4月23日のブログ「バックタックシェード」について書いたところ、シャープシェードってバーを1つ1つ飛ばしてコードを通すのが普通とちがうのですかといわれました。
一般的にヨコバーが入っているのをシャープシェードと呼んでおり、各メーカー仕様がバラバラです。メーカーや専門店のホームページを調べてもシャープシェードの仕様に関して書かれているのがほとんどないのです。
販売店の人は、メーカーによっても仕様が違うのに「シャープシェード」はどのような仕様でされているのでしょうか?
当店では、シャープシェードといっても現場や生地によって仕様を変えています。いろいろと使い分けてます。
メーカーにシャープシェードの縫製を依頼することはほとんどないのでメーカーの違いに関してはよくわかりません。川島織物セルコンは住宅メーカーの縫製をしており、たまに見ることがあり、シャープシェードだけでも3タイプ(シャープシェード、シャープフロントタックコード、シャープタックバー)あるようです。
カワシマのは独特でバーが前側でつまんでいるもの(シャープタックバー)や、ヨコバーがありさらに縦にリング付きテープを縫い付けてバーとバーの間にリングがある商品(シャープフロントタックコード)もあります。
上の写真(クリックすると拡大します)は一番よくあるシャープシェードです。裏側にバーを通す袋を縫いつけて昇降コードを1つ飛ばしに通すやり方です。当店施工ではなく、上本町のタワーマンションのフロントロビーのものです。
この写真は(クリックすると拡大します)北浜のタワーマンションのフロントにあったものです。(当店の施工ではありません。)こちらは裏側にバー袋を縫い付けて飛ばさないで1本ずつ昇降コードを通しています。
当店では、これらのやり方以外にニューシャープシェードというものとバックタックシェードというのもやります。
シャープシェードは、大きな窓のレース地にすることが多いのです。これをプレーンシェードですると1枚のきじが垂れさがっているだけで、なんの趣もなくつまらないからです。シンプルでありながらシャープさがあり、窓辺を引き締める効果もあると思います。
横バーが入っているため、たたみ上がりがきれいになりますので、ドレープ(厚手)の場合は大きな窓の時にシャープシェードにすることもあります。
シャープシェードの施工写真は右欄外のカテゴリー分けの「シャープシェード」をクリックしていただければいろいろとみることができます。
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