こんなに違う簡易型形態安定加工

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

霜降

今日は二十四節気でいうと霜降(そうこう)です。
霜降り肉をたべる日ではありません。

秋気がようやく去って、各地で朝霜を見る季節になります。この頃になると虫の音もかなり減り、秋も一段と深まり、寒冷を覚える頃をいいます。

そうこうするうちに寒くなるという日です。

でも、今日の大阪はいい天気で気持ちが良かったです。暖かい日が続いており、今年は暖冬ですかね。

寒い季節には思い切り寒くなってくれないと商売に影響があって困るのです。

さて、本題です。

当店では、メーカーよりも早くからカーテンの形状記憶加工や簡易型形態安定加工について取り組んできて、このブログでもかなり情報発信をしてきました。

あまりご存じでない方は、欄外のカテゴリー欄「形状記憶・形態安定」をクリックしてください。

今は各メーカーとも力を入れてきており、ユーザーにもかなり浸透してきており、それが普通となってきています。やはり、ヒダの出方が違いまして加工をすると広がらずにきれいになります。

私どもは、当店でお買い上げいただいた商品でリーズナブル価格品を除いては無料で簡易型形態安定加工をしています。

簡易型形態安定加工は、最後の仕上げを吊った状態でアイロン仕上げするようなものです。

購入する前は、そんな情報を知らずに、少しでも安い方がいいと思ってなにも加工をしないで買うと吊って初めてきれいでないことに気づくのです。

今や既製カーテンでも、中国製はほとんど形状記憶加工がされていてきれいになっています。

よく私のブログを読んで、他店で購入したカーテンをあとから形態安定加工をしてほしいという依頼があります。

当店でもさせてもらうのですが、たいへん申し訳ございませんが他店でご購入されたカーテンはその加工代をかなり高めに設定させていただいています。

もし、その加工をご希望ならばご購入店に問い合わせをされて依頼されることをお勧めします。

オーダーカーテンはけっして安いものではありませんので、そうしたことをきちっとされるお店で買われることをお勧めします。

安かったからというだけで購入するとあとから高くつくことがあります。

この度も、九州のお客様から後から加工をする簡易型形態安定加工の依頼がありましてさせていただきました。

生地はリリカラのFD59451です。この商品はメーカーも形態安定加工をすすめており、その加工をしなかったら裾が広がります。業界用語で「はかまをはく」といいます。

FABRIC DECO_2008-10-15_1256291959

リリカラのデジタルカタログからの抜粋です。

この写真は形態安定加工をしているのかどうかは不明ですが、見本帳に掲載している仕立て上がりの価格表には、おすすめ縫製として「形態安定加工をする価格表を載せています。

なかなか親切です。

販売業者が、この価格をもとにして大幅値引き販売をして、加工をしなければぼったくりになりますね。

お客さまから送って頂いたカーテン

未加工のもの                 加工したもの          
w3000×H2070片右 パーマ前w3000×H2070片右 パーマ後   

              写真はクリックすると拡大します。

こんなに違うんですよ。

今日のブログは役にたちましたか  はい、クリック 



カーテンと窓周りに関するご質問はこちらへ→


 織物研究会

 

 

 ブログのトップ

 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。

コメント

  1. irodorikoubou さん

    コメントありがとうございます。
    同業者としておたがい切磋琢磨してがんばりましょう。

    私もブログを拝見してますので、たまにコメントさせてもらいます。

コメントを残す

*