牛丼チェーンの「すき家」は牛丼の並盛を50円値下げして280円に。
その前に「松屋」が牛めし(並)を60円値下げして320円にしました。
吉野家は、牛丼(並)は380円のままです。
私は、牛丼はめったに食べませんが、このデフレ戦争は経営的にみて興味があります。
吉野家はどう動くのだろうか?
値下げしたら売れるかもしれないですが、以前の利益を確保できるぐらい売上がアップするとは思えないのです。
値下げしても品質を維持していれば仕入れはそんなに変わらないので、儲けが少なくなるのです。経営が圧迫するのです。
やはり、フロントエンド(主力商品)の値下げは経営的に厳しいのです。
それに対して、マクドナルドのやり方は実に賢明で学ぶべきことがあります。
マクドナルドは主力商品の値下げはしないで、コーヒー無料とか話題を提供しながら堅実にやっています。
我々の業界にも言えることなのです。
今は、提案力のない同業他社の値下げ攻勢がすごいのですが、そんなことをやっていると体力が持ちません。
フロントエンド商品で仕掛けるから儲からないのです。バックエンド商品で思い切った手を打たないと・・・・・
いっちょう、やってみるか。
さて、本題です。
高層マンションの高層階に遮熱レース「サラクール」を使って1,5倍使いで形状記憶加工付きバルーンシェードを取り付けました。
お客様の要望として、かわいくしたいのでフラットのプレーンシェードではつまらないけど、上げたときにたまりが大きくなって視界が遮られるのも嫌とのことでした。
バルーンシェードは通常は2倍使いになりますが、そうすると上げたときのウエーブの垂れ下がりが大きくなります。
そこで、1,5倍使いで軽めにすることにしたのですが、この現場は厚手カーテンは無いため、降ろしきった使い方もし、その場合、1,5倍だとヒダがきれいにでないのです。
そこで、18,3センチピッチに形状記憶加工をしました。そうすると降ろしたときも、普通のレースとしてきれいのです。
(写真はクリックすると拡大します。)
1,5倍にしていると上げた時の垂れ下がりも小さくなります。
上の写真は一番上にあけた時(クリックすると拡大)
上部はギャザーで1,5倍のボリューム。形状記憶加工をしていますのでヒダは均等にきれいにでます。(クリックすると拡大)
生地はユニチカのサラクールを使用。繊維にセラミックが混入されていて、遮熱効果があり、室内が暖かければ保温性もあります。
高層階で、外から見られることはありませんが、東北の角で、朝日が眩しいためその対策も必要なのです。
遮熱レースは透け感があまりないのですが、高層階の場合は景色も財産なので、朝は東側だけ降ろしていただき、北側を上げていれば明るさは保てます。
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