プリーツスクリーンの枠内付け時の丈の問題

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先日、和室の窓枠内にプリーツスクリーンをとりつけたところ、ボトムバーが降ろした時に枠にあたり傷が付くのでもう少しあげてほしいという話がありました。


ブラインドやプリーツスクリーンを枠内付けをするとこういう話がたまにあります。逆にちょっと隙間があいているのでぎりぎり付くようにしてほしいという話もあります。


CIMG1146CIMG1144


 


 


 


 


 


 


上の写真の右側は降ろした時に下のバーが木枠に乗るような形でくっついています。


当店ではこのプリーツスクリーンやプレーンシェードは、ドラム式にすることが多いのですが、今回はコード式にしていました。

コード式は少しひっぱると(ストッパーを解除する)と勢いよく落ちます。(一般的なブラインドのイメージ)
ドラム式は端にエンドレスの操作コードがついていて、ひっぱればひっぱった分だけ降ります。勢いよくは落ちません。
チェーン式というのもありまして、これは最近の一般的なプレーンシェードのドラム式のような感じで、端にエンドレスの操作チェーンがあり、それを少しひっぱるとゆっくりと降ります。


(小嶋のひとりごと・メーカーにお願い)プリーツスクリーンに関してはタチカワ、ニチベイ、トーソーとも操作方法の名称が統一されており、ユーザーに説明しやすいです。他の商品に関しても、各社で好き勝手に名前をつけないで同じようにするやり方は名称を統一してください。


実測後の発注のやり方ですが、メーカーのマニュアルによると、各社とも実測の内寸より1センチ程マイナスしなさいと書かれています。

私の考え方はプリーツスクリーンで枠内付けをする場合で腰窓の時は内寸と同寸、もしくは発注単位が1センチのため5ミリ程度マイナスするだけです。


腰窓の時は窓枠下端が目線に近いので1センチ開くと結構隙間があるように感じられます。ブラインドの場合は羽根を平行にすることもあり、隙間がありますので、下が1センチ開いていてもそんなに気にはならないのですが、プリーツの場合は気になります。そこからの隙間風もあり、安定感がなく揺れます。

今回の現場は内寸は1105ミリで発注サイズは1100ミリでした。
理論上は5ミリ隙間があくはずなんですが、枠に付いていました。プリーツスクリーンのコード式の丈決めは下の左側の写真のようなコードジョイント(どんぐり)がコード口にあたることによって決まります。手作業で調整できる簡単な仕組みになっています。


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コードジョイント(どんぐり)の部分をほどいて結びなおして2ミリ短くして降ろした状態で隙間ができるように現場で調整しました(写真上の右側)。このようなケースではメーカーの発注マニュアルのように1センチ程隙間をつくることはいいとは思っていません。


掃き出し窓(床まである窓)は少し隙間ができても気にならないと思います。
ブラインドの場合はケースバイケースでお客様の考え方もそれぞれです。希望がある場合は事前に業者に伝えてください。


CIMG1149プリーツスクリーンコード式の場合は使っているうちに伸びたりもしますので、椅子の足に貼るフェルトをホームセンターで買ってボトムバーの裏側に貼っていただくようにしました。


 


 


 


 


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 織物研究会  私はチーム・マイナス6%です


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