昨日のブログで仕入れ先・メーカーの年始の挨拶回りのことを書いたら、今日は午前中に5社ほど年始挨拶に来られました。残念ながら私は朝から不在でしたので誰にも会うことができませんでした。ちゃんとブログを読んでくれているんだね。メーカー・仕入れ先や同業者は黙って読んでいてくれているみたいですが、もっと消費者に読んでいただけるような内容にしなければと思っています。
今日は5年前に他社で購入されたカーテンのクリーニング依頼で引き取りにいきました。
お客様に「ドレープ(厚手カーテン)が縮んでいますけどどうしましょうか」というと今までまったく気づいておられない様子で、「5年間1度も洗濯をしていないので、そうしたら最初から短かかったんかな」とおっしゃるのです。
当店の工事ではないのですが、レースの丈はピッタリですのでおそらくドレープ(厚手カーテン)も最初はピッタリでその後縮んだと思われます。6センチ短くなっています。
そう、カーテンって生き物なんで縮んだり伸びたりするんです。この商品は綿が入っていて、麺はのびますが綿は縮みます。レーヨンは伸びたり縮んだりします。洗濯もしないでただ吊っているだけでです。ポリエステルは比較的安定しています。
水洗いをするともっと縮みます。
お客様に「カーテンは吊っているだけで縮むものもあるんです」と言うとびっくりされて、洗濯後丈伸ばしをしてほしいということになりました。
今、インテリア業界ではウインドートリートメント業界活性化プロジェクト(略称WTP)というのがありまして、おえらい方が盛んにカーテン業界はカーテンクリーニングに積極的に取り組んで吊り替え需要を喚起することをすすめておられますが、現実はなかなか難しいのです。
私どもは、カーテンの縫製加工所でカーテン専門のクリーニングをやっていますので、丈直しも同時に簡単にできますが、そうでなくてこれをクリーニング屋に依頼しなければならないとなるとちょっと尻ごみしてしまいます。
カーテンって「縮む」という問題がありまして、クリーニングを請けることによってかえってクレームになるケースもあるんです。
カーテンのクリーニングは、家庭で洗えないようなものはカーテンを購入したお店に依頼しましょう。
カーテンはクリーニングもしてくれる信頼できるお店で購入しましょう。
昨年からカーテンを購入したらずっとクリーニングは無料でしてくれる専門店ができまして、すばらしいことだと思っています。今や1か月に1000枚ぐらいクリーニングをするらしいのですが、しっかり儲けてがんばっていただきたいものです。
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