ツインシェード(ダブルシェード)のクリーニング(洗濯)

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当店ではカーテンのクリーニング(洗濯)も請けておりまして、よく仕事をいただいています。

今、関西ではチェーン展開をしています低価格均一カーテンショップ(いわゆる業界では1万円ショップといわれている店)がカーテンをお買い上げいただいたお客様に対してカーテンクリーニングをずっと何回でも無料ということを打ち出し、テレビでも宣伝していますので大きな反響を呼んでいます。


この件に関しましては、私の見解を後日鋭く述べさせていただきます。


今日は小さなことをこつことしているお話。


カーテンクリーニングは、当初は当店でお買い上げいただいたお客さまにサービスの一環として始めたのですが、ホームページに載せたところ、いろんなところから依頼がくるようになり、この時期で週に3~4件あります。クリーニング屋からもカーテンクリーニングの依頼があります。


私共に依頼があるのは、高級カーテン、大きなカーテン、そして取り外しが面倒なシェード類です。
昨日、取り付けに行ったお客様もツインシェードがありました。

ツインシェード1ツインシェードはプレーンシェード2枚を1台のメカで操作できるようになっているもので、1台ずつ取り付けるより少し安くなります。名称はトーソーがツインシェードといっており、それとOEMを組んでいるファブリックのメーカーもツインシェードといっていますので、最近はツインシェードの方が一般的ですが、最初にだしたのはニチベイで、ニチベイはダブルシェードといっています。ちなみにタチカワはダブルタイプといいます。


私共の店ではあまりツインシェード(ダブルシェード)はすすめていません。それは洗濯をできるだけご自身でされることをすすめているのですが、取り外しがたいへん面倒だからです。


今回のお客様は、3年前にマンションのオプション販売会で購入されたもので、川島織物の商品でした。クリーニングのついでに、シェードを開閉したときに止まらないのでそこも修理してほしいという依頼もありまして、いつもは現場で生地(幕体)の取付をするのですが、今回は本体ごと持ち帰りました。


川島織物(今の川島織物セルコン)のプレーンシェード、ツインシェードのメカはトーソーのものを使っておりますが、自らはそれを公表していませんので敢えて川島織物といいます。その商品で、1年半以上前のものはストッパーに不具合が生じまして全国的に大クレームとなっており、メーカーに申し入れすれば無償で交換してくれているのです。


当店では、シェードのメカはヨコタを使っているため、まったくクレームはありませんが、川島織物セルコンが住宅メーカーに販売している物件ではしょっちゅう起こっています。川島織物セルコンは自らのブランドとして販売しているにもかかわらず、被害者意識があるようで自ら動こうとせず、仕入先のトーソー産業資材(略称:産資)に さん、し、GO とファックスし、トーソーが全部動いています。


また、当店で販売していないお客様からも購入したところが倒産したからと言って依頼があるのですが、川島織物セルコンの動きが悪くて当店でも部材の在庫をしています。


今回のケースはクリーニングを請けておりますので、私が在庫部材で無償で交換しました。クリーニングは加工所でしましたが、ツインシェード(ダブルシェード)の生地(幕体)の取り付けは私がしました。これは初めての経験だったのですが、実際してみるとけっこう邪魔くさいものです。


ツインシェード4ツインシェード3


こんなのを購入された消費者の方が、洗濯のために取付取り外しをされているのだろうかと思いました。
また、コード式のプレーンシェードやダブルシェードで、途中で止まらないという問題を抱えておられる方は購入されたお店に申し入れされた方がいいと思います。わからなければ商品についている洗濯絵表示ラベルやブランドラベルをみて、連絡されるといいと思います。


 


 


 


ツインシェード2


【キーワード】 シェード 止まらない(とまらない) 故障 修理 ストップ ストッパー 開閉


 


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 織物研究会  私はチーム・マイナス6%です


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