ニチベイのプリーツスクリーン「もなみ」からアップダウンスタイルが新登場しました。
(写真はクリックすると拡大します ↓ )
従来のプリーツスクリーンは上部はくっついていて、昇降するだけだったのですが、この商品は上部が離れて下に降りることもでき、中間の位置で止めることもできます。
上部採光・通気が可能になり、目線の位置だけの目隠しもできるようになりました。
商品は違いますが、ハンターダグラスのデュエット・シェードに同じようなトップダウンボトムアップ(TDBU)という商品がありますのでちょっと新鮮味に欠けます。
カーテン屋のオヤジの独り言
このように上部が分離する商品をニチベイはアップダウンスタイルといい、ハンターはトップダウンボトムアップと言っています。販売する側としては、こうした名称も統一していただきたいのです。
最初にだしたところは、後からのところが同じ名称にしたら「真似された」となるんでしょうが、ここは業界で取り決めをして、最初につけた名称を尊重して同じ名称を使うようにしていただきたいものです。その方がユーザーにアピールしやすいのです。そうすることがみんなにとってメリットになるのです。
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おそらく、半年後にはタチカワが真似をして同じような商品を出してきます。そのときはまた別の名称になるのです。フリースタイルとか? ほんとに困るんですよ。
ニチベイのプリーツスクリーンのアップダウンスタイルはアメリカ産のハンターのデュエット・シェードに比べて、日米だけに日本人の心が少しあって細かい気配りができています。
中間バーを上げるときにピタっとしまりにくくて光が漏れる傾向があるのですが、ニチベイのプリーツスクリーンのアップダウンスタイルはそれを防ぐためにツバがついています。
こういうのは日本人の発想です。
ハンターのデュエット・シェードトップダウンボトムアップは、そんな細かい気配りはしません。
ブラケットがヘッドレールの中に食い込んでおり、どのような上げ方をしても隙間があくようになっています。事前にきちっと説明をしておかないとクレームになります。旧タイプのブラケットならばこの問題は解決します。
価格はニチベイもハンターダグラスも従来のものに比べて20%ほどアップします。
商品は似たように見えますが、全く違うものでデュエットシェードはハニカム状(ハチの巣)になっていて、断熱・保温性に優れていて、水をかけて洗うことができます。
ニチベイのプリーツスクリーンアップダウンスタイルは、洗うことも生地交換もできません。
操作性はプリーツスクリーンアップダウンスタイルはドラム式、チェーン式があり、片方に操作を持ってくることができますが、デュエット・シェードトップダウンボトムアップはコード式で、操作は左右振り分けしかできず、大きいサイズはコードの耐用性に欠けます。
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