、ブレイクしているタチカワのプレーンシェードダブルタイプのワンチェーンに懸念していたことが起こりました。

ワンチェーンが切れたんです。

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新しいものを加工所で用意して取り替えてきました。

昨年の4月に納品した分で、タチカワの部材を使って縫製・組み立ては当店の加工所でしました。
ワンチェーンにするためにボールチェーンを熱圧着しなければならないのですが、そのハンダごてはタチカワから購入したものです。

その事に関してはこちらのブログをお読みください。
https://blog.curtainkyaku.com/51913391.html

当店の加工所の熱圧着する技術力に問題があったかもしれませんが、このやり方では、切れる可能性は高いのです。

以前、ニチベイがロールスクリーンのダブルタイプにこれと同じやり方のワンチェーンのチェーン式の商品をだしていました。しかし、チェーンがよく切れたとのことで、そのタイプは廃止にして今はプルコードのみです。

ダブルシェードドラム式に関してはこちらのブログをまずお読みください。

https://blog.curtainkyaku.com/51870541.html

ダブルシェードドラム式のタチカワとトーソーの比較です。

私は、そこにも書いているのですが、タチカワのドラム式は、大きいサイズには
不適切だと思っています。
ワンチェーンにかかる負担が大きいからです。

今回の現場の分は巾2050×高さ1235ミリでした。ちなみに生地はサンゲツのCK103とCK967です。

このぐらいのサイズならば大丈夫だと思ったのですが・・・・・・

タチカワは製作サイズの最大は2900ミリにしています。トーソーは4000ミリです。

多分、タチカワも大きいサイズには負担が大きいと考えているのだと思います。

でも、メーカーの品質保証は1年間です。
1年間問題がなければ、メーカーはOKなのです。
その後は部品が破損しても有償になるのです。

サンゲツは昨年の秋に出した新しい見本帳からダブルシェード(ツインシェード)のメカはトーソーからタチカワに変えました。

タチカワのメカを使っているサンゲツは、ダブルタイプのプレーンシェードで最大製作巾を4000ミリにしています。

  どうして?

たぶん、売れないと思っているんからでしょ。

ちゃうちゃう。今まで使っていたトーソーのメカでは最大4000ミリまでやっていたので、「まあいいんじゃないやか」という感じのようです。

ちなみにリリカラも今年からダブルシェードドラム式のメカをヨコタからタチカワに変更しました。こちらは最大製作巾をタチカワに合わせて2900ミリにしています。

私は、タチカワのダブルタイプのシェードは製作巾は最大で2000ミリぐらいかなと思っています。
それ以上はトーソーのメカの方がいいと思っています。

当店は独自に5年間保証しています。
クレームになりそうなのはあまりすすめたくないのです。

ワンチェーンのダブルシェード(ツインシェードもしくはダブルタイプ)が
ワレルチェーンのダブルシェードにならないことを祈ってます。

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