昨日はふさかけ金具の取り付ける高さについて書きました。
今日は窓枠(木枠)につければいいのかそれとも少し横にだして壁紙(クロス)につければいいのかということに関して書きます。
これに関してもこれが正しいというつけ方はありません。
私どもは戸建て住宅に関しては、クロス(壁紙)にふさかけ金具を取り付けますが、マンションの場合はその都度お客様に確認しています。私どもの考え方としては、ふさかけ金具はレールの端よりほんのわずか内側に取り付ける方がきれいと思っています。この場合はクロス(壁紙)につけることになります。
しかし、以前、お客様に確認をしないでこちらの判断できれいと思われるところにつけたところ、新築の壁に穴をあけたということでクレームがつき、クロスを貼りかえさせられたことがあるのです。
クロスにつけた方が、もし引っ越しするときはクロスを貼りかえれば、穴は見えなくなりきれいになります。窓枠(木枠)につけたら、ふさかけをはずすとビス穴が残るのです。
マンションの場合はクロスに取り付けるのは下地がない関係でけっこうたいへんなんです。素人の方では簡単にはできないと思います。また、接着タイプのものは枠にしか取り付けられないので枠につけてあるケースがよく見かけられます。(クロスに接着タイプのものを取り付けるとはがれやすい)
マンションのオプション販売会で購入されると、ほとんどの場合、窓枠(木枠)にふさかけがとりつけられてます。これは取り付けるのが楽だからです。
下の写真は、ふさかけ金具をカーテンの端部が垂直になるように取り付けた写真です。
この下の写真は窓枠(木枠)に房かけ金具(タッセル金具)をつけてます。
このようにつけるとレースも内側に引っ張られるような感じになります。
マンションの場合、ふさかけ金具は、お客様は窓枠(木枠)につけるものだと思われている方がおおいのですが、メリットデメリットを説明してお客様の判断にまかせています。
今日のブログは役にたちましたか。 はいクリック
ほんとうに役にたった時だけクリックしてください。
ブログのトップへ
コメント